カフェ・チャイハナ（光が丘）

ばなな公園って知ってますか？
…とツイッターで情報を頂きました。
さっそくネットで検索してみると、どうやら練馬区にあるらしい。
光が丘の近く。
そこで空いた時間を使って、さくっと自転車で探しに行ってみました。

なぜ、練馬にバナナ？
練馬は大根じゃないのか？
練馬とバナナの結びつきを、妄想してみる。

練馬は23区で最も気温が高い地域と言われています。
この夏も「東京の最高気温は、練馬の35度」なんてニュースが
天気予報でしょっちゅう流れました。

そもそも都会の熱を持った風は、
昼間海からの風で内陸に運ばれるので、
練馬には渋谷だの新宿だののビル熱が運ばれてきて、
高温になるという説があります。

23区でも亜熱帯な練馬、だから「ばなな公園」？

ところで、あの練馬の気温を測っているアメダスは、
江古田の武蔵中学の敷地にあります。
まわりに武蔵大の高いビルが出来てしまった為に、
風まわりが悪くなって、高温になりやすく、
正確な気温ではないという事で、
アメダスは石神井公園に移転する事になっています。

だったら練馬でもトップレベルに暑い江古田に
「ばなな公園」を作った方が、シャレがきいてていいような気がするのだけど。

本当の所のバナナ公園が出来た由来はわかりません。
バナナの滑り台や、遊具があるだけです。

もう少し、椰子の木とか、シュロとか、熱帯っぽい植物を植えればいいのに。

余談だけど、バナナ業界の人は、一房の事を1ハンドと呼ぶそうです。
一房が手に見えるからだとか。

バナナ公園に立ち寄った後、
ぶらぶらと住宅街を走っていると、
一軒家を改装したらしきカフェを発見。

カフェ・チャイハナというお店。
見た目は完全に個人宅なんだけど、
玄関の前にはランチの看板が出ています。

面白そうだ。入ってみよう。

一軒家を改装したカフェはよくあるけど、
こちらは、完全に個人宅のまんま。
一見さんが入ってくることは珍しいらしく、
ご主人は「よく来てくれました」と何度も言ってくれます。

ドライカレーのセット、1000円を注文しました。

最初に、運ばれてきたのはサラダ。
ドレッシングも見るからに手作り。

「どうです？シャキシャキしてませんか？」

この野菜は今話題の50度洗いをしたものらしい。
確かにシャキシャキ感が違います。

食事をしながら、世間話。
実はバナナ公園を探して自転車でこの辺に迷い込んだ事、
自転車での散策が好きな事を言ったら、
「だったら…」
と、こんな本を出してきてくれました。

光が丘に米軍のグランドハイツがあった頃の歴史が書かれた本。
昔の光が丘は、福生のような町並みだったらしいです。
川越街道にも米軍向けのお店が並んでいたり。

今やその面影もないけれど、
何かその痕跡が残っていないか、今度探してみようかな。

最近、なんかの跡地めぐりづいているなあ。

■カフェ・チャイハナ
■東京都練馬区田柄5-14-19
■営業：11:00〜18:00
■定休日：火曜
■場所はこのへん
■お店のサイト

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