口水食堂(練馬)

今、中華というと街の庶民的な食堂で安くて美味しい「街中華」と、池袋の北口に林立する日本語メニューのないお店「ガチ中華」が話題ですが、なんとなくカフェに近いお洒落な中華屋さんも少しずつ増えているような気がします。

石神井公園のお洒落なお店「CURRY POT」としてオープンしたお店も、中華メニューがどんどん増え「POT」に店名を変更となりました。

そして4月に練馬の大門通りにもお洒落な中華屋さんがオープン。

口水食堂。口水と書いて「ハオスイ」と読みます。店名は中国語の「よだれ鶏」から来ているそうです。

「よだれ鶏」には個人的な思い入れがあって、かつて担当していた番組に簡単料理のコーナーがあり、この簡単メニューを紹介した時から反響があって、一躍人気のコーナーに。

店名の通り、イチオシメニューは「よだれ鶏定食」1100円。

自家製ラー油を使用した辛みだれで食べるのですが、一面の胡麻。ご飯は白米と十穀米から選べます。日替わりの蒸篭、この日は桃饅。ドリンクメニューにリンゴジュースがあったのでチョイス。個人的にリンゴジュースのあるお店はこだわってチョイスしている気がします。そしてリンゴジュースの美味しいお店は、料理も美味しい。

まずリンゴジュースを一口飲んでみて美味しかったので、期待値はグンとUP。一品一品が丁寧に作られているので、ゆったりと頂きながら穏やかな気持ちに。

もう街中華の大盛の量は食べられないので、美味しい物をちょこちょこ食べられるお店は助かります。

■口水食堂
■東京都練馬区練馬1-30-14
■営業:
11:30〜15:00
17:00〜22:00
■定休日:なし
場所はこのへん
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3米3(練馬)

桜って春が来たーーってイメージなので、目からはぽっかぽかな春のイメージが入って来るのですが、体感は花冷えで、思っていた以上に寒くて、そのギャップでなんか感覚が狂いがち。

以前は辛い物を食べて汗をかき、体のスイッチを入れるという感じだったのですが、最近は漢方っぽい食べ物にも興味があり、今回は薬膳粥のある練馬の3米3へ。

メニューには、「史上一番ポカポカになる粥」というフレーズと共に、「薬膳麻油鶏粥」と書いて「マーヨージー」と読むお粥が。

たっぷりの生姜とごま油をベースに漢方の、クコの実、当帰、なつめなども使ったお粥。

お粥の上に載っている赤い実は杏仁豆腐などにも載っている「クコの実」で、免疫を上げる時に食べると良くて、アンチエイジングなどに使われる素材です。

当帰は漢方の世界では冷え性の改善などに使われる、血流を良くするもの。

なつめは、血行不良を改善するもので、これらが体をあためる生姜たっぷりのお粥に入っているので、「史上一番ポカポカになる粥」という事になるのです。

効能だけでなく鶏肉たっぷりでタンパク質も獲れて栄養バランスも良いです。そして一番大事な事、美味しいのです。

■3米3 練馬店
■東京都練馬区練馬1-23-2
■営業
11:00〜15:30(L.O. 15:00)
17:00〜20:00(L.O. 19:30)
■定休日:第1と第3火曜日
■場所はこのへん
お店のサイト
練馬店のInstagram

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