ハティフナット・高円寺のおうち(高円寺)

高円寺

高円寺の阿波踊りを観に行こうと誘われ出かけてきました。
今回は飲む事を想定して電車で出かけたので、
正式にはチャリカフェではないのだけど、その辺は許してちょ。

ハティフナット

阿波踊りは3時からという事で、ちょっと時間があったので、
前回、一人メルヘンカフェプレイをした北口のハティフナットへ。
こちらの店頭でも焼きトウモロコシを売ったりして、祭りの準備。

奥の部屋

今回は女子が一緒なので、強気になって奥の部屋へ。
壁一面に、可愛いメルヘン壁画が描かれています。

この奥の部屋は柱のインターホンで注文するのですが、
女子が満載の中、「プリンのかくれんぼを」と言うのはさらに上級プレイですな。
という話をしていたら、一緒に行った女子が
「私が店員さんだったら、男の人の注文は聞こえないふりをして何度も言わせてやる」
…と。
それは恐ろしい。

壁画

こんな可愛らしいカウンターも。
ここに男一人で座っている姿を想像してください。

ロフト

ちょうどロフトのお客さんが帰った後だったので覗いてみたら、
上は、こんな感じなんですね。

ビール

メルヘンカフェプレイだと言ったのに、頼んだのは皆、酒。
まあ、しょうがない。
祭りだし。

■HATTIFNATT -高円寺のおうち-
■東京都杉並区高円寺北2-18-10
■営業:
12:00~24:00(月〜土)
12:00~21:00(日)
■定休日:不定休
場所はこのへん
お店のサイト

女踊り

誘ってくれた友人が徳島大学卒だったので、大学時代は阿波踊りに熱狂していたそうで、
いろいろと解説を聞きながら、観覧する事にしました。

阿波踊りっていうのは、日本三大盆踊りの一つらしい。
なので本場の徳島では8月の中旬に行われます。
高円寺は、8月の下旬に行われるので、夏の終わりを告げる風物詩となっています。

踊りのチームの事は「連」と言います。
「きまぐ連」というのがアーティストの「キマグレン」とかぶっていたのですが、
歴史がアナウンスされると、それぞれの連に長い歴史があるので、こっちが先でしょう。

アナウンスでは、
「さあピンクの衣装に身を包んで踊り込んで来たのは、きまぐ連です」
みたいに紹介されるのですが、
入場してくる事は「踊り込む」と言うらしい。

踊りは大きく分けて2つに分かれ、男踊りと女踊りがあるそうです。
こちらは女踊り。
女物の浴衣に網笠を深く被り、草履ではなく下駄を履くのが特徴。

かつては女性だけの踊りだけだったらしいですが、
今では、オネエ系の方々の参加もOKになってきたのだとか。

男踊り

一方、こちらは男踊り。
法被を着て踊る半天踊りと、男物の浴衣をしりからげに着て踊る浴衣踊りがあるそうな。
男踊りの方は、男女どちらがやってもOK。

正当派

あと、最近は鐘や太鼓を早いリズムで叩きまくり、迫力のある
武闘派のようなスタイルが流行りつつあるのだけど、
やはり伝統あるチームの正当派の踊りは、リズムはゆっくりながら、
統一感が美しく、迫力があります。

中には、今風のダンサーっぽい女子チームもいて、カッコ良かった。

南相馬

最後の方に、踊り込んで来たのは、東日本大震災の被災地である南相馬や
中越地震で大きな被害を受けた、新潟県小地谷市などの、合同の連。

杉並区と、小地谷市や南相馬市は、防災協定を結んでいて、
放射能の心配で物資が南相馬に届かなかった時も、
杉並区のバスだけは南相馬に行ったらしい。
小地谷市も、南相馬の避難者を迎え入れてる。

「震災での支援の感謝と元気な姿を見せるためにやってきました。南相馬連です」
というアナウンスが会場に響きわたると同時に、大きな拍手と歓声がわき上がり、
ちょっとウルっとしてしまいました。

うん。祭りっていいなあ。人を元気にさせる。
夏の終わりに、いい思い出が出来ました。

Pocket
LINEで送る

ハティフナット・高円寺のおうち(高円寺)

ハティフナット

こうして、男一人でカフェめぐりをしていると、
女子と行かないとキツイ雰囲気の、ちょいとメルヘンなカフェに当たる事もあります。
一人で焼肉屋も、一人で観覧車も、一人で公園のボートもクリアしたのに、
メルヘンなお店はその中でも一番キツイ。
なんたって、お店の中に男一人という状況になりやすく、
周りからの好奇な目にさらされ、いたたまれない気分に。

ところが、最近は、慣れてきたのか、そんな状況も少し快感になってきました。
あまりM気質のある方ではないのですが、ここはドMな感じ。
自分の中では、メルヘンカフェプレイと名付けています。

今回はそんなプレイが味わえる、高円寺北口にあるカフェ、
「ハティフナット・高円寺のおうち」へ。
スウェーデン語で優柔不断という意味の「hatta」と、
放浪するという意味の「fnatta」を合わせた造語のHattifnattは、
ムーミンに出てくるニョロニョロの現地での名前だそうです。
ウーパールーパーというか、秋田名物の「きりたんぽ」に手が生えた感じのアレ。

こちらは吉祥寺にもお店があるので、高円寺店という感じなのですが、
「高円寺のおうち」と言うところで、男的にまずハードルが一つあがります。

1階はキッチンとレジのみなので、ドアを開けた瞬間にお会計中の、
ゆるふわ系女子の集団が立っていて、まずはドッキリ。
ある程度の覚悟を持ってドアを開けたのですが、
あまりの場違いぶりに、思わず1回ドアを閉めてしまいました。

でも、すぐにその女子達が出てきたので、思い切って再突入する事に。

店内

古民家を改装したお店なので、落ち着いた感じの古民家カフェで、
これだけだったら、まだ抵抗なく、とてもいい感じです。

奥の部屋

ところが、奥の部屋は、壁にペンキで森の仲間達の絵が描いてあり、
ここに一人で突入するのは、かなりの勇気がいるのですが、
「えーい入ってやれ」と覗いてみると、ちょうど満席で、少しホッとしました。

メニュー

メニューの脇においてある木製のスプーンには番号が書いてあるのですが、
帰る際にこれを持って下のレジに降りると、お会計をしてくれるシステム。

呼び鈴

1階にキッチンとレジがあるので、店員さんを呼ぶときには、
中央の柱にぶら下がっている「矢印」を引きます。

1階へ

この紐が1階につながっていて、下で呼び鈴が鳴るシステムに。
2階に上がってきた所を見計らって注文してもいいのですが、
せっかくなので紐を引いて店員さんを呼ぶことに。
これも、メルヘンカフェプレイの一つです。

スイーツ

そして注文したのが、こちらの2つ!
「ほんわかカフェラテ」が550円。
「プリンのかくれんぼ」が530円。

注文の時に「カフェラテとプリン」とか略しちゃダメで、
ちゃんと「ほんわかカフェラテとプリンのかくれんぼ」と、
商品名をフルで言わなければいけないのが、メルヘンカフェプレイ。

生クリームの中に手作りのプリンが隠れているのですが、
甘みが程よく抑えられていて、美味しい!
カフェラテには、男のコの絵が描かれているのですが、
オーダーを通す時に「男の人です」とか伝えてあるのでしょうか?

そういうのを想像しながら、さらに気恥ずかしい気分を味わい、
プレイに没頭するのでした。

■HATTIFNATT -高円寺のおうち-
■東京都杉並区高円寺北2-18-10
■営業:
12:00~24:00(月〜土)
12:00~21:00(日)
■定休日:不定休
場所はこのへん
お店のサイト

Pocket
LINEで送る