とんかつ藤(江古田)


江古田に住んでいて食べた事が無いなんて信じられない…というジャンルに振り分けられるお店だと思います。とんかつ藤。

長期にわたり休業していたのですが、先日復活すると、開店前から長蛇の列。ランチも夜も満席が続き入れずにいたのですが、外から覗いてカウンターが一席だけ空いているのを目視して、入店。久々にこちらのとんかつを頂く事が出来ました。


頂いたのはロースカツ定食。

とんかつに限っては脂身のある方が美味しく感じるタイプです。A5ランクの牛の脂が苦手なのにどうしてでしょう?やはり東北出身者は、牛より豚文化で育っているからでしょうか?

こちらではカウンターに座ってご主人が揚げる姿を見るのも楽しみの一つ。まず銅の鍋がピカピカで気持ちいい。その鍋に入っている油が美しい。秘伝のタレとかで誤魔化すような継ぎ足し系の濁りがありません。

気取った料理屋で「まずは塩で」と言われると、素直に従いつつも内心で「そこまで素材の味生かしてないじゃん」と思う嫌な客なんですが、藤のとんかつはお願いされなくても、まずは塩でをやりたくなる味なのです。

塩で肉の味を確認した後は、濃いソースと辛子というオーソドックスな食べ方で、いわゆる「とんかつ」を堪能。これは肉の旨味が濃いソースに負けていないから出来る事で、お手頃チェーン店の場合はソースの付けすぎには注意です。

最後の一切れはその日の気分でフィニッシュしたいので、何もつけずに待機させておきます。この日は「塩でフィニッシュしたいなあ」でした。やはり旨いなあ、藤は。

再開して喜んでいたのですが、また再び「しばらく休みます」のお知らせが店頭に掲げられ、休業中。

椎名町のとんかつの名店「とんかつ おさむ」もコロナ禍から、予約テイクアウト専門店になってしまい、店内で頂く事は出来なくなってしまったのですが、旨い物っていつ食べられなくなるかわかりません。江古田に住んでるのに、とんかつ藤を食べた事がない人は、アンテナを立てて、次の再開をチェックしてくださいね。

P.S.
これを書いた翌日の夜は営業していました。

■とんかつ藤
■東京都練馬区旭丘1-55-10
■営業:
12:00〜14:00
18:00〜20:30
■定休日:木曜日(現在長期休業中)
場所はこのへん

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ラハメン ヤマン(江古田)


6月から続いた猛暑日がやっと終わりを告げてくれました。まだ30度以上の真夏日は続きますが、一度35度以上を経験していると、真夏日は、ほぼ秋みたいな感覚です。

となると、真夏日のうちに、夏らしい物を堪能しておこうと、夏限定メニューを求めて、ヤマンへ。


ヤマンといえば、夏限定の「鶏の冷たい塩らは」。江古田の夏の味の一つです。


冷やし中華ではなく、冷やしラーメンといえば、山形が有名ですが、桜台の会津喜多方ラーメン 坂内でも食べられます。あちらは醤油味がベースですが、ヤマンは塩味。少しとろみのある塩だれが麺によく絡みます。

かつては「冷やし中華はじめました」が夏の風物詩でしたが、江古田の飲み友達との間では、「ヤマンの冷たい鶏の塩らは食べた?」が季節のご挨拶。江古田から多摩地区に引っ越す知人が、引っ越す前に食べておきたいと言っていたのを聞いて、そういえば、今年はまだ食べて無かったなと駆け込みました。

■ラハメン ヤマン(Yahman)
■東京都練馬区栄町22-1
■営業
11:30~16:00
18:00~21:00
■定休日:
場所はこのへん
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