日高屋(江古田)

気候も良くなって来たので、早く江古田のラーメンを制覇して、本来の自転車の記事に戻りたいのですが、残す所、この日高屋を入れて3店舗。

日高屋ではいつも「野菜たっぷりタンメン(麺少なめ)」を注文するのですが、創業50周年記念で「中華そば+半チャーハン」が50円引きという事で、こちらにする事に。中華そば単品では390円と、ギリギリ400円切りで頑張っています。

元々は埼玉の大宮にあった「来々軒」がこの日高屋の前身。なので、東京ラーメンというより、田舎の食堂の中華そばという感じ。

鶏ガラと野菜ベースなんだろうけど、カツオの香りが少し強いです。なんか海の家のラーメンとか、そんな感じ。それを少し美味しくしたという。

麺と一緒にすすっている時は、スープはいい感じなのですが、食べ終わってからスープだけレンゲですくって飲むと、少ししょっぱいです。

この手のラーメンにしては、チャーシューは上出来なのでは?

こういう庶民的なラーメンには、黒胡椒ではなく庶民的なホワイトペッパーの方が合う気がするのですが、置いてあるのはブラックペッパーでした。

かつて「ガイアの夜明け」か「カンブリア宮殿」で日高屋の特集をした時に、社長が「美味しくし過ぎないようにしている」という事を言っていました。何かが突出すると美味しくてインパクトがあるのですが、飽きも早いと。毎日でも食べられる、普通よりちょっとだけ美味しい味を目指していると語っていました。まさに、そんな感じだと思います。

■日高屋 江古田南口店
■東京都練馬区旭丘1-71-9 江古田アースビル
■営業:
11:00〜1:30
11:00~22:30
■定休日:無休
場所はこのへん
日高屋公式サイト

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むつみ(江古田)

江古田のラーメン制覇で忘れていたお店がありました。新江古田に向かう途中にある「むつみ」

こちらは営業時間が短く、なかなかタイミングが取れずにいました。

自家製麺の手打ち麺が売りのお店です。

注文したのは一番オーソドックスな「ラーメン」750円。

麺は手打ちというだけあって、不揃いな切り口の舌触りが良く、昔はこういう麺が多かったなあとノスタルジックな気持ちに。ストレートより縮れ麺の方が好きなので。

注目したのはスープ。鶏ガラベースなんだろうけど、鶏の甘味がそんなに強くありません。もっと上品な感じで、どちらかというとお吸いもの系のような感じで、ゴクゴク飲めてしまうような味わい。よくある無化調系の醤油ラーメンの感じとは違います。

お会計の時にスープのベースを聞いてみたら「日高こんぶ」だそうです。それに貝柱、鰹節、鶏ガラって、これ和食じゃないですか。どうりでお吸いものっぽいなと思った訳だ。

無化調系のラーメン屋さんでも「昆布水」というのが流行りましたが、こちらは昭和38年創業という事で、60年前からこれをやっていた訳だ。ラーメンの具に昆布があるのは、スープの謎解きのヒントだったのかも。

故郷の岩手は、もう少し煮干しが強いのですがこの路線で、ノスタルジックになったのは、味が故郷を思い出させてくれたからなのでしょう。

■むつみ
■東京都練馬区豊玉上1-3-9
■営業
11:00〜14:00
17:00〜18:30
■定休日:金曜
場所はこのへん

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