ネットニュースのロケットニュースなどを見ていると、やたら松屋の新製品を食べてみたという記事がアップされます。いろんなライターさんが書いているのですが、結果、安くて量が多い的な方向性の記事になりがち。
なので、いつも読み飛ばしているのですが、今回はインスタの方から松屋の「海鮮ごろごろシーフードカレー」の投稿が流れて来て、ちょっと行ってみるかという感じになりました。きっと写真の撮り方が上手だったのだと思います。
こちらが「海鮮ごろごろシーフードカレー」の野菜セット、980円。
松屋で1000円近いお値段ってそこそこですよね。
でも、僕は、前から不思議だったのは、CoCo壱番屋のカレーの値段に文句を言わない人が多い事。そんなに凄いって感じじゃないカレーなのに、だいたい1000円ちかく行く。でも誰も文句を言わない。きっと満足させる何かがあるんでしょうね。だから成立して来ているのだし。
ところで、最近の値上がりの街頭インタビューで、お金を持っていない人の代表として、学生に話を聞くために早稲田にロケに行っている事が多いのですが、だいたいの学生が、なじみの定食やラーメン店の値段が、1000円でお釣りが来るなら許容範囲と答えているのが多かったです。たぶん、深読みするとディレクターは、もっと困る的な答えが欲しかったので、安い学生街的イメージの早稲田に行ったのだと思いますが。慶応の三田とか青学の青山で、そんな話を聞いても、期待する答えは出て来ないと思いますし。
世間が思っているより、ランチのボーダーラインは、500円から1000円になって来ているのでしょうね。学生だってバイトを探せば時給1500円クラスはあるし、固定給の大人より、お小遣いだけだったら稼ぎやすいのかも。
で、松屋の「海鮮ごろごろシーフードカレー」ですが、結果的には満足でした。
わかりやすく具をが見えるようにご飯の上に盛りましたが、この大きさのエビが3個、イカが3個、その他アサリが入っていればゴロゴロを名乗っても良いのではないでしょうか?エビが高いの知ってるし。
それよりも、ルーがこれまでの松屋カレーと違うのが嬉しかったです。基本松屋のカレーが苦手だったからです。ファストフードのカレーなのに、妙にスパイス感を強調する為に、味が尖ってる。これだったら、美味しいスパイスカレーを食べた方が良いという感じで、コレジャナイ感を感じていました。
今回は、ココナッツを感じるマイルド系。ファストフードのカレーはマイルドでいいのですよ。俺調べ。B級でいうと、はなまるうどんの、給食のような平凡なカレーが好き。
味は普通だけど、思っていたらより具が多いし、1000円以下だから許容範囲。これがCoCo壱番屋路線なのかなあ?
最近は、100円ショップより、ちょっといい300円ショップが台頭して来ましたが、グルメの500円から1000円にあがったボーダーラインはどこなんだろうというのが、気になるポイントです。
■松屋
■東京都練馬区栄町34-1
■営業:
4時から翌3時(火〜日)
5時から翌3時(月)
■定休日:無休
■場所はこのへん
■公式サイト