栄屋(江古田)


まずは皆様にお詫びを。昨日、とんかつ藤がまた長いお休みに入ったと書いたけど、今日の夜に通りかかったらやってました。満席でしたが。

以前、そんな、とんかつ藤が休みだという話を飲み友たちと話していた時、「江古田だったら、後はおそめか?」「おそめって、今も食後にピノをくれるのかな?」などと盛り上がっていました。

すると今は江古田を離れて中央線沿線に住んでいる友人夫婦が、「とんかつじゃないけど、カツ丼だったら栄屋でしょ」と力説して来ました。

春にTV番組の特番で、本業以外の一芸がスゴイ人を探す「蕎麦屋のかつ丼TV」というのがあったのですが、まさにそういう事です。お蕎麦屋さんの中には、蕎麦よりも「かつ丼」が売れるというお店があり、番組タイトルになるぐらいのポイントです。


そこまで力説されると無性に食べたくなって、行って来ました。

こちらは、ご飯少なめでお願いした物なので、実際の物はもっとカツが山になっているはずです。

自分の後に入ってきたおじさんは「親子丼ご飯少なめで」と注文していました。親子も人気という事は、こちらは蕎麦の出汁を使ったサイドメニュー系が人気なんでしょうね。

頂いてみると、甘しょっぱい系のほっとする味。とんかつチェーンのカツ丼は、卵でとじても衣がサクサクというよりバリバリ系の所が多いのですが、こちらはいい具合にしっとりしています。旨い!

見せて貰ったよ「蕎麦屋のかつ丼」の実力とやらを!

■栄屋
■東京都練馬区栄町30-1
■営業:
11:00~15:00
17:00~19:30
■定休日:土曜日
場所はこのへん

Pocket
LINEで送る

とんかつ藤(江古田)


江古田に住んでいて食べた事が無いなんて信じられない…というジャンルに振り分けられるお店だと思います。とんかつ藤。

長期にわたり休業していたのですが、先日復活すると、開店前から長蛇の列。ランチも夜も満席が続き入れずにいたのですが、外から覗いてカウンターが一席だけ空いているのを目視して、入店。久々にこちらのとんかつを頂く事が出来ました。


頂いたのはロースカツ定食。

とんかつに限っては脂身のある方が美味しく感じるタイプです。A5ランクの牛の脂が苦手なのにどうしてでしょう?やはり東北出身者は、牛より豚文化で育っているからでしょうか?

こちらではカウンターに座ってご主人が揚げる姿を見るのも楽しみの一つ。まず銅の鍋がピカピカで気持ちいい。その鍋に入っている油が美しい。秘伝のタレとかで誤魔化すような継ぎ足し系の濁りがありません。

気取った料理屋で「まずは塩で」と言われると、素直に従いつつも内心で「そこまで素材の味生かしてないじゃん」と思う嫌な客なんですが、藤のとんかつはお願いされなくても、まずは塩でをやりたくなる味なのです。

塩で肉の味を確認した後は、濃いソースと辛子というオーソドックスな食べ方で、いわゆる「とんかつ」を堪能。これは肉の旨味が濃いソースに負けていないから出来る事で、お手頃チェーン店の場合はソースの付けすぎには注意です。

最後の一切れはその日の気分でフィニッシュしたいので、何もつけずに待機させておきます。この日は「塩でフィニッシュしたいなあ」でした。やはり旨いなあ、藤は。

再開して喜んでいたのですが、また再び「しばらく休みます」のお知らせが店頭に掲げられ、休業中。

椎名町のとんかつの名店「とんかつ おさむ」もコロナ禍から、予約テイクアウト専門店になってしまい、店内で頂く事は出来なくなってしまったのですが、旨い物っていつ食べられなくなるかわかりません。江古田に住んでるのに、とんかつ藤を食べた事がない人は、アンテナを立てて、次の再開をチェックしてくださいね。

P.S.
これを書いた翌日の夜は営業していました。

■とんかつ藤
■東京都練馬区旭丘1-55-10
■営業:
12:00〜14:00
18:00〜20:30
■定休日:木曜日(現在長期休業中)
場所はこのへん

Pocket
LINEで送る