この時期、毎年、銚子センチュリーライドに参加していたのですが、今年はパス!
そこで、一人ロングライドに出かけて来る事にしました。ジロデイタリアも山岳コースが続いていたので、久々に山の方に行ってみようと思いました。飯能の奥、名栗を目指そうと思ったのですが、実は、行く前からちょっと気が重い。
というのも、青梅、新青梅、所沢街道など、西へ向かう道は、車道と歩道の間のスペースがほとんどなく、鉄道の便が悪い地域なので、週末はファミリーカーでいっぱい。とっても、走りにくいのです。
で、地図でルートを探しているうちにコレは!という道を見つけました!田無から所沢街道に入るのですが、途中から1本南側に、よさそうな裏道を見つけたのです。
イオンモール東久留米に入る南町四丁目の交差点を逆に一本南側に出てると、所沢方面に向かう、広い直線の道路があるのです。これは自転車乗りにオススメの道では?…と検証しに行ってきました。
ビンゴ!これは新所沢街道という道路計画線で、将来的には田無、所沢とつながる予定ですが、現在は道の前後が切れているので、交通量も少ない。しかも車幅も広いので、車へのストレス無しで快適に走れます!ちょっと遠回りになるけど、オススメです!
で、所沢街道に戻った途端に、この有様。
実は以前、同様に五日市街道の車幅の無さと渋滞に困っていたのですが、ある日、抜け道をみつけました!砂川十番から入る、五日市街道の一本南側の「すずかけ通り」。こちらも前後が切れているので、交通量も少なく車幅も広い。奥多摩方面に向かう時にオススメの道です。
こうして自分なりの快適道を探すと、走る距離が伸びて行きます。
所沢に入ったら、ノジマ所沢本店の交差点から、県道、179号所沢青梅線で狭山湖の北側を走り、八高線に当たる手前で右折、茶畑の中を抜けて北上。
金子の駅付近から八高線と併走しながら、さらに北上。このルートは、ツイッターで教えて頂いたルート。ありがとうございました。
飯能に入ると、街並みが穏やかになって来ました。
この日は、最高気温31度という真夏日。熱中症注意の予報も出ていたので、とにかく給水。ここに来るまでにボトル3本以上は飲んでます。さらに塩飴で塩分も補給。ミニようかんでエネルギーも補給。とにかく休憩を小まめに入れて、早さよりもバテない事を重要視しました。
入間川の上流、名栗川の渓谷沿いを走ります。遠くまで来て前より疲れているハズなのに、景色がこんな風になってくると、なぜか元気が出てきます。気分もリフレッシュ!
そして目的地、名栗のターニップ!え?最後登るのかよ!
自転車乗りに人気のお店で、バイクラック完備。しかも2列。
空気入れも完備されています。
ランチは2時半ラストオーダーだったのですが、5分前、ギリギリセーフでオーダー。
名物である「焼カレー」800円を。暑い時に熱々の物を食べる!オツではないですか。Instagramを見た友人達は、「このクソ暑いのに、焼きカレー食べてるよ」と、笑っていたらしいですが。
お店の方に聞いたら、今日も早い時間は自転車乗りでいっぱいだったそうです。そりゃそうだ、気温上がる前の早朝スタートだよな普通。自分は寝坊して、ちょっとスタートが遅れたので、この時間。
お店の人がサイクリストぶ「今日は暑かったでしょ」というと、「暑いけど梅雨に入る前に走っておきたい」と言ってたそうです。
自転車乗りは、考える事、同じか。
■ターニップ
■埼玉県飯能市大字上名栗243-1
■営業:
11:00~15:00
17:00~20:00
■定休日:水木
■場所はこのへん
さあ、パワー充電したら、最後の挑戦が待っています。激坂と噂の坂を登って、名栗湖へ。その麓の、日帰り温泉さわらびの湯では、なんかフェスをやってました。
さあ、いよいよ激坂区間へ。ガーミンの斜度計では、10オーバー。場所によっては15度を示しています。ジロデイタリアの山岳コースのイメージは、早くも打ち砕かれ、7㎞前後の、ノロノロ走行。頭の中はヒルクライマーのキンタナイメージだったのですが、情けなさが充満してきます。
なんとか足はつかずに登り切ったけど、バテバテ。芝生に座り込んで、放熱。
ご褒美のこの景色ですわ。奥の山々のグラデーションが、水墨画のようで、綺麗ですね。
弱虫ペダルでの人気キャラ、クライマーの東堂がリドレー乗ってるから、僕がリドレーに乗ってるのを知ると「山登るんですか?」と聞く人いるけど、登るけど、この有様ですよ。
まずは、もっと体重落とさないとダメですね。