榎本牧場からの帰り道、川越線の踏切を越えると土手の上のサイクリングロードは閉鎖されていました。工事案内図には「天端サイクリングロードは利用出来ないので迂回してください」との表記が。荒川サイクリングロードじゃなく、この区間「天端サイクリングロード」って言うの?って思ったのですが、調べてみると「天端」とは土手の一番高い部分の名称だそうです。ちなみに「天端」と書いて「てんば」と読みます。
さあ、あなたも使ってみましょう。友人に「この前、土手の上を散歩してたんだけど」言われたら「ああ!てんばね」
「天端」から右側の西遊馬公園の方に降りていって、突き当たりの所から、土手下の迂回路を進みます。
ちょうど、桃月園があるあたりです。いまやサイクルオアシスとなった桃月園、この迂回路でより近くなった為か、この日はものすごい多くのサイクリストが訪れていました。
かき氷の「ライアンマルニ」の1階には、「桃月明水堂」があり、釜茶の他、朝がゆとかフォーとかも出しているみたいです。そういえば、こちらの2店は未訪問だなあ。
さて、VIAのサイクルラックがものすごい事になっています。僕が最初にここを訪れたのは、2015年の5月だったのですが、その時、ここはまだ知る人ぞ知るお店で、行ってもサイクリストは、2〜3人というような感じでした。それが今や、ロードバイクが5台止められるサイクルラックが、5セットあるのに満車。25台以上のロードバイクが一堂に会しています。
さらにテラスの上には、折りたたみのブロンプトン置き場も。
このブログを始めた2010年、8年前って、女性サイクリストがほとんどいなくて、オジサンサイクリストばかり。だからどのサイクリストのブログ見ても、ライドの途中で、蕎麦がうどんという時代。違うのは牧場ジェラートと、越生のシロクマパンぐらいでした。これじゃ女性ウケしないい!…と自転車でカフェめぐりを提唱して「チャリカフェ」という言葉も作り、ブログで紹介して行った訳です。
ヒントになったのは、ラジオで新城幸也さんをゲストに迎えた時に、「オフシーズンのトレーニングは、タイとかインドネシアでやるんだけど、美味しいコーヒーとか探して、ロングライドしますね。コピ・ルアクというコーヒーは、ジャコウネコがコーヒーの果実を餌として食べ、体内で果肉部分は消化されるんですけど、種の部分が消化されず糞として排泄されるんです。それを糞の中から取り出して集めて洗ったのがコピ・ルアク。これが糞の中から取りだしたのに、世界一高い値段がつけられているんですよ。これが美味しいんです」という話をしてくれました。
そのときに「これだ!」って思ったんですよ。自転車でコーヒーを飲みに行くをコンセプトに「チャリカフェ」というブログを始めました。当時はまだクロスもロードもミニベロも持っていなくて、ママチャリだけだったので、ご近所めぐりから始め、すぐにGIOSのクロスを買って、まずは23区喫茶店めぐり。そして奥多摩、檜原村まで制覇して、次は埼玉へと距離を伸ばして行ったんですね。
自画自賛すると、今のチャリカフェ文化に、かなり貢献してると思うんだけどなあ。
この日は、店内もテラスもサイクリストでいっぱい!注文をすると名前を聞かれ、出来ると名前で呼んでくれるシステムでした。
頂いたのは富有柿とゆずのケーキとカフェオレ。この日、約半年ぶりぐらいのロードバイクでのサイクリングでしたが、ベニーノ ヴィッラでピザ、榎本牧場でジェラートとココア、VIAでケーキとカフェオレ飲んで食べ過ぎかなと思ったのですが、翌日、1㎏痩せていました。ジムでランニングしても500gぐらいしか痩せないのに、やはりロングライドは、長時間のエアロビクスで、脂肪燃焼にいいんですね。
今年は、珍しく冬も走ろうかな。
※このお店は閉店しました
■VIA(ヴァイア)
■さいたま市西区西遊馬3131
■営業:10:00〜17:30(土日)
冬季は15:30閉店?
■定休日:月〜金
■場所はこのへん
■お店のfacebookページ