桃園文庫(中野)

中野ブロードウェイ

ドイツには

『トラック1台分の薬を飲むよりも、1台の自転車に乗ることが健康への近道』

という格言がある。
…と、自転車乗りでも有名な浅草キッドの玉袋筋太郎さんが、
言っていたのを耳にしました。

その玉ちゃん語録には
「自転車があれば街全体がジムになる」
「自転車はビールを美味しくする夢のマシン」
「自転車は乗る皇潤」
「自転車のエンジンは自分」
などもあり、やはり芸人だけあって上手いこと言うなと感心します。

誰が言っていたのか忘れたけれど
「ガソリンを燃やさず、脂肪を燃やして走れ」
というのもありました。

確かに、自転車に乗ると健康的になります。
ジムで体組織をスキャンしてもらうと、
徐々にではありますが、いろんな数値が健康的な方向へ近づいている事がわかります。

この日、中野ブロードウェイにやってきのは、
萌えフィギアを探しに来たわけでも、メイドマッサージをしてもらいに来たわけではなく、
その健康的数値を見たくて、血液検査にやってきたのでした。

ケアプロ中野店

中野ブロードウェイの1階にあるのが、「ケアプロ中野店」。
ここは予約も保険も関係なしで、ワンコインで血液検査をしてくれるお店です。

「血糖値」「総コレステロール」「中性脂肪」「身長・体重・BMI(肥満度)・血圧・骨密度」が
各項目それぞれワンコインの500円で調べる事が出来ます。
これらを全てセットにしても、1500円。

どうせなので、全てセットにして、調べてもらいました。

スタンプみたいなのを指に当ててボタンを押すと、針が飛び出し、少し血がにじみます。
チクっとするだけで、痛くはありません。
スタッフの方が、その血液を採取し、色々と調べてくれます。

結果…。
血糖値、総コレステロール、骨密度は標準。
中性脂肪が少し高めでした。
異常なほど高いわけではないので、このまま運動して下げて行けば大丈夫のこと。

よーし!こうなったら全てを正常値にしてやるぞー!

■ケアプロ中野店
■東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ1階
■営業:12:00~19:00
■定休日:水曜
場所はこのへん
お店のサイト

桃園文庫

※このお店はカフェとしての営業を終了し、居酒屋に業態変更となっています。

中野まで来たので、ちょっと気になっていたカフェに行ってみることにしました。
南口の路地裏にひっそりとある、蔦の絡まる一軒家カフェ「桃園文庫」。

看板

桃園という名前だけあって、赤やピンクが色んな所でポイントとなっています。

ランチメニュー

メニューは、3種類。
セットは、全て1000円。
ドリンクもつきますが、ホットコーヒーにすると、おかわりOKになるみたいです。

カレードリア

選んだのは、もちろん「カレードリア」のセット。
最近、焼カレーというメニューも静かなブームですが、
こちらのメニューも、カレーの香ばしい香りが食欲をそそります。

でも、お店にゆったりとした時間が流れているせいでしょうか、
ガッつくというより、食事は自然とのんびりと。
これがあわただしいお店だと、どうしても早食いになってしまいます。
のんびりとしたお店というのは、健康的なのかもしれません。

店内

いろいろカフェを巡っていると、いろんなタイプのお店があるのですが、
ここは、放っておいてくれる系のお店。

と書くと誤解が生まれるかもしれないけれど、
過剰なフレンドリーさがないという意味あいです。
チェーンカフェのマニュアル化された偽フレンドリーさが横行しているせいか、
こういう程よい距離感のお店に慣れてない人が多いと思う。
かまってちゃんが多すぎる。

放っておいてくれる系と言っても、声をかければ、すぐにやってくるし、
写真を撮ってもいいかと聞いてみれば、笑顔でOKしてくれる。
もちろん、話しかければ、いろいろ会話もしてくれる。
で、また一人で考え事をしたくなれば、放っておいてくれるのです。

最近ではタバコを吸えるお店も減ってきましたが、
少し間が開くと、携帯をいじったりと、間を持てあましている人が多い。
自分の時間にひたって、ボーっとする事が出来ないみたい。
せっかくのゆるい時間なのに、もったいない。

感じ方は、人それぞれだろうけど、自分にとっては居心地のいいカフェでした。
のんびり、まったりしたい時に、また行きたいです。

■桃園文庫
■東京都中野区中野2-19-7
■営業:11:30~20:00
■定休日:水曜日
場所はこのへん

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サコッシュ(下北沢)

下北沢一番街

自転車を強く勧められた時、その面白さの一つとして言われたのが、
「駅という概念がなくなる」という事でした。

通常のお出かけでは、駅からその周辺を散策する事が多いのですが、
実際に自転車を始めて見ると、わざわざ駅に行く必要がなくなり、
街に対する動線が変わり、アプローチの仕方も変わります。

例えば下北沢の場合、練馬からは、中野通りから井の頭通りへ曲がり、
そこから少し路地を入れば、下北沢一番街の一番端っこにたどり着きます。
駅からだと一番遠い場所が、自転車だと逆に入り口になったりするのです。
「駅からちょっと遠い」が「自転車だと近い」になる事も。

駅という概念がなくなるというのは、それだけではありません。
駅の周辺は当然家賃が高いのでチェーン店が集中してしまいますが、
外れの方は少しお安くなるので、こだわりの個人店がお店を出していたりします。
そういう駅近くより、周辺のドーナツ状にちらばる、
魅力のあるお店の方に、足をのばす頻度が高くなります。
それも自転車のいい所です。

サコッシュ

※このお店は閉店しました。

その端っこ寄りにあるのが、こちらの「サコッシュ」。
沢山の自転車が並んでいますが、自転車屋さんじゃありません。
こちらは、自転車好きが集まるカフェ。
最近、都内にはこういう自転車好きを対象にしたカフェが増えているのですが、
このブログではそういうお店を「自転車カフェ」と呼ぶことにします。

サコッシュというのは、ロードレース時に補給で使う「補給袋」の事。
たぶん、自転車好きに、御飯やドリンクを補給するという意味合いで、
お店の名前をつけたのではないかと思うのですが、どうでしょう。

スタンド

ロードレーサーやクロスバイク、今流行りのシングルスピードなどは、
スタンドが付いていないので、お店の前に置くときに困るのですが、
こちらでは、このようにスタンドが用意されているので、助かります。

最近、バーにサドルをひっかけるタイプのスタンドを置いているお店もありますが、
こういうのでいいので、置いてあるお店が増えてくれると嬉しいです。

こうして並んでいるのを見て、子供達が
「スゲー!自転車」といいながら通り過ぎていきました。
なんか、ちょっと嬉しい。

そして店内へ。
自転車乗りが集まるお店らしく、店内ではロードレースの映像が放映されいたり、
メッセンジャーバッグが売られていたり、自転車の雑誌が並べられていたりしますが、
もちろん、普通の人も大歓迎のオシャレなカフェです。

サコッシュカレー

こちらで頂いたのは、サコッシュカレー、ショートデザート付きで1000円。
アイスコーヒーは単品で400円なのですが、食事を頼むと200円引きになるっぽいです。
というのもお会計が1400円かと思っていたら、1200円だったので。

豚肉、ナス、ピーマン、キノコなどが入っていて具だくさん。
炒めた具のいい香りが漂い、食欲をそそります。
サコッシュで美味しいエネルギーをチャージ。

デザート

食後には、バニラアイスにマーマレードのかかったショートデザートが。
これもいける。

後ろのテーブルでは、自転車でツーリング帰りの人達が、
反省会を兼ねてか、今回の遠征の話をしていました。
楽しそう。

自転車乗りとしては、近所にこういうカフェがあったら楽しいだろうなあ。
周りにも自転車乗りが増えてきたので、今度は皆で来てみたいです。

※このお店は閉店しました。

■サコッシュ
■東京都世田谷区北沢2-39-15
■営業:10:00〜21:00
■定休日:水曜
場所はこのへん

お店のサイト

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