珈琲専門店 エース(神田)

新橋は良く行くのに、同じサラリーマンの街、神田はあまり縁の無かった街です。というより、周辺の神保町、秋葉原、日本橋に直接行ってしまい、中心部の神田に直接用事があって足を運ぶ事がありませんでした。

今回は、こちら目的でやって来ました。老舗喫茶の名店、エースです。純喫茶本、パンの企画の一つのサンドイッチ特集で、必ずと言っていいほど掲載されているお店にもかかわらず、抜け落ちていました。

谷中、カヤバ珈琲の「たまごサンド」だったり、鶯谷、デンの食パンをくり抜いてグラタンをつめた「グラパン」だったり、かなり初期に攻めているのに、このエースがぽっかりと抜け落ちていた訳です。

こちらの名物メニューは左上!「のりトースト」170円です。

トーストとバターまでは定番なのですが、そこに海苔を挟んだ不思議な逸品。のり弁をヒントに、ご飯をパンに変えて作ったというのですが、不思議な甘塩っぱさがあります。昭和だとこの味なんでしょうけど、令和になるとオッサンの自分にも少ししょっぱめ。だけど、嫌な感じはしません。

ただし、昭和な喫茶店らしく全面喫煙可。お隣の席はまだ加熱式たばこだったので、なんとか大丈夫だったのですが、一つ飛ばした席では、雑誌の編集者らしい女性が、ヘビースモーカー。

昭和な喫茶店は好きですが、嫌煙家なので、来年の4月の都内の飲食店全面禁煙化を待ち遠しく、今は我慢の時期を送っております。

■珈琲専門店 エース
■東京都千代田区内神田3-10-6
■営業
7:00~18:00(月〜金)
7:00~14:00(土)
■定休日:日曜・祝日
場所はこのへん

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マヒグローバルダイニング(江古田)

江古田で面白いカレーを見つけたので、紹介したいと思います。お店は千川通りのマヒグローバルダイニング。遠い昔はラーメンの狸小路、その後、何件かのインド料理を経て、インドバングラデシュ料理になったお店です。

インドの五つ星レストランで働いたとありますが、こちらで是非試して頂きたいのは、普通のカレーではなく、バングラデシュ料理の方。この看板の写真にも載っているのですが、ニハーリカレーというものです。

江古田にあるインドネパールのカレーは、どこも似たり寄ったりで平板な味。唯一、日芸の前の通りを豊島高校を越えて行った所にある「ナン」というお店に、黒胡椒を効かせたカレーがあるのですが、今流行りのスパイスカレーと比べると、まだまだ大人しい味です。

ところが、このニハーリカレーが、江古田ではここ唯一の味なのですよ。

こちらで頂けるのが、バングラデシュでポピュラーな味、ニハーリカレー1100円+消費税。

カレーというより、骨付きの羊肉のスパイス煮で、少しとろみのついたスープカレーのような感じ。ご飯かナンかが選べるのですが、今回はご飯を選んで、スプーンでご飯をスープに浸しながら、スープカレー風に頂く事にしました。ご飯はデフォルトで大盛で来るので、自信の無い人は最初から少なめ申告しておいた方がいいと思います。後で、「ナンのお変わりいかがですか?」と言われるし。

スープの表面にはパクチーが散りばめられています。なので、インドというより東南アジア系の味と香りから入るのですが、このスープが意外と辛い。激辛というような痺れる辛さではないのですが、じんわりじんわりやってきて、気がつけば顔中に汗をかいていました。

この時期、寒暖差が激しくて、風邪をひきやすいのですが、じんわり効果で、体を温めて血流を良くしてくれている気がします。多少、クセがあるので、万人受けではないかもしれませんが、すでにいい意味でクセになっています。

インドネパールカレーはどこにでもあるので、こちらに来たら、ぜひニハーリカレーを食べてみる事をオススメします。チキンと豆のハリームカレーも食べてみたいなあ。次はそれにしよう。

江古田もインドネパールカレーは飽和状態なので、こっちのバングラデシュを打ち出した方が、人気出ると思うけどなあ。

ホールの男性は、にこやかで親切なんですが、たまーに日本語がわからない時があるので、ゆったりとした気持ちでお出かけください。

■マヒ グローバル ダイニング (Mahi Global Dining)
■東京都練馬区旭丘1-57-12
■営業
11:00〜15:00(ランチ)
17:00〜22:30(ディナー)
■定休日:金曜
場所はこのへん
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