フィネル・コーヒー店(和泉多摩川)

多摩川

※このお店は閉店しました。

「何でそんなに自転車にハマったんですか?」と、よく聞かれるのですが、
改めて考えてみても、自分でもよくわかりません。

冷やかし半分で「自分探しの旅ですか?」とも言われたりするのですが、
自分探しなんてした事がありません。

自分探し…した事がある言えば、
死ぬほど酒を飲み、
翌日、財布の中の金額の減りや領収書、携帯の着信や発信の履歴、
なぜか出来ている擦り傷やアザなどから、
失われた昨日の記憶を探す自分探し。
これなら、したことがあります。
というか、しょっちゅうです。
こちらは慣れたもので、もはや推理力は金田一耕助なみです。

携帯が無い!どこにも無い!
もしかして…と記憶探偵の勘で、冷蔵庫を開けたら、
ピンポーン!ありました。
なぜわかったのか、解説しましょう。

テーブルの上に飲みかけの缶チューハイがありました。
それがヒントとなりました。
酔って帰って来た→それでもまだ、もう一杯飲みたい
→冷蔵庫を開ける→缶酎ハイを取り出す
→反射的に、反対の手に持っていた携帯を冷蔵庫にしまった。

これまでに、このパターンで、携帯電話の他に、
テレビのリモコンや、デジカメなどが
冷蔵庫から発見された事があったのです。

話がだいぶそれました…。
なぜ、自転車にハマったのか?こちらが本題でした。
これはきっと、
「ここまでこれたから、次はもう少し行ける」
それの繰り返しで、自然に距離が伸びて行ったのだと思います。

最初は甘いカクテルしか飲めなかったのに、
いつの間にか強い酒が飲めるようになっていた。
たぶん、それと同じです。
例えがまた酒で、なんですが…。

慣れというのは恐ろしいです。
かつて自転車で二子玉川まで初遠征した時は、遠いと思った多摩川も、
今では「天気がいいから、ぷらーっと行ってみるか」というカテゴリーに。
以前は、自転車で行ける訳がないと思い込んでいたハズなのに、
一度行くと、あの距離だったら…と思えるようになるから不思議。

以前と同様に、
高円寺から東京都道428号高円寺砧浄水場線の水道道路に入り、
ほぼ一直線で砧までやってきました。

フィネル

水道道路を真っ直ぐ行くと砧の浄水場へ着くのですが、
そこから多摩川沿いを上流方面に少し向かった所にあるのが、
土手沿いのカフェ、フィネル・コーヒー店。

秋とは言え、この日は小春日和だったので、
テラス席も良さそうだったのですが、
チラリと覗いたら、内装が素敵だったので、中の席へ。

店内

一人用の席一つに対し、一つの窓。
自分専用の窓から外が眺められる。
なんだか船のような水族館のような、
はたまた美術館のような変わった雰囲気。

反対側には大テーブル。

全体的に自然の感じを生かしつつ、シンプルな感じが素敵。
例えるなら、オーガニックコットンのような、清々しさ。

コーヒー

静かな店内。
BGMはかかっているのですが、音量は低め。
だから、ちゃんとカフェの音が聞こえます。

お湯を沸かす音。
豆を挽く音。
シュッシュッ!とあがる蒸気音。
そして音に代わって、
狼煙のようにコーヒーの香りが立ちのぼると出来上がりの合図。

タマゴサンド

タマゴサンドは600円。
フィネルブレンドは、400円。
おかわりは250円。

「パンが美味しいですね」とお店の方に言ってみたら
京王線の国領にある
「ブランジェリー・トレシェル」から取り寄せたものだそうです。
なんでも、京王線三大パン屋さんと言われているのだとか。

家に帰ってきてから、パン屋さんの本を見てみたら、載ってる。
「小さなパン屋さんだけど、ひっきりなしに人が並ぶ」と紹介されています。

奥様が色々試してみたら、一番美味しかったので、
今は、これを使っているとの事でした。

お料理もコーヒーもシンプルで美味しい。

よく田舎に行くと、空気が旨いと言ったりしますが、
ここは、お店の中に流れている空気感が旨い…と言った感じ。
多摩川の自然と、お店のナチュラルな雰囲気が、
絶妙にシンクロしていて、心地よかったです。

心のデトックスというと、なんだか大袈裟ですが、
のんびりした後、どこかスッキリした気分で、お店を後にしました。

※このお店は閉店しました。

■フィネル・コーヒー店
■東京都狛江市駒井町3-6-4
■営業:11:00~日没
■定休日:月火水(祝日は営業)
場所はこのへん
お店のサイト

バーベキュー

多摩川沿いを上流に向かってみると、小田急の鉄橋の下ではバーベキュー大会が。
今、話題の有料バーベキューでしょうか?
ここは違うのかな?

P.S.
二子玉川の川崎側が有料だそうで、狛江は無料だそうです。

貸しボート

すぐ近くでは貸しボートもやっていました。
釣りをしている人も多いので、ハゼ釣りとかにいいのかもしれませんね。

多摩水道橋

多摩川水道橋を渡って、反対側の登戸へ行ってみました。

登戸

実はココ、自転車乗りにとって、抑えておきたいポイントと言われているからです。

茶屋

河原には多摩川サイクリングロードの右岸コース(川崎側)があり、
その休憩ポイントとして、自転車乗りに愛されている茶屋が二軒あるのです。

この日も、沢山の自転車乗りが!

ボロッちい小屋(失礼!)に、何気なく自転車が立てかけられているように見えますが、
この自転車、よく見たら、DE ROSAのKING3 RSでした。

…と言ってもピンと来ないかもしれない人が多いかもしれませんが、
完成車価格、およそ150万円という高級車です。

気軽にチャリとは言えませんね。
それを普通に言えるのが、本当のお金持ちなんでしょうか?

地図

自転車で都内のカフェ制覇の旅。
狛江市制覇!

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プロペラカフェ(飛田給)

調布飛行場

子供の頃、よく飛行場の絵を書いていました。
飛行機の絵ではありません。飛行場の絵です。
近くに空港があった訳でもないのに。

実家のある岩手県宮古市は、人口5万人以上の市町村の中で、
東京からの移動時間が一番かかると言われている町です。
新幹線で盛岡まで2時間半、そこから高速バスで2時間半の、合計5時間もかかるのです。

あまり知られていませんが、北海道の次に広いのは岩手県で、
その大きさは、ほぼ四国ぐらいあります。
しかも宮古市自体も平成の大合併により、どんどん広くなり、
地町村では全国8位の広さを誇るまでになりました。
どのぐらい広いかというと…。
東京23区の広さが621平方㎞なのに対し、宮古市は1259平方㎞。
23区を2倍しても、まだ宮古市の広さには届かないのです。

それなにの近くに空港がありません。
だから、北海道や九州、沖縄よりも、時間がかかってしまうのです。

飛行場があればいいのに…。
そんな事を子供心に思っていたのでしょう。
今で言うゲームのシムシティーみたいな感じで、
自由帳に地図を描いて、勝手に区画整理したり、
自分の町のどこに飛行場を作ろうかと都市計画をたてる、
空想の遊びをしていたのでした。

子供でも羽田みたいな立派な空港が必要ないのはわかっていました。
それほど田舎だというのは自覚していたのです。
想像していたのは、調布飛行場ぐらいの規模でした。
その頃はまだ、この飛行場の事は知りませんでしたが…。

ターミナル

そんな事を思い出しながら、調布飛行場にやってくると…。

あれ?子供の頃、思い描いていた空港とは、ちょっとイメージが違う…。
空港というよりは、区役所の出張所みたいではないですか。
もしくは田舎のバスターミナルとか。

子供心に、大きくなくてもいいとは思ったけど…
小さな空港でいいと思って頂けど…
想像していたのは、こんなプレハブみたいな空港じゃない!

…と、空港もなかったくせに言っては、利用者に失礼ですよね。
すみません。

調布飛行場利用者のみなさん!あなた達は勝ち組です!
…と、少しフォロー。

飛行場

ここからは、伊豆七島の大島、新島、神津島に飛行機が出ています。
飛んでいるのはドルニエ228、乗客定員は19名。
少なっ!

ちょうど、新島行きのマイクロバス…。
いや間違い!飛行機が飛んでいきました。

味の素スタジアム

滑走路の向こうには、FC東京の本拠地、通称味スタこと味の素スタジアムが見えます。
J2落ちの危機に瀕している、現在のチーム状況を表すかのように、
味スタの上には暗雲が立ちこめていました。

…と書くとサポーターに怒られそうなので、
一陣の光が見えます!あれは希望の光に違いありません!
…とも書いておこう。

プロペラカフェ

さて、今回、調布飛行場に来たのには、もう一つの目的がありました。
空港の整備基地内にある、カフェに来てみたかったのです。
その名も「プロペラカフェ」。
窓際から、滑走路が見えるカフェです。

ちょうどこの日、映画だかドラマだかのロケをしていたようで、
外に撮影スタッフがわんさかいて、外観の写真が撮りにくかったのが残念。
紺色のフェラーリが止まっていたなあ。
誰かフェラーリに乗っている役者っているかな?

カレーセット

頂いたのは、チキンカレーセット、950円。
スープ、サラダ、ドリンクつき。

カフェめぐりをしていて気づいたのですが、
こういう写真を撮るときは、アイスコーヒーよりアイスティーの方が、
綺麗に、美味しそうに見えますね。
フードコーディネイターみたいに、配色を考えてみました。
ホントの事言えば、飲みたいのはアイスコーヒーの方だったのですが…。

複葉機

お客さんがいなくなったスキに、窓際まで行って写真を撮ってみました。
紅の豚に出てきそうな、複葉機が止まっています。

「飛べねぇ豚はただの豚だ。」
という、名台詞がありましたが、
「痩せる気のねえデブも、ただの豚だ。」
…と、自分に戒めの言葉を。

■プロペラカフェ
■東京都調布市西町290-3(調布空港内)
■営業:10:00〜19:00
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

掩体壕

調布飛行場の隣には、武蔵野の森公園があるのですが、
戦時中は、ここは陸軍の飛行場だった名残で、
飛行機を隠す為の掩体壕(えんたいごう)があります。
間違える人はいないと思いますが、念の為に説明しておくと、
見える飛行機は再現の為の絵で、書き割りと呼ばれるものです。

大沢一号

こんな感じで、蓋の所に絵が描かれています。

飛燕

ここに納められていたのは、飛燕という戦闘機。

丘

公園の一角には小高い丘がありました。
この光景を見たときに、BEATLESの「Fool On The Hill」が脳内で流れ出しました。

滑走路

愛を込めて、あえて飛行機バカと呼びたい、いい大人達が、
少年のような純粋なまなざしで、飛行機を見つめていたからです。

その瞳に映っていたヘリコプター。

味の素スタジアム

調布飛行場に沿ってぐるりと一周すると、先ほどは小さく見えた味の素スタジアムが
その雄々しい姿を現しました。

おお!見てください!この青空!
J1残留決定だな、コレは!

…よいしょっと。

地図

自転車で都内のカフェ制覇の旅。
調布市制覇!

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