ノージーコーヒー(三宿)

下馬

最近、流行りのリトルカフェ。
自家焙煎でコーヒー豆を売る方が主な所、
立ち飲みスタイルで美味しいエスプレッソを売るスタンド、
スタイルは色々あるけれど、
4〜5人しか入れない、そういう小さなカフェが増えています。

●雑司ヶ谷のエスプレッソ・フェリーチェ・ロースター
●代々木八幡のリトルナップ・コーヒースタンド
●高円寺のコーヒーアンプ
●吉祥寺・井の頭公園内のブルースカイコーヒー

まだ行った事ないけど、下北沢のベアボンドエスプレッソがその草分け的存在。
ガールズトークの場所というよりは、純粋にコーヒーを楽しむ場所
…という感じのお店が、どんどん増えているのです。

中野方面から三宿の交差点を越えた下馬付近にも、
人気のコーヒースタンドがあるというので、自転車で行ってみる事にしました。

中野通りは、東北沢〜三宿の間が分断されているのですが、
この下馬を通るのも同じ「補助26号線」という計画路線で、
中野通の延長上にあたる路線です。

ノージーコーヒー

世田谷公園の道を挟んだ向かいに、花壇のある小さな広場があるのですが、
その奥にあるのが、ノージーコーヒーです。

店内

お店の作りはちょっと変わっていて、
半地下のような場所でコーヒーを注文し、
1階のカウンター4席か、外のベンチで飲むスタイル。
もしくはテイクアウト。

このお店は、シングルオリジンにこだわっている事で有名なお店。

シングルオリジンというのは単一の農園で収穫された豆を
同じ製法で生産処理したもので、他の豆が一切ブレンドされていない物。

最近、このシングルオリジンをうたうお店が増え、
カフェ文化のトレンドとなりつつあるようです。

カフェラテ

フレンチプレスもあったので、ちょっと迷ったのですが、
まずはカフェラテを注文。350円。
この日のカフェラテは、ルワンダのマラバ地区の豆を使ったもの。

愛車のgiosを眺めながらのコーヒー。
なんでだろ、自転車にコーヒーって合うなあ。

ラテとかにするとミルクにコーヒーが負け気味になってしまう所が多い中、
最近、流行りのこういうリトルカフェは、
コーヒーを美味しく飲ませるというのがメインなので、
どのお店も、コーヒーの風味がきっちり出てます。

言葉では簡単に「苦み」と書いちゃいそうになるけど、これは苦みじゃないね。
イヤなな苦みじゃない。
苦みっぽくみせかけておいて、口から鼻を通って香りが膨らむ感じ。
これはコーヒーの風味です。

今度はフレンチプレスも味わいに来よう!

豆も販売していて、コーヒー豆を購入した人は、特典として
フレンチプレス200円、エスプレッソ・ラテ・アメリカーノ100円で飲む事も出来ます。

■NOZY COFFEE(ノージーコーヒー)
■東京都世田谷区下馬2-29-7
■営業:11:00~19:00
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

シニフィアン・シニフィエ

お店の向かいには、人気のパン屋さん「シニフィアン・シニフィエ」があります。

世田谷公園

そして道を挟んだお店の反対側には、世田谷公園が。
天気のいい日に、パンとコーヒーを買って公園に出かけるというのいいですね。
「自転車とパンとコーヒーと公園」
なんか「ジョゼと虎と魚たち」みたいな、映画のタイトルっぽい。

園内

園内には、自転車がズラリ!
もちろん、子供連れのママチャリが一番多いのだけど、
この付近からだと、渋谷、代官山、中目黒も自転車15分圏内だし、
やっぱりオシャレな場所には、オシャレなチャリガールも多いですね。

園内

そんなチャリガール達をしばし観察しながら、休憩。
ちょっと妄想と自分の好みを入れつつ、分類してみました。
(注)個人的妄想ですので、真剣に読まないでください。

■カーボンロードガール
イメージ的には、たぶん皇居の周りを走っちゃう、
美ジョガーに通じる人種のような気がします。

タレントイメージ:長谷川理恵、安田美沙子

デローザのカーボンとか、複数いた。カネもっってんなあ。

■シングルスピードガール
昔ならヤンキーと呼ばれたような感じだけど、
今やヤンキーは、オシャレ路線。
昔ならチャンプロードに載るのを憧れる所、
今は、シングルスピードで、真っ白とか、まっピンクにカスタム。
でも彼氏には「固定は絶対やんなよ」と釘をさされてそう。

タレントイメージ:佐々木希、木下優樹菜

■クロモリドロップガール
イメージ的に山ガールと共通する部分があるように思える。
ケータイとかも、必要以上にあんまりいじらなそう。
公園も誰かと集まる場所ではなく、一人で自然を感じに行く場所的な。
頭をお団子にするのが似合いそう。

タレントイメージ:杏、中越典子

最後まで読んで頂いてなんですが、コレについては全く意味がありません。
単なる思いつきです。

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ヴィオレット(代々木八幡)

アームス

天気がいいので自転車を飛ばして、御飯を食べに出かけました。
日中は25度を超える夏日を記録。
これは汗をかくだろうと速乾性のウエアを着て出かけたのですが、すぐにジンワリ。
見たら、自転車乗りの皆さんは、半袖の人も多かったです。

知人の外国人モデルの女のコが、
「代々木八幡のアームスのハンバーガーが旨い!」
と言っていたので、向かってみたら、お店の前は混雑。
デート中のカップル、犬の散歩の途中の人達、外国人グループと、
名簿に名前を書いて待っていたので、すぐに諦め次のお店へ。

ヴィオレット

その10mぐらい先にあるカジュアルフレンチのヴィオレットへ。

さらにこの10mぐらい先には、以前紹介したエスプレッソスタンドの
リトルナップ・コーヒースタンドがあるのですが、こちらも混んでいました。

テーブル

夜はフレンチのブラッスリーですが、お昼はランチの他、
15時からはカフェタイムもやっているので、カフェ使いの出来るお店です。

ちなみにこの店内を通って地下に降りると、美容室&ネイルサロン。
どちらも経営者は同じです。

こちらのお店、お客さんはご近所の顔見知りの方が多いみたい。
店内に入ってきた時の挨拶が「どうも!」みたいな
顔見知りならではのやりとりをする常連さんらしきお客さんが多数。
とは言ってもこの辺は高級住宅地ですから、
常連さんと言っても、外国人のお客さん、セレブサングラスをした女性、
犬同伴でもOKなので、犬のお散歩の途中のお客さんも。

ビーフシチュー

頂いたのは、ビーフシチューのセット1500円。
ヴィシソワーズとパンとサラダ、ドリンクがつきます。

シチューと言っても、煮込んだビーフがライスと共に皿に盛られており、
ソースをからめながらライスを頂くスタイル。
肉はかなり大ぶりで、よく煮込まれています。

アイスティー

先日までの自粛ムードが、この天気で和らいだのか、この日は、どこも混雑。
なんだか、北風と太陽の童話が頭に思い浮かびました。
穏やかな天気は、人々の心も穏やかにしてくれるみたいです。

■violette(ヴィオレット)
■東京都渋谷区代々木5-63-10
■営業:
11:30~15:00(ランチ)
15:00〜18:00(カフェ)
18:00~23:00(ディナー)
■定休日:火曜
場所はこの辺
お店のサイト

踏切

<トイデジのNeinGrenze 5000Tで撮影>

さて、なぜ今回、代々木八幡かというと、実はこの踏切に行ってみたかったからです。

これはアニメ「秒速5センチメートル」の舞台となった場所。

今、仕事に生かすために映画やアニメを見まくっている訳ですが、
その中で毎週一本は他の人のお薦めを見るようにしています。
で、うちのアニメ好きの部下に聞いたところ、
「ゴールデンウイークに公開されるアニメ「星を追う子ども」が必ず話題になるので、
その前に、同じ新海誠監督の秒速5センチメートルを見ておいてください」
との事。

で、見みました。
主人公が共通の、短編3作で構成されていて、
2人の心の距離と、その近づく速度と遠ざかるスピードをテーマとしたもの。

すごく良かった。

中学生の恋の初々しさからはじまり、大人の恋のほろ苦さまで、
胸をキュンとさせるエピソードを、スピード感で描いているのと、
背景の書き込みが、実在の場所をリアリティーをもって描いていて、
それが、とても美しかったです。

でもって、その場所に行ってみたいと思いました。

でも「聖地巡礼」という意味合いではなく、
なぜ、この監督はこの場所をロケハン(下見)して選んだのか、
それを感じてみたくなったのです。

全国には山ほど踏切があって、
この踏切だって何事もないかのように、毎日多くの人が渡っていきます。
その場所で、どうドラマを思い描いたのか、同じ場所で想像してみたくなったのです。

何本も電車を見送りながら、ここを渡る人達を観察したのだけど、
タイミングによっては、開かずの踏切になりがちなこの場所、
たしかに、ああいうドラマは生まれるかもしれないと思いました。

代々木八幡

その後、主人公が中学生時代にデートした代々木八幡へ。

参道

二人が猫と遊んだ参道。

聖地

何の変哲も無い場所だけど、
自分が写真を取り終わるのを待って、他の人がレンズを向けた。
やはり、ここは聖地なのだ。

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