雑司ヶ谷から目白通りを少し目白方面に戻った所に沢山の絵本が並んでいました。
看板を観ると
「Book&Cafe Ehon House Mejiro(ブック・アンド・カフェ・エホンハウス・メジロ)
と書かれていて、絵本屋さんの他にカフェもやっているみたいです。
…という訳で、すぐに自転車を止めて入ってみる事にしました。
こういう思いつきで行動出来るのが、自転車散歩のいいところです。
ほぼ本屋さんという感じで、その中に丸いテーブルが2つ。
本のレジと同じカウンターで飲み物を注文すると、席まで持ってきてくれるシステム。
絵本は9割がた洋書ですが、
英語だけではなく、ヨーロッパの言語、韓国語や中国語など、
いろいろな国の言葉で書かれた本がずらりと並んでいます。
日本語版は、やはり「大きな木」の村上春樹の新訳バージョンがありました。
昨年2010年の9月に発売されて、人気を呼んでいる絵本です。
この本、池袋のタイドプールコーヒーに行った時もみつけたけど、
カフェのオーナーって本には敏感な方が多いので、
たぶん本棚にこれが置かれているお店って、他にも沢山あるんじゃないかな…と想像。
そういえば、以前
『カフェには何故か「風の谷のナウシカ」の本が置いてある事が多い』
という説を唱えたところ、
「あそこにもありました」という報告を頂くようになりました。
で、そう聞くと行きたくなっちゃうんですね。これが。
たぶん、それぞれのお店にどこか共通したセンスがあって、
それが自分の好みのツボをついていたりするんでしょうね。きっと。
コーヒーは350円。
コーヒーを頂きながら本棚を見回し、気になったタイトルや注釈があると、手に取ってみる。
目的がなくて、本屋さんでボーっとしてる。
好きだなあ、こういう時間。
…といいつつ、職業病なのか、店員さんに
「今、売れている本とか話題になっている本ってありますか?」
とリサーチしてみました。
「子どもにはさほどでもないんですが、大人が『うぁ~』と歓声をあげるのはコレですね」
と、紹介してくれたのがこの本です。
飛び出す絵本や、パラパラマンガの本は良くありますが、
これはページをめくると、アニメのように動く本。
「Can you ride a bicycle?」という文の見開きで、自転車が走るアニメが。
おおチャリカフェっぽいじゃないですか。
定価は1600円らしいのですが、本の角が運搬の際などにつぶれてしまった本が、
店頭のワゴンでアウトレット価格の半額で売られていたので、それを購入。
これのスターウォーズバージョンもありました。
ジェダイが戦ったり、R2D2とかが走っちゃうやつ。
それも欲しいなあ。
■Book&Cafe Ehon House Mejiro (ブックカフェ エホンハウス)
■東京都豊島区目白1-7-14 みさとビル1F
■営業
12:00~19:00
12:00~18:00(土日祝)
■定休日:無休
■場所はこのへん
■お店のサイト