チャリで稲城のカフェめぐり。
稲城市は多摩の丘陵地帯にある為に、尾根が入り組んでいて、
隣りの高台に行くためには、橋を渡って行かなければなりません。
若葉台のパティスリー・シュエトから多摩川方面に向かうためには、
この橋を渡って次の尾根へと飛び越えなければならないのです。
ちなみに、街の反対側にある公園のような場所は、ゴルフ場。
多摩カントリークラブです。
こんな近くにゴルフ場があったらいいなあ…とお思いの方もいると思いますが、
こちらは名門コースで、土日はプレイするのに4万前後かかります。
そう、おいそれと行ける物でもありません。
丘陵地帯もウロウロしてみたのですが、新たなカフェが見つからなかったので、
多摩川の川沿いの方へ降りてみる事にしました。
駅の周りをウロウロしてみればあるのではないかと思ったのですが、
稲城長沼や矢野口のまわりも、
チェーンはある物の地元ならではという感じのお店は無し。
そこで、目星をつけていた所へ行ってみる事にしました。
お店は、梨畑と住宅街の中にありました。
お!あった!
…と思ったら、こちらはパン屋さん。
「パン工房ムネズ」
しかも水曜と土曜、週2日だけの営業で、10時〜15時まで。
この日は15時過ぎていたので、すでに閉店していました。残念。
実は、そのお隣にあるのが、お目当てだったカフェ「茶菓居(さかい)」です。
こちらも、毎週、土日だけの週2日営業。
5月1日で、1周年を迎えた、また新しいお店です。
席は10席ほどの小さなお店なのですが、この付近にカフェがないからか、
結構、頻繁にお客さんがやってきます。
テイクアウトも出来るのですが、イートイン希望の方がほとんど。
このエリア、絶対的にカフェが不足している。
お店はまずカウンターで、ケーキや飲み物を注文し、
席で待っていると、注文の品を運んできてくれます。
ショーケースを覗いて、僕が選んだのは、
日替わりケーキのアメリカンチェリーのタルト300円。
そしてアイスティー、300円。
アメリカンチェリーと名のつく、アメリカのお菓子は、
びっくりするぐらい合成っぽい味がするのですが、
こちらは、素朴なサクランボの味。
ドライフルーツのような、しっとりとした食感と甘ずっぱさが、
下はサクサク、中はしっとりのタルトと良く合います。
背後に大きな団地が控えているのだから、
こういうお店がもう少し沢山あっても良さそうな感じですが、
なかなか見つからず、稲城市のカフェ探しは、本当に苦戦しました。
■茶菓居(さかい)
■東京都稲城市押立945-9
■営業:11:00〜17:00(土日)
■定休日:月〜金
■場所はこのへん
■お店のブログ
帰りは、多摩川原橋を通って、調布に渡って帰って来ました。
橋の上から、しばし、多摩川サイクリングロードを眺めていたのですが、
ポタというよりは、本気走り方の方が中心でしたね。
今回の稲城カフェめぐりは、59.4km。
約60キロの走行距離でした。