アロハキッチン(成田)

humax

話題の映画ゼログラビティを、
成田のHumaxシネマズのIMAX3Dで観て欲しいという依頼が来て、出かけてきました。

IMAXという言葉も随分浸透して来て、上映できる劇場も増えましたが、
その多くが、既存の劇場を改造したもので、
実は、一からIMAX専用設計として建てられたのは、
日本でただ一つ、この成田のHumaxシネマズのIMAXシアターのみ。

なので、このIMAX3Dとしての完成度の高いゼログラビティは、
成田のHumaxシネマズで、最高の状態で観て欲しいという事からの依頼でした。

建物をみればわかりますが、向こう側のHumaxのシネコン群とは別に、
手前に独立棟として、後から建設されています。

IMAX

では、そのIMAXシアターへ。

IMAX

最初にみて思ったのは、デカっというのと、ずいぶん高さがあるなあという事。
多くのIMAXデジタルシアターが、通常の劇場を改装しているので、
高さを取る事は難しいのですが、ここは専用設計。

従来の慣れ親しんだスクリーンより、正方形に近い形となっています。
しかも、スクリーンの形は広角レンズで歪んだわけではなく、
客席を包み込むように軽くアーチしてるのです。

壁の一番下から、上までがスクリーン。
さらにスクリーンまでの奥行きもあります。
そして座席の配置も傾斜を強めて作られていて
一番スクリーンの下を見るときに、下の人の頭がかぶらないようになっています。

IMAX

僕の写真じゃわかりにくいので、お借りして来た写真でみると、
人との対比で、その大きさがわかりやすいかと思います。
左下の明かりは非常口。
バカデカイというのが、わかっていただけたでしょうか?

だから観ると、その世界に入り込んだかのような錯覚に陥るほどです。

ゼログラビティ

モデルでありラジオDJでもあるシャウラと観に行ったのが、
話題の映画「ゼログラビティ」。

この映画は、本当にIMAX3Dで見る事をオススメします。
確かに仕事の依頼で観ていますが、ステマでも何でもありません。
この映画は、はじめからIMAX3D用に作られているので、
3Dで観ないのは、動かないスターツアーズに乗っているようなもんです。
家庭のテレビじゃ話しになんないし、
映画館の2Dでもその魅力を堪能出来ないと思います。

確かにアバター以降って3Dが粗製濫造された感もあり、
あれを越える作品にお目にかかれず、
特別料金の割高感を感じてしまっていたのも事実です。

でも、このゼログラビティは、アメリカでも3D鑑賞率がアバターを越えました。

飛び出して、観ている人をドッキリさせるというよりは、
宇宙と地球の空間を作り出すための3D。

そしてIMAXならではのサラウンドも凄い。
3Dに加えて、音で奥行きや空間を作り出しています。
音が、左右、前後と鳴る場所が違うので、それで自分の位置がわかる。

光と闇、音と無音、遠近感、全てを使って宇宙空間を作り出しています。

あとは何と言ってもサンドラ・ブロックの一人芝居と言ってもいい作品。
宇宙服のヘルメットごしの顔だけの演技が多いけど、
それだけでも十分に全てを表現して見せています。

さらに、サンドラブロックのの涙が…。

同じく年末に観た「キャプテン・フィリップス」のトム・ハンクスも凄かったけど
ハリウッド俳優の演技力の凄さを、まざまざと見せられた映画でした。

日本だから字幕はしかたないのだけど、字幕無しで観たらどうなるんだろう?
宇宙体験と錯覚しちゃうかも…って作品です。

マジでこれはIMAX3D劇場で観るべき!
絶対にケチっちゃダメです!
IMAX3D史上、No.1と言ってもいい作品だと思いますよ。

やっぱこの2Dだとその魅力が伝わらないです。

新勝寺

映画を観た後は、シャウラとは別れて一人で成田観光。
成田山新勝寺に行ってきました。

新勝寺

なんか、中国、インド、タイって感じでアジアの観光客が多かったです。

月

棟の上に月が出ているのだけど、さっき映画を観たばかりから、なんか余韻が。
あそこでの出来事だったんだなあ…と。
さも自分が行ってきたかのような感覚に。

参道

参道を歩きながらカフェ探し。

アロハキッチン

成田は、航空会社のクルーもステイする事が多いので、
各国料理のお店が多いのですが、ハワイのパンケーキカフェがあったので、
入ってみる事に。

パンケーキ

ダイヤモンドヘッド“スフレ”パンケーキは、1,050円。
ドリンクセットは、プラス200円。
米粉やヨーグルトをブレンドしたして焼き上げたという、
ふわふわモチモチのパンケーキ。
確かに珍しい食感。

ただ、男の自分には生クリームが少し甘めで、
つけすぎないでメイプルシロップで食べる方が、好みでした。

■アロハキッチン 成田山表参道
■千葉県成田市上町551 2F
■営業:11:00~18:00
■定休日:火曜
場所はこのへん
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ラーンガイ(江古田)

江古田駅

道路拡張工事というと、便利になるというイメージだろうけど、
メリットだけでなくデメリットも多いです。
便利になるのは通過する人や車で、この地に暮らす人には、
もしかしたら、デメリットの方が大きいのかもしれません。

まず拡張工事で古いビルが解体および立て直しになります。
立て直したビルは新築となるので、家賃があがります。
すると個人店での営業は難しくなり、チェーン店が多くなります。

この一角も、モツ焼き屋、居酒屋、激安弁当が入っていましたけど、
新築になったらどうなるんでしょう?
まあ以前のような280円の弁当屋ではやっていけないでしょうね。

このブログの前は、江古田の食べ物屋全制覇という
江古田日和というブログをやっていた訳ですが、
やめた理由の一つには、探検し甲斐のある面白い個人店が
どんどん減ってしまったというのがありました。

期間限定でもいいから復活させろというお声も多数頂くのですが、
なかなか踏み切れないのは、そういう理由もあります。

ラーンガイ

面白い個人店がどんどん減ってしまった…と言いましたが、
そんな中で実はお気に入りも出来てたりします。
こちらは江古田の北口、音大通りから少し入った所にある、
多国籍料理のお弁当屋さんの、ラーンガイ。
プアハウスのすぐ近くです。

看板

ここはタイ料理をメインとしたテイクアウトのお総菜&お弁当屋さんなのですが、
お客さんからのリクエストで、小さいながらイートインスペースを作りました。
…という訳で、カフェという訳ではないのですが、カフェ扱いでイートインする事に。

店内

こちらのお弁当は、1コイン以下で買える物が多く、
しかもありきたりのメニューじゃなく、いろいろ楽しめるので、
テイクアウトの時は、チェーンのお弁当屋さんや、牛丼店のテイクアウトじゃなく、
ほぼここで買っています。

もともとテイクアウト専門店に小さなテーブルと椅子を置いただけなので、
イートイン中に、買い物客が来ると、少々羞恥プレイなのですが、
空いている時を見計らって、さっと食べて帰る事に。

ガパオ

こちらは、タイ風鶏肉のバジル炒めご飯のガパオガイ ラートカーオ。
よくガパオライスと呼ばれたりするヤツですね。
お値段は480円なのですが、目玉焼きを乗せると50円プラス。

お米は、ジャスミン米(長粒香り米)を使っているので、
挽肉のパラパラ感と食感が合って美味しい。
タイ料理って言っても、そんなにクセが無いし、
肉の甘みも感じられて、マジで旨いですよ。コレは。

その他、タイ風焼きそばのパッタイとか、タイ風グリーンカレーとか
好きなメニューがいっぱいです。

まあ、まずはテイクアウトでお試ししてみては?
安いし、旨いし、こういう店がどんどん増えると嬉しいんですけどね。

■多国籍屋台 RAN GAI ( ラーンガイ )
■東京都練馬区栄町39-2 新角田ビル 1F
■営業:11:30〜19:00
■定休日:不定休(基本:水曜&第2、第4木)
場所はこのへん
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