珍しく仕事が日暮里付近で終わりになったので、コレは?と思いました。土日、大行列の「ひみつ堂」平日ならイケるんじゃないの?と、日暮里駅から歩いて5分の谷中へ。いつもは大混雑の「夕焼けだんだん」も、こんな感じだしいいんじゃないの?
階段下のトルコ料理屋の「しあわせランチ」も気になる。中を覗くと、地べたにペルシャ絨毯みたいなのがひいてあって、旅館の配膳みたいなお膳が並んでいます。コレ、違う意味のお一人様、キツイシリーズだろうなあ。
そして、お目当ての1年中かき氷専門店「ひみつ堂」へ。平日の夕方なのに行列出来てます。土日は、アラサー&アラフォーって感じだったけど、客層はアラフィフ以上か、学校帰りの高校生。
4時ぐらいから空いてますってあったけど、この日は空いてませんでした。自分が行った時で、店内含め20人ぐらいの行列だったのですが、この後ろにあっという間に20人以上並び、平日なのに50人近い大行列に。すげーな。
お店は手回しのかき氷器2台がフル稼働。しかも売り切れメニューもいくつかあります。変わりメニューもあるんだけど、オーソドックスに定番メニューでいこう。
話しは脱線するけど、うちの田舎、岩手県の宮古市には、その昔、高新という夏限定のかき氷専門店があり、50種類以上のメニューがありました。岩手なのに、鹿児島の「しろくま」もあったし、とにかく変わったメニューがあったのは記憶しています。
ただ、その変わったメニューが何だったか、思い出せません。フルーツが入っているとか、そういうレベルじゃなく、超ミスマッチなメニューがあったハズ。かき氷に生玉子が入ってるレベルの。なんか、それを罰ゲームで食べたんだけど、意外と旨かったというおぼろげな思い出だけが残っています。
そこの一番の名物は「チャンピョン氷」。チャンピオンじゃない所が、田舎っぽくていいじゃないですか。たしかかき氷なのに、3000円ぐらいしたと思う。まず量がハンパじゃない。洗面器ぐらいの器に、山盛りに氷が盛られ、そこにハワイのレインボーもビックリなぐらい、ありとあらゆるシロップがかけられていました。さらに、フルーツ缶詰がてんこ盛り。
これは唯一、グループで食べていいメニューで、夏休みとか、花火大会とか、部活の合宿の打ち上げとか、これでシメるという、風物詩メニューでした。頭をキーンとさせながら、4〜5人で食べたなあ。
…と、待ちながら昔の思い出が。
頂いたのは、ひみつ堂のいちごミルク800円。まず、天然氷かどうかの前に、かき氷器の刃の調整具合が違います。十条のだるまや屋餅菓子店とかもそうだけど、口当たりのいいかき氷を削る為の刃の角度があるんだと思います。
一般のかき氷がジャリジャリだとしたら、雪のようなフワフワな食感。薄く削られているのです。
さらに、天然氷のミネラルな感じ。そして、手作りシロップの果実感と、ミルクの具合。そりゃー、行列出来ますよねという、納得の味でした。
■ひみつ堂
■東京都台東区谷中3-11-18
■営業:11:00~20:00
■定休日:月曜(冬季は月曜・火曜)
■地図を表示
■お店のサイト
自分が行った、旨いかき氷屋さん
■だるまや餅菓子店(北区・十条)
■志むら(豊島区・目白)
■いわ瀬(埼玉県・熊谷市)
実は、蒼井優ちゃんの本をみてまわったんだけど。