ウミネコカレー(幡ヶ谷)

哲学堂

今年もこの季節がやってきました。
お花見の季節でもありますが、日中の寒暖差が激しく、自分が体調を崩しやすい季節です。日中は20度近くまで上がるので、ウインドブレーカーを着ていると暑く、脱いでポタリング。しかし、夕方になると一気に気温が下がり、油断をしていると、急に体が冷えてしまいます。暑がりとか、寒がりという言葉がありますが、僕は、1日の気温差にとっても弱いのです。

この体調を崩しやすい季節は、自分の場合年に3回あり、春のこの時期と、外が猛暑なのに、局内の冷房が強くて、体がついていかない真夏。そして、猛暑で夏バテ気味の時に、急に涼しい日が続く、秋の始まり。

雨が降りそうになると、関節が痛くなったり、季節の変わり目にめまいを感じたり、天気の変化で起こる不調の総称を「気象病」というそうですが、たぶん、それですね。

そんな時、いつもは江古田のプアハウスの極辛カレーを食べて、汗を噴き出させると、体にカツが入り、一発で回復するのですが、プアハウスは、ご主人の怪我の為、長期休業中。必殺技を一つ封じられてしまいました。

前日の夜、「あれ?寒気?」みたいな感じもあったので、すぐに葛根湯を飲み、サムゲタンのレトルト買ってきて、体内温度を上げていったので、それ以上悪化しませんでしたが、本当に油断の出来ない時期です。ラジオは声の仕事なので、風邪は大敵で、同情されません。「は?自己管理出来てないの?」的な、冷たい目で見られ「近づくな!」「休めよ!」と、突き放されるので、風邪に対しては、異常なぐらいビビりまくりです。なので、自分の体調の変化には、神経質なぐらい敏感になってしまうのです。

中野通

そういう流れで、頭がカレーを欲してしまったので、美容室にいくついでに、中野方面でカレーを食べる事にしました。中野通りの桜のトンネルは、満開の桜を撮影する人も多く、トンネル込みで撮ろうと、道を走るこちらの方にカメラを向けて来る人も多かったので、なんだかスター気分。まあ、ちゃんと自転車に乗るオッサンの姿は、きれいにフレームから外されていると思いますが。

ウミネコカレー

幡ヶ谷の駅の近くの路地裏にあるのが、ウミネコカレー。西永福で人気だったお店ですが、昨年いっぱいでお店を閉め、今年の2月に、幡ヶ谷に引っ越してきました。すでに人気のお店で、店内、店の外に順番待ちをする人が。ご近所のお婆ちゃんが、並んでいる人に「ここ美味しいの?いつも人が並んでるけど」と聞いていました。

二色盛り

頂いたのは、チキン、ポーク、ひよこ豆とある中で、チキンカレーと、ひよこ豆の2種盛りで、サラダとスープがセットになって、1200円。スープは、とろろ昆布とパクチーが入ってて、パクチーは抜くかどうか、聞かれ、とろろ昆布は、よく混ぜながら飲んでくださいと言われます。

カレーはすべて無添加の素材で作られていて、尖ったスパイシーさではなく、奥の深い味でありながらマイルド。チキンは、玉ねぎの甘さが際立ちます。小さいジャガイモのように、ホクっとしたひよこ豆の食感が楽しい。体にカツを入れるような辛さではありませんが、とっても優しい、カレーです。

■ウミネコカレー
■東京都渋谷区幡ヶ谷1-32-16
■営業:
12:00~15:00
18:00~21:00
■定休日:月曜日 火曜日はランチのみ営業
場所はこのへん
お店のサイト

ブルーラグ

帰りに幡ヶ谷のブルーラグへ。

Tシャツ

目的な自転車モチーフのTシャツ探し。上の段にあるのは、虎ノ門にあるバイシクルコーヒーのTシャツです。僕は、下のクランクモチーフのTシャツをGETしました。うちのTシャツは、自転車柄ばっかりです。

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カフェ・ジンク(下北沢)

下北沢

年だなあと思うのは、大盛りの料理が嬉しくなくなった時と、賑やかな街に、気後れしてしまう時です。自分が青春を過ごし、慣れ親しんだはずの、下北沢なのに、改札から溢れてくる人の波に、アウェイを感じてしまっています。

学生時代は、一つ隣の世田谷代田に住んでいて、当時の彼女が梅ヶ丘に住んでいたので、遊ぶのはいつも下北沢でした。昔は劇団にも参加していたので、南口前の「OFF OFFシアター」は本拠地だったし、公演の打ち上げでは、シモキタの居酒屋で飲み明かしていました。

だけど、江古田に拠点を移してからは、来ることはまれ。三茶とか駒澤とか、あちら方面に向かう時に、ミニベロで、茶沢通りを通過するぐらいになっていました。
仕事帰りに、そんな下北沢に何故立ち寄ったかというと、友人のバンドのライブを見るためです。

ロッカー

キャパ200前後のライブハウスでは、鞄が邪魔になるので、まずは、南口駅前のセブンイレブンに併設されているコインロッカーに荷物を預けて身軽になりました。そして、ライブまで1時間あったので、変わりゆくシモキタを、ぶら散歩。

ジンク

南口をスタートし、変貌を遂げる、北口、西口と、駅周辺を、徒歩でぶらぶら。南口は混んでいて気後れしてしまうので、穴場エリアである西口あたりで食事する事にしました。そこで見つけたのが、こちらのカフェ「ZINC」亜鉛という意味ですが、色を表す言葉でもあり、錆色などを表現する言葉でもあります。…という話を、店名の由来を聞いてきた女性に、店員さんが説明していました。

こちらのお店、お一人様の女性客が多く、自分以外全員女性客。パンケーキとか、そういう可愛らしい系ではないのですが、自分と同じく、シモキタの喧噪を避けて来たのか、単にこちら側に住んでいるからなのか、アラサーぐらいの、一人でご飯を食べている女性を、多く見かけました。

チキンカレー

おすすめを聞いて注文したのが、鶏カレー。1205円。この時間、唯一の男性客なので「ご飯足りなかったら言ってください」と、親切に声をかけてくれたのですが、正直、この状態で量が多い。年というのは恐ろしいです。まず、チキンがコンビニのサラダチキンぐらい大きく、ジャガイモ丸々2個に、人参も1本分。さらに、ご飯も小丼ぐらいの量あります。もう、見た目で圧倒されてしまっています。

カレーはサラサラのスープ状で、新宿、紀伊国屋書店地下のモンスナックを思い出させる感じです。カレーにご飯をくぐらせながら、ゆっくり、ゆっくり頂きました。

■カフェ ジンク (CAFE ZINC)
■東京都世田谷区北沢2-22-13 AXアダチ 1F
■営業:12:00~23:00
■定休日:木曜
場所はこのへん
お店のfacebook

シェルター

ボリュームある飯と戦った後は、未体験な空気感と戦う事になります。ライブハウスの下北沢シェルター、この日は友人のバンドURBANフェチと、SKILLKILLSの対バン。まずは、SKILLKILLSの出番なんだけど、悪そうなHIP HOP、いわゆる「dope(ドープ)」系なんですが、おっさんとなった自分の中に、HIP HOP文化というのがありません。低音で刻むビートに乗せて、まくしたてるRAP。客まで、だいたい悪そうに見えてきて、ちょいビビる。箱の後ろの方で、チケットと引き換えた酒をチビリとやりながら、ノってるフリをして、時をやり過ごしていたのですが、不思議な事に、次第に刻むビートが心地よくなってきました。

そして、URBANフェチ。
ドラムの女子が知り合いなんですが、こちらは変則的ビートが特徴。ベースの女子が絶叫したり、トリッキーな所もあるんだけど、なんかツェッペリンを思わせるようなうねりもあって、聞いてて癖になってきます。ベースの女子も、ガンガンにスラップ(チョッパー)かますんですが、聞いていたら、あれ?ギターも一緒にスラップしてる!あとで聞いたら、元々ベーシストだったから、ギターでもスラップしちゃうんだとか。ライブハウスも、下北沢並に久々だったので、最初はアウェイを感じていたのですが、最後は、だいぶなじみました。

グッズ

変速ビートにハマってしまい、物販でCDとTシャツをGET!時には、こういう音に触れるのもいいね。最初の心配は、どこかに消えていました。

P.S.
RIZEのKenKen、来てたんだあ。

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