ガールズケイリン

松戸ケイリン

自転車は趣味でもありますが、仕事でもかかわれたらいいなと思っています。
今のところ、秋のサイクルモードのステージイベントなどにも、加わっていますが、
今回は、ガールズケイリンのお仕事がやってきました。

…という訳で北松戸の、松戸競輪場へ。

飲み屋

競輪場の向かいには、昼間からやってる飲み屋さんなどもあって、
なんだかギャンブル場が近い風情が。
ちょい昔の競馬場みたいな雰囲気かな。

ポスター

48年ぶりに復活したガールズケイリン。
世界自転車選手権で2002年よりケイリン女子が実施されていることや、
オリンピック種目としてのケイリン女子正式採用される事を予想し、
2008年から、エキシビジョンでガールズケイリンがスタートしましたが、
今年の7月からは、正式に開催される事になりました。

初心者を対象に、このケイリンのルールなどを教える
イベントトークショーの仕事でした。

バンク

松戸競輪は、一週333メートルで、33バンクと言われています。
ガールズ競輪は、ここを5週して戦います。

練習

まだ早い時間だったので、選手達が練習していたのですが、
パっと見、男子選手と変わらないようなゴツさ。
…と思っていたのですが、後から男子選手達が入ってきたら、
下半身だけじゃなく、上半身も大きく、プロレスラー並みでした。

新聞

ガールズケイリンは、男子と違ってシンプルなルール。
男子は、自転車ロードレースのトレインのように、
出身地別にラインというのを組んで、協調体制で戦うのですが、
女子選手は、ラインがなく、完全に個人戦。

実力選手の力が飛び抜けている為に、本命が固いレースだと言われています。
そのため、オッズは低い傾向にあるので、
3連単、3連複で狙う人が多いようです。

ガールズケイリン

男子はクロモリ(鉄製)のピストと呼ばれる競技用自転車ですが、
女性はカーボン製。
ユニフォームも統一で、その上に着るボレロの色で差別化しています。

車列

レースは7車立て、1600メートルが基本です。
紺色の先頭員(誘導)が半周前から助走を開始し、
選手達が並ぶスタートラインまで来たところ号砲が鳴り発走。

選手達は、まずは先頭員の後ろについて走ります。
先頭員を風よけにしながら、他の選手のポジションなどを確認。
位置取りを見て、ライバルがどういう戦術に出てくるかを予想しながら、
自分の戦術も立てていきます。

残り1周半で、先頭員が待避するまでは、先頭員を抜いてはいけないので、
それまでの3周半の間は、ほぼ1列になって走ります。

スプリント

先頭員が待避すると、スプリントの開始。
残り1周半を、7人で戦います。

自転車用語で、全力で走ることを「足を使う」と言い、
もう踏む力がない事を「足が残っていない」とか「売り切れ」と言うのですが、
早めに仕掛けると、やはり足が残らないので、
どこで仕掛けるかが勝負所となります。

この日、ガールズケイリンは、男子競輪の間に挟まって、
6レース目と、7レース目に行われました。
3日間行われるのですが、初日と2日の合計ポイントで、
3日目の決勝の組み合わせが、決まります。

6レース目は、1着、2着は順当でしたが、3着が荒れたので、
3連単は、100円が9万円に。
これはさすがに取れなかった。

7レース目は、固かったので、3連単は1100円だったかな。
ガチガチだったので、これは取ったけど。

競輪とロードレースは全く違うけど、
最後のスプリントだけは、なんとなく共通するところがあるので、
自転車乗り、ロードレース好きの人の方が、入りやすいかも。

最近は、インターネット投票で、バンクで観戦する人は減っているそうですが、
間近で見るレースは、迫力があって興奮します。

来年は、エキシビションで活躍し
自転車芸人などと対決した注目を集めた美人競輪選手の
石井寛子選手がプロデビューするので、さらに注目を集めるかも。

自転車好きは、一度、見てみると面白いと思いますよ。

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KHS P-20R

gios

自転車を変える事にしました。
2010年の6月末から乗り出した、GIOSを友人に譲る事にしたのです。

今行われているツールドフランスが、全行程3480kmで、
直線距離にして東京からベトナムぐらいだそうだけど、
2年間で、そのぐらいは走ったんじゃないかな。
買ってから1年後につけたメーターで、2000㎞は超えていたので。

その間にトラブルらしきものは、パンク1回だけ。
丁寧に乗ったので、今も状態はいいです。

今後、ロードバイクを購入する予定があるのですが、
そうすると、このGIOSとは用途がかぶるなと思っていた所、
友人がミニベロを売りたいというので、それを購入し、
GIOSを、別の友人に売ることにしました。
という訳で、買い換えというよりは、3角トレードみたいな感じに。
出費は少なくて済みました。

やはり2年間乗っていたから、思い出も多いです。
この自転車で最初にチャリカフェしたのは、代々木八幡のLIFEでした。

ママチャリから乗り換えたばかりの時は、
同じ労力でかなりのスピードが出るので、怖かったのを覚えています。
そして、路面の凸凹の衝撃を拾うので、最初は疲れました。
今や、乗り方を覚えたので、全くそんなのは気にならなくなりましたが。

一番遠出したのは、お正月の東京湾1周でしたね。
1日で200㎞走れるようになったのには、自分でもビックリです。

今まで知らなかった、自転車に乗るという喜びを教えてくれ、
そして「出来ないと」と思い込んでいた自分の能力を引き出してくれました。
この自転車を買って、ホントに良かったと思います。
感謝。

そんな思い出深き自転車だから、人に渡すのは、少し寂しい感じもします。
なんだか、恋人と別れるような、そんな感じも(笑)。

KHS

さてさて、新しくやって来たのは、ミニベロと呼ばれる小径車の
KHS P-20R。
クロモリと呼ばれる鉄のフレームは、定評のあるレイノルズを使ったもので、
小さくても走るフレームと呼ばれています。

こう見えて新車で買うと、11万5千円ぐらい。
しかも、前々オーナーがカスタムしているので、上位グレードのパーツもつき
13〜14万してもおかしくないものです。

105

自転車乗りならわかると思うけど、
ロードバイクについているシマノの105がついていました。
この年式だと、本来は、この2個下のグレードがついているハズなのだけど。

パっと乗ってみた感想は、小さい割によく走るけれど、
さすがに、これまでほどはスピードは出ません。
いや、出るのだけど、それなりに頑張って漕がないとだめ。
なので、今後は、これを少しずつカスタマイズしていこうと思っています。

そして、このミニベロを選んだのには、原点に帰ろうという意味もあります。

このチャリカフェを始めたきっかけは、自転車の世界を見渡した時に、
ママチャリと、ロードバイクの間に位置する、
「自転車で気軽にちょっと遠出」というジャンルが手薄だった事です。

2年前、本屋さんに行っても自転車関連の雑誌は、
ロードバイクのトレーニング方法とか、
自転車を輪行(たたんで電車移動)して、地方の絶景サイクリングとか、
いきなりハードルが高いものばかりで、
気軽にポタリング(自転車散歩)というジャンルの物がありませんでした。
だったら、自分でその付近の情報を発信しようと思ったのがきっかけです。

カメラ雑誌も、今から7〜8年前は、マニア向けだったのですが、
女性の一眼レフブームが来てから、写ガールとか女子カメラとか、
女性向けの本が出始めました。
その時に似ている気がするのです。

ただ、自分では自転車でお気軽散歩を提唱していたつもりなのですが、
同じ自転車でロングライドもこなしていたために、
チャリカフェ自体が、無理目の物に映ってしまっているのも事実。

自転車に興味のある知人たちからも、
「でも私には無理でしょ」と言われる事も多数。
ロングライドは別として、
23区レベルだったら、誰でも行けるようになるのだけど、それが伝え切れてない。

そこで、小さくて可愛い自転車で、おでかけすれば、
絵としても、多少伝わりやすいんじゃないかと。

普通のクロスバイクを持っていれば、このミニベロよりは走れますから、
あの自転車で行けるなら、自分の自転車でも行けるかも…。
そう思って頂けたら、幸いです。

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