ミニベロで麹町から渋谷方面に向かう際に迎賓館の前を通ってみました。自転車乗りは、よくこの前で写真を撮っており、マネして自転車の写真でも撮ろうかな…と。ところが、迎賓館の前に大勢の人が行列を作っていました。すると警備員の方が、メガホンで説明を始めたのです。
「本日は予約無しでも、迎賓館を参観できます」
ええーー!迎賓館って入れるの?と、並んでみる事にしました。入場までに、1時間弱かかったでしょうか。まず、迎賓館の正門の前で、30分ぐらい。そこで、待たされ30〜40名づつ、西門に向かわされます。西門への通路が狭いので、正門前で規制されていたのです。
西門から入園すると、チケット1000円を買う前に、手荷物検査があります。空港と同じく、手荷物はトレイに入れてX線を通し、人間は金属探知機ゲートをくぐって、チェックを受けます。面白かったのは、ペットボトルやポットを持っている人は、警備員の前で一口飲んで、怪しい液体ではない事を証明しなければいない事。ここまで+20分ぐらい。
こうしたチェックを受けた後に、1000円の入場券を買います。千円札しか受け付けてくれないので、事前にお財布をチェック!その後、並んで入場を待ちます。ここでも、20人ぐらいずつしか入れてくれないので、規制されます。入退場が同じ入口なので、20人ぐらい出たのを確認してから、その分入場させるという方式でした。さらに、+10分ぐらい。
館内は写真撮影はもちろん禁止です。さらに、壁、ドアノブ、展示物、カーテン、装飾品、全て触るのは禁止です。事前に、何度も説明があるのですが、お爺ちゃんとか、つい材質を確かめるように壁をノックしたり、おばあちゃんが、説明文の書かれたパネルを指でなぞったりして、いろんな所で、警備員に怒られていました。人生の大先輩なのですが、ちょっとおバカな方々が多かったです。
館内は、それは絢爛豪華でした。石膏で浮き彫り装飾された壁に金箔が貼られています。豪華なシャンデリアが華やかな光を放ちます。
撮影出来るのは、外の風景だけ。こちらは、普段は目にする事の出来ない主庭。南側の庭で、大きな噴水があります。
ちなみに、前庭のみなら、並ばずに自由に観覧出来ますので、正門前の警備員さんに聞いてみるといいでしょう。ちなみに、正門から入ると、主庭と館内の参観は出来ません。
唯一、絢爛豪華さを表現出来るのは、正面玄関のドア。こちらは外観なので写真に収めることが出来ました。迎賓館の壁は、様々な装飾がなされ、このような感じで出っ張りの所に金箔が貼られて輝いています。並ぶけど、あの豪華さは、見ておく価値ありだと思います。
ちなみに主庭には、ワゴンのカフェが出ています。主庭のみなら、並ばずに無料で入場出来ます。
この日は、ちょっと寒かったので、ホットのストロベリーショコラを。500円。
「ちょっくら、迎賓館でお茶していかない?」なんて事も体験出来ちゃう訳です。Instagramネタに、いかがですか?
公開日は、内閣府の迎賓館の公開日スケジュールでチェック!