祈りの幕が下りる時


久々に映画で号泣しました。普段はギリギリの所でこらえるのだけど、今回は無理でした。ストーリーは言わずもがな、役者さん達の演技力が凄すぎました。

特に、松嶋菜々子さんの若い時代を演じた、桜田ひよりさん。まだ中学生なんだけど、演技が凄すぎる!

かつて、「桐島、部活やめるってよ」で松岡茉優さんが出てきて、さらに、高畑充希さん、二階堂ふみさんと、若手の素晴らしい演技派女優が次々に出てきました。ドラマ「問題のあるレストラン」では、その3人同時に出演させたり。

その後、『湯を沸かすほどの熱い愛』で、杉咲花さんが出てきて、各映画賞で、新人賞と助演女優賞を総なめ。凄い女優達が出てくるなあと思っていたら、今回は、満を持して、桜田ひよりさんの登場ですよ!まだこんな女優さんが出てくるのか…と、驚きました。

もちろん、お相手の小日向文世さんが、上手く引き出しているのですが、それにしても、上手すぎる。確実に、これからドラマから引く手あまたとなる、若き女優さんです。その他、阿部寛さん、松嶋菜々子さん、話の核となる人達の演技が凄すぎて。派手なアクションがある訳じゃないけど、スクリーンからの圧で、終始圧倒され続けました。

街の小さな事件を追いながら、本質に近づくドラマ「新参者」が大好きだったのですが、完結編の今回は、これまでよりもスケールが大きいです。元々「東野版『砂の器』」などとも言われて来た原作ですが、映像を見ていたら、中居正広さんでリメイクされた、2004年の「砂の器」を思わせるシーンがありました。

後で調べてわかったのですが、監督は、その中居版「砂の器」を担当した、福澤克雄監督。さらに、半沢直樹」や「陸王」を監督したディレクターでもあります。なので、後半の畳みかけが、凄い!

新参者シリーズを見ていない人でも、もちろん楽しめます。この映画、マジでオススメです!出演者の演技力に圧倒されてください。お金払ってみても、損はしないと思います。DVD化されるのを待つのじゃ遅いです。新たなるスター「桜田ひより」さんの誕生に立ち会うべきです。

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スーパーブルーブラッドムーン

「今日は月を楽しもうか」
声優の山寺さんの一言で、お月見飲み会をする事になりました。番組で、「今日は36年ぶりにスーパーブルーブラッドムーンが見られる」と紹介しておきながら、自分達が見ないってどうなの?という事で、いつもの水曜日恒例の飲み会は、お月見をする事になったのです。

月が地球に接近した際に見える月は「スーパームーン」。1カ月に2回、満月になる現象が「ブルームーン」。皆既月食で、月の表面が赤っぽく見えるのが「ブラッドムーン」。この3つが同時に起きるのが「スーパーブルーブラッドムーン」で日本では約36年ぶり、アメリカでは、実に150年ぶりだといいます。これは見なくては。

とはいえ、この寒さ。外で飲むのも厳しいなあという事で、ビルの上の方にあって、かつテラス席のあるお店を検索。観察しながら、出たり入ったりしようという事にしました。

見つけたのは、ビルの上の方にあるレストラン。店内禁煙で、喫煙者の為に小さなテラスが解放されているのですが、食事をしながら、たびたびそこに出て月を観察する事にしました。

最初からお月見の予定だったら、一眼レフを持っていったのですが、この日は、iPhoneXと、SONYのRX-100だけ。しかも、いつもオートでパシャパシャ撮っているから、月を撮ろうとしての、細かい設定がわかりません。後で考えたら、もっとF値あげれば良かったのですが。デジタルズーム最大にしているので、シャッターを押すときにブレやすくテーブルに押しつけて固定しながら、撮るようにしました。ミニでもいいから三脚あればなあ。

月食がはじまり、僕らがテラスに出るものだから、他のお客さんも、外を気にし始めました。みんな今日が皆既月食だというのを知らなかったようです。女性のお客さんが多かったので、スマホしか持ってなくて、「上手く映らな〜い」なんて、残念がっていました。こちらは意地で、コンデジRX100でチャレンジ!

そして撮れた奇跡の1枚がこちら!山寺さんに転送し、山寺さんがTwitterに乗せたのもこの写真。

その後は、音楽がリクエスト出来るBARに移動して、今見てきたスーパーブルーブラッドムーンの話を興奮気味に話すと、店員さんが、「じゃあ、ここからは月の曲特集にしましょう」と言い、BEATLESのミスタームーンライトが流れ始めたのでした。

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