31日間無料のディズニーデラックス

ここの所、ほとんど地上派のTVを観ていなかったのですが、それはネット配信のディズニーデラックスを使って、アベンジャーズシリーズの制覇を行っていたからです。

今、劇場で公開されている「アベンジャーズ/エンドゲーム」は全ての作品の伏線回収と言われており、観なくても楽しめるけど、観ていた方がより楽しめます。

例えば、最低限これは観てからいけと言われる「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」は、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」からの続きの世界。マイティー・ソーのエンディングから、インフィニティ・ウォーの頭にストーリーが繋がっています。

もちろん知らなくても楽しめますが、知っていた方が「あれが、こうなったのか…」と、より楽しめる訳です。

マスコミという仕事上、これから映画の専門家にはなれないですが、マーベルだけは全制覇していると、この件については人より語れる事になります。まわりの制作者でもマーベル全制覇は、そんなにいないので。

今の時代、広く浅くでは通用せず、専門的に語れる分野をいくつ持っているかが勝負の時代。小さな陣取り合戦のようなものですが、ディズニーデラックスの31日間無料を利用して、アベンジャーズシリーズを制覇しようとしたのです。

アベンジャーズシリーズは、全部で22作品。
ディズニーデラックスは全作品配信と思われがちですが、契約の関係か「インクレディブル・ハルク」と「スパイダーマン:ホームカミング」はNetflixでの配信。

「アントマン&ワスプ」は、Amazonでの単品ネットレンタルとなっています。

第一段階、「アベンジャーズ」メンバーの誕生を描く作品
1. アイアンマン【2008年】
2. インクレディブル・ハルク【2008年】→Netflix
3. アイアンマン2【2010年】
4. マイティ・ソー【2011年】
5. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー【2011年】
6. アベンジャーズ【2012年】

第二段階、新たなヒーローの誕生と、他の作品との交流
7. アイアンマン3【2013年】
8. マイティ・ソー/ダーク・ワールド【2013年】
9. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー【2014年】
10. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー【2014年】
11. アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン【2015年】
12. アントマン【2015年】

第三段階、アベンジャーズ・インフィニティーウォー&エンドゲームへの伏線
13. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ【2016年】
14. ドクター・ストレンジ【2016年】
15. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス【2017年】
16. スパイダーマン:ホームカミング【2017年】→Netflix
17. マイティ・ソー/バトルロイヤル【2017年】
18. ブラックパンサー【2018年】
19. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー【2018年】
20. アントマン&ワスプ【2018年】→Amazon ネットレンタル
21. キャプテン・マーベル【2019年3月15日公開】→先行デジタル配信6/5
22. アベンジャーズ/エンドゲーム【2019年4月26日公開】

残念ながら21作目のキャプテン・マーベルは、ネット配信が6/5日なので、まだ観られてはいないのですが、それ以外は制覇しました。

なるほど、あれはこれと繋がっているかという事だらけ。

例えば、5作目の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」で、キャプテンアメリカのトレードマークとなっている星条旗の盾。これはアイアンマンのトニー・スタークの父、ハワード・スタークが作っていた事がわかります。そして盾の素材の金属「ヴィブラ二ウム」は、18作目の「ブラックパンサー」の世界と繋がっています。

また、要所要所でキーとなるのが暴走すると止まらない「ハルク」なんですが、なぜそうなったのかは、第2作目の「インクレディブル・ハルク」を観ておいた方が、より楽しめます。

もうすぐ、アバターを抜いて世界暦代行業収入成績で、1位になろうとしている「アベンジャーズ/エンドゲーム」。6/5日の「キャプテン・マーベル」先行デジタル配信で全作品制覇をしてから、もう一度観に行こうと思っています。

ディズニーデラックス、31日間無料なので、登録だけして、気になる作品だけみて解約しても無料。オススメです。

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キングダム

評判がいいので、遅ればせながらキングダムを観に行きました。元々、マンガやアニメはあまり観ない方なので、原作は1巻も読んでいないのですが、評判通り面白かったです。

個人的には長澤まさみさんと、橋本環奈さんの女優陣がとても良かったです。主役の山﨑賢人さんとかは、ストレートに戦国ヒーローを演じられていたのですが、二人の女優さんが一癖も、二癖もあるキャラを演じきっているのが凄いなあと。橋本環奈さんの役どころだと、男優だと見た目も明らかに三枚目キャラがやるハズなのに、あのビジュアルでやりきるところが凄い。

長澤まさみさんは、コンフィデンスマンJPもそうだし、特殊キャラを演じる能力が凄いなと。しかもカッコいい。翔んで!埼玉の二階堂ふみさんも凄かったけど、こういうキャラを演じきる女優魂に萌える要素があるんだなと思いました。

日本の映画って、余命とか、運命とか、安易に感同型のが多くて、こういう架空話をエンターテイメントでやりきれる事が少ないので、今回はやったな!と拍手を送りたくなりました。

あと、主題歌も良かったですね。ONE OK ROCK、の「Wasted Nights」。邦画にありがちな運命を歌い上げる感じの主題歌じゃなく、意味があんまり伝わらない洋楽調。逆にいい余韻を残してくれます。

個人的な話なんですが、平行して、アベンジャーズ・エンドゲームまでの22作品をコンプリートしようと(今20作品まで)見続けて来ているので、頭が半分マーベルのテンポと世界観の脳になっているので、それと比べると非常に日本的テンポなんだなあと思いました。

必殺技、最後の一撃を繰り出す前での前口上が凄く長い。その台詞が終わるまで敵もじっくり待ってくれる。

アベンジャーズ、特にアイアンマンだったら、相手が長台詞を言っている途中でガンとぶちのめし、「おっと失礼!まだ台詞の途中だったの?あいにくせっかちな性格でね」と言うなと思ったり。

中国が舞台の映画ですが、日本的な歌舞伎のみえを切る前の口上とか、舞台のお芝居から続く日本的なウケる演出を凄く感じました。

あ、批判じゃないです。面白いバトルものでも、日米でこんなにも違うんだなあという事です。どちらもオススメです。ぜひ劇場に。

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