調味料選手権2023でマッシュルームイチバンが総合1位に輝きました!

日本各地の調味料からナンバーワンを決める「調味料選手権」に今年は史上最多の211品の調味料がエントリー。10月29日に阪神梅田本店で最終審査が行われて、ベスト3が発表され、風土食房の「マッシュルームイチバン」が、見事、総合1位とご当地部門最優秀賞のW受賞を致しました。

こちらは自分が構成作家を務める千葉のラジオ局bayfmのit!!という番組と、千葉の食品メーカー風土食房さんがコラボして開発した一品。DJの春原佑紀さん&山瀬まみさんと供に何度も試食を繰り返して開発しました。

コロナ禍の第一派の時に不要不急の外出は避けるように呼びかけられましたが、だったら、スーパーでの楽しみを作ろうと、番組でスーパーで売れている商品や調味料を紹介。そのうち、他府県のご当地調味料はあるのに、千葉の調味料が無いという事で(醤油はありますが)、千葉のご当地調味料を作りたいという企画を立案。千葉の名産品で調味料を作ろうという企画がスタートしました。

実はこの企画は第二弾で、昨年の調味料選手権に第一弾となる「ネギイチバン」をエントリーし、総合2位を頂いています。(1位はあの「ほりにし」でした)。今回はリベンジとなる挑戦だったのです。

マッシュルームイチバンは、千葉県産マッシュルームの素材の旨みと食感を楽しめるように、粗みじん切りとペーストの2種類をブレンド。新鮮なマッシュルームを醤油、バターなどで味付けした‟食べる調味料に。

1瓶に家庭用マッシュルーム約1パック分がたっぷり入っており、コクとうまみが詰まったキノコ万能調味料。

おすすめの食べ方は、卵かけごはんやパスタやバケット。マヨネーズやクリームチーズに混ぜてディップソース。ひき肉に混ぜてハンバーグ。お湯で薄めてスープなど。そのままのせても調味料としても活躍します。

千葉の道の駅などを中心に売られているのですが、東京などでは食のセレクトショップ「AKOMEYA」さんや「こととや」さんなどでも売られています。

マップには載っていないのですが、僕の行きつけの江古田のレストランバー「ぽかんと」にも置いてもらっています。

飲み友たちが通販で取り寄せてくれていたので、送料がかからないように「ぽかんと」でも販売してもらう事に。

お試しメニューもあるので、気軽に味見も出来ますし、商品だけの購入もOKだそうですので、興味のある方、ぜひ、お試しを。

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潜水艦映画マニアが「沈黙の艦隊」を観てきた!

潜水艦映画マニアとして待ち望んでいたのが、漫画&アニメの実写化「沈黙の艦隊」です。原作者の「かわぐちかいじ」さんも好きで、ビックコミックで連載中の「空母いぶき」も読んでいます。

ただ少し不安要素もありました。先に実写化された「空母いぶき」が、古い邦画の手法で、本来、緊張感をもって進められるハズのストーリーが、回想だの平和ボケシーンの対比などで不用意にさし込まれた為、勢いが分断されてしまう事。また、シン・ゴジラでは、この危機を回避する為にどうしたら良いか、効果的に作戦会議シーンが挿入されていましたが、以来、危機回避ものには会議シーンが挿入されるようになって、しかも危機回避ではなく、責任のなすりつけ合いという意味のない物に。映画.comでも総合の点数が2.4という駄作中の駄作として烙印を押されてしまっていたからです。

さて「沈黙の艦隊」。「空母いぶき」にあった平和ボケ表現の無駄なコミカルなシーンは出て来なかったので、そこは一安心。

大沢たかおさんと、玉木宏さんの二人の艦長が対峙するシーンも、迫力があり、これはいいぞ!と思っていました。

が、しかし、二人の演技が良すぎて、まわりの役者の演技の下手なのが浮き上がってしまうという反面も。大沢たかおさん以外あまり言葉を発しない「やまと」乗り組み員は悪目立ちしなかったのですが、玉木宏さん率いる「たつなみ」の方は、台詞の棒読みや古い演技が目立ちました。出来るソナーマンを演じるのに、昔の業界ドラマのディレクターみたいに、今時、指パッチンを連発して出来る感をアピールしたり。ただ、静かに冷静に分析結果を話すだけで良かったのに。

ただ「たつなみ」側が余計な演技をする為に、黙々と任務につく「やまと」側が、有能に見えるという効果もあったので、そういう狙いもあったのでしょうか?と深読み。

ただ、そういう古い演出がちょいちょいがっかり感を出します。総理が緊張するとフリスクのようなミントタブレットを食べるのですが、それがちょいちょい挟まれてうざかったり。コミカルなシーンでもないのに、そういう古い演出が挟まれて、ガッカリさせられます。

ストーリーの方は「沈黙の艦隊」好きからすると、全体のかなり手前で話が終わってしまい、あれ?という感じで、肩透かし。

その後の、空母エンタープライズ率いる米軍艦隊と戦うシーンがハイライトなのに、そこまで行かないのです。続編があるかのような、この後、どうなる的な終わり方をするのですが、実は、事情があってこの後まで行けないので、中途半端ななシーンで終わらせたのでは?と思いました。

この後、原作ではアメリカ海軍に集中攻撃されるのを、艦長の巧みな操艦でかわし、その裏から空母に打撃を与え沈没させてしまうという話が控えていました。

さすがに、フィクションとはいえ、アメリカの象徴である空母エンタープライズを沈めては、国際問題になると、手前で終わったしまったのはないでしょうか?この「沈黙の艦隊」は、この後、シーズン3まで作られたアニメなのですが、その後もアメリカの最新鋭のイージス艦や原潜などと戦い、次々に沈めていくという話になります。

「空母いぶき」は、漫画では中国やロシアと戦うという話なのですが、映画では実在する国ではなく、謎の第三国と戦うという設定になっていました。やはり、これから後のストリーは、アメリカ国民の感情に配慮して、手前で終えたと推測したくなります。

舞台挨拶では、大沢たかおさんから「続編に期待してください」的なコメントがありましたが、あの後、空母を沈め最新鋭イージス艦を沈めるシーンを描けるのでしょうか?だったら続編を観てみたいと思いますが…。

潜水艦映画マニアからすると物足りない映画になってしまいましたが、映像等はが頑張っていたので、戦争映画マニアでなければ、迫力ある映画と評価する人も多いのではないでしょうか?

以前「潜水艦映画、個人的ベスト10」という記事を書いています。

「沈黙の艦隊」の原作の方は、【第1位・Uボート】のような絶体絶命からの脱出劇と、2位【第2位・眼下の敵】のような、好敵手による頭脳戦を併せ持ったような、ストーリーなのです。だいたいの潜水艦映画は、この二つの作品の手法を踏襲しているので、ぜひ、見比べてみてはいかがでしょうか。

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