マロロガ バワン(新井薬師)

走ると風がここちよく、自転車にぴったりの季節、秋だなあと感じました。

ところが一般的には「今日は暑いね」とか「寒いね」など気温の話はよく出ますが、具体的にこんな事で季節を感じたという話はあまり聞きません。

僕の場合は、フルーツパフェで季節の果物を知るというぐらいでしょうか。というか、旬の味を知るという理由をつけて単に食べに行っているだけなんですけど。パフェ評論家の斧屋さんのTwitterを見ていたら、美味しそうなシャインマスカットのパフェが載っていて、どこだ?と思って見たらデニーズでした。「デニーズ頑張ってる」のコメント付きで。よし、デニーズにも行こう。

花と言ったら秋はコスモスと曼珠沙華。これもサイクリングで通った河原で見る風景。

そういえば、埼玉の飯能にある、曼珠沙華が一面に咲く巾着田。コロナで人が集まらないように、全部刈り取られてしまったそうです。悲しい。

身近な所で、哲学堂公園は、春の梅と桜が有名ですが、秋はどうなってるんだろう?と覗きに行きました。

「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」というアニメがありましたが、この日見た花の名前を僕はどれも知らない。

秋の草花を寄せ植えにしているのでしょうが、知らないもんですねえ。これをパッと見て、何種類ぐらいの名前がわかりますか?

僕は左下のを見て「マーガレット?」と思ったけど、マーガレットって白ですよね。黄色のマーガレットってあるの?

そこで、iPhoneの花の写真を撮ればAIで名前を表示してくれるという「PictureThis」を使って、調べてみる事に。最初はコレ!

写真を撮ると、「日々草」という表示が。百日草という名前は聞いたことがありますが、日々草は初めてです。なるほど。

と園内を回っていると、答え合わせのある寄せ植えがありました。

先ほどの黄色い花(右から2列目中段)の名前は、「ジニア」。そこで「ジニア」でググってみたら「百日草とも呼ばれる」との事。これが百日草なのか〜。

日常でサイクリングしていた頃は、こうして目に見える風景のあれこれに興味を抱いていたのですが、不要不急のお出かけ自粛と言われつづけてから、そういう視点忘れてたなあ。まだ、遠出はダメなのかな〜?荒川サイクリングロード、走りたいなあ。

今はこうして近場のポタリングばかり。今回は新井薬師の「マロロガ バワン」へ。

テレワークが多く、自転車で近所の美味しいお店を探すのが、唯一の楽しみと言っていた知り合いが、「ここ旨いっすよ!この付近のカレー屋でダントツ!」と教えてくれたお店です。

その彼も、プアハウスの極辛カレーが無くなって、カレー難民となっている一人。プアハウスとは方向性違うけど、ここもなかなかとの事で、期待して向かいました。

頂いたのは2種類のカレーセット、900円。

チョイスしたのは、一番辛いとされていたアンドラチキンと、キーマ。

ご主人は、カレーの名店エリックサウスで修行された方だそうです。あちらも辛いアンドラチキンが人気メニューの一つなので、その流れを汲んでいるのでしょうね。確かに辛いですが、旨味がじんわりと。このチキンは日替わりになる模様です。

そしてキーマが旨い。ほとんどスープなしの粗挽きの挽肉で、ドライカレーに近い食感。それでいてピリっと辛くスパイシー。

ちなみに。エリックサウスというと、大久保のスパイシーカレーの魯珈の女性店主もこちらの出身。魯珈は人気が集中しすぎてまだ行けていないのですが、しばらくはこちらにお世話になろうかなと。

あと、要町のかえる食堂ね!もう1店ぐらいあると、ローテーションが出来るのだけどなあ。

■マロロガ バワン (MAROLOGA Bhavan)
■東京都中野区新井1-35-12
■営業:
11:00~15:00(火〜土)
17:00~21:00(火〜土)
11:00~18:00(日)
■定休日:月
場所はこのへん
お店のサイト

Pocket
LINEで送る

ハウスカフェ 江古田プラス(江古田)

コロナ禍でストレスが溜まっている人も多いそうですが、自分自身はなるべくストレスを溜めないように、こまめにプチ解消するように心がけています。

自分のストレスの解消法は、大きく分けて2つあって、一つは発散系。もう一つは整う系です。

発散系は楽しい仲間と飲むとか、スポーツをするとか、わかりやすいストレス解消法。

整う系は、イライラしている心を落ち着かせるもので、サウナで瞑想状態に入って「整う」と呼ばれているアレ。一般的には、あおり運転などのニュースで推奨されていたのが、カチンときたら、深呼吸をして一旦心を落ち着かせるという物だったり。

自分の場合はそれらに加えて、「丁寧な料理を食べる」という物があります。

ガツガツかき込むというのではなく、一つ一つ味わいながらゆったりと食事したい。江古田のランチで、そういう時間が欲しい時に行くのが、ハウスカフェ 江古田プラスです。

整う系で意外と重要なのが、お店のお水が美味しいという事。料理は美味しいのに、お水が〜。という所、結構あります。

だけど水が美味しいと、お料理が来る前に、水を飲んでいるだけで、瞑想スイッチが入ったりします。スマホをイジらず、水を飲みながら考え事をしたり。

たかが水、されど水。

頂いたのは、手ごねハンバーグの、ドリンク付きBセットで、1200円。

まず、見てわかると思いますが、この小鉢系が一つ一つ丁寧に作られていています。左から2番目のちっちゃい茶碗蒸しとかも、これで手間かかっていますからね。それを、ゆったりと味わいます。かき込むのはもったいないです。

ハンバーグもね、ほどよいソースの量だから、最初に肉自体の香ばしさを感じられます。先に肉自体の味を味わってから、下に敷かれたソースやマッシュポテトと絡めて食べる。

食べながら、なんでここにマッシュポテトを敷いたかな?とか、意図を想像しながら食べるのも楽しい。

あと、何度か書いていますが、ここのアップルジュースが美味しい。スーパー、コンビニのアップルジュースだと酸味が強い系が多いのですが、バランスがいい。ドリンク付きBセットを選んだ方、アップルジュースを、ぜひ、お試しあれ。

みんなと楽しく食事する発散系のストレス解消もありますが、一人で、食と向き合い、想像、妄想、瞑想しながら食べる食事も、また楽しい物です。

意外と一人で外食出来ないという方も多いようですが、ご近所の美味しいお店に一人で入るという、小さな冒険。コロナ禍にかなり刺激的な体験になると思いますよ。ぜひ、お出かけください。

■ハウスカフェ 江古田プラス (house cafe 江古田 plus+)
■東京都練馬区栄町20-5
■営業:
11:30~13:45(ランチ)
14:30~17:30(カフェ)
■定休日:火祝
■場所はこのへん
お店のInstagram

Pocket
LINEで送る