桜台と練馬と氷川台の中間、ちょっと陸の孤島的な場所にあるからこそ、隠れ家チックな「欅の音terrace」。平日はそれこそ人通りもまばらなんですが、週末になるとテラスに椅子と小物を並べたミニショップが出来たりして、ちょっとピクニック気分が味わえる場所です。
高円寺のJR東日本の社宅をリノベーションした「アールリエット高円寺」にも似ていて、あちらは住居兼店舗、住居兼アトリエをつくり、休日は芝生の庭でワークショップをしたり、マルシェをしたりしています。あっちも1階に人気のカレー屋さんがあるんですよね。
桜台も農家の無人販売などもあるし、日芸のデザイン科とか日頃からアクセサリーとかも作っていたりするので、休日にミニ学園祭っぽくなると面白いのになと思ったりもします。真ん中の休憩所で、武蔵野音大がクラシックのミニコンサートしたり。
北千住は、芸大と組んで「千住芸術村」を立ち上げて、空き家をアトリエにするという取り組みがなされています。そこまで大げさじゃなくても、マザーグースの元コンビニだった所を貸し出し、アマチュアのオーケストラの練習に使っていたりするじゃないですか。まずはそのレベル。クラシックの弦とかフルートとかだったら、そんなに五月蠅くないし。
ここに来る前に、江古田の税務署通りのパン屋さん「ひね」の前を通ったら、50人ぐらい並ぶ大行列でした。
実はこちらも、開店前に5〜6名ですが行列していたので、この写真は別日の物です。
今回来ようと思ったのは、Instagramの本日のメニューに聞いた事のないメニューが載っていたからです。一番上の「チョーレー・バトゥーレー」。揚げパンとひよこ豆のカレーとの事。
なすチキンキーマも食べたかったので、全部盛り1300円を注文。そして追加ドリンクでタマリンドソーダを。
ひよこ豆のカレーというので、ダルカレーみたいな甘めの物を想像していたのですが、きちんとスパイシー。家に帰ってから調べると、「チョーレー・バトゥーレー」は、揚げパンと共にチャナマサラを食べるインド料理とありました。で、今度はチャナマサラがわからないので調べたら、「チャナ(ひよこ豆)+マサラ(香辛料)」という事で、ちゃんとピリっと来ます。
実は、ダルカレーって甘味が強くてしまりがない感じで好んで選択して来なかったのですが、このぐらいピリっと来るなら美味しいじゃないですか!これって、他のお店でもこんな感じなのかなあ?
そしてキーマもちゃんと挽肉が主役。この界隈のインドネパール系のキーマは、カレーに挽肉が埋まっています系が多いのですが、ちゃんと挽肉を食べているという感じ。鶏そぼろ的な食感を想像してください。カレーに埋まってる系だとチキンだろうが、ラムだろうが、キーマだろうが、食感が似てしまうのが難点なのですが、ちゃんと挽肉感が残っているので、舌触りも楽しいです。いいね、こういうの。
■GREENBROWN(グリーンブラウン)
■東京都練馬区桜台5-11-18 欅の音terrace101
■営業:11:30〜15:00(不定期)
(営業日はInstagramでチェック)
■定休日:ほぼ平日
■場所はこのへん
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