かえる食堂(要町)

梅雨が明ける明ける詐欺で、現時点で関東はまだ梅雨明けしていません。しかも、ウエザーニューズの通知で、ゲリラ豪雨に注意というのを見てみると、江古田の上空に半径1キロぐらいで、雨雲が滞在。

江古田さえ抜ければ他は雨は降っていないのですが、江古田だけずーっと降っています。

江古田の雨が止むスキを狙って、自転車で脱出!そしたらお隣の東長崎は道路が乾いていて、雨が降った気配すらなし。どんだけ極所集中の雨なんだよ。江古田には、上昇気流をもたらす熱源でもあるのでしょうか?

まさか、日芸、武蔵音、武蔵の3つの大学のエアコンの室外機が、束になってハイパワーの上昇気流を作っているとか?そんな事を考えながら池袋方面に脱出しました。

目的は、かえる食堂のカレーです!

仕事関係で、夏風邪?季節の変わり目の風邪?をひいている人が多く、高熱で休んでいる人もチラホラ。

風邪の季節といえば、かつてはルーティンで、江古田プアハスのスパイシーな極辛カレーを食べて発汗させ、体にカツを入れるというのが行事だったのですが、プアハウスが閉店してからは、ここ要町の「かえる食堂」のカレーが、仮想プアハウスカレーとなっています。

本来なら、プアハウスのカレーに近い黒坦々カレーを頂くのですが、これまでに食べた事がないメニューに目移りして、キーマカレーに、手羽元チキンを2本トッピング。

キーマカレー850円に、手羽元100円×2で、1050円。

挽肉と根野菜のカレーがベースで、ちょっと珍しいスープ状のキーマカレー。黒坦々カレーなどに比べると、万人受けするスパイシーさで、食べやすいカレーです。

隣りで、ジムでのトレーニング風景のインスタに載せそうな、いい女系の筋トレ女子が、同じメニューを食べていたのですが(正直、それにつられた)なんか、ああいう人が食べていると、ヘルシーメニューに感じてくるから不思議。

食べ終わった後、自転車で池袋に向かったのですが、途中、先に出た筋トレ女子が池袋に向かって歩いていました。歩きというかウォーキングといいう感じに見えてくるから不思議。そういうちょっとした運動が、あの綺麗な体を作るんだろうなと思いました。

ジョギングも、ロードバイク女子も、かつては体のラインを見せるのを恥ずかしがり、日本独自のスカートなんて物をジャージにつけていましたが、筋トレ女子が、お尻のラインなどを自慢げにインスタに載せるようになってから、スカート派はみるみる少なくなりましたね。

ロードバイクのジャージ+スカートはめっちゃカッコ悪いので、せめてラインを隠すなら短パンを推奨したいです。

■かえる食堂
■東京都豊島区池袋3-6-1 第2京花荘 1F
■営業:11:30~17:00
■定休日:日月
場所はこのへん
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藤香想 (要町)

気持ちのいい気候でロードバイク日和なんですが、ここの所乗れていません。というのも、毎年恒例の「富里スイカロードレース10㎞」に向けてジョギングを始めたのですが、4㎞前後で腰痛が出てしまうのです。心肺能力的にはもう少し行けそうなのに、腰が痛くて走るのが辛い…。そこで、接骨院で鍼治療中。

そのため、腰に負担のあるロングライドやヒルクライムは、現在お休み中なのです。

なのでミニベロで、のんびりポタリング。近距離で旅気分コースを開発中です。

ご近所で温泉気分鉄板コースといえば、氷川台の旅館のような蕎麦屋「山禅」で庭を眺めながら蕎麦を頂いた後に、桜台の露天風呂のある銭湯「久松湯」でのんびりした後、併設のマッサージ屋さん「ティアレ桜台」でボディマッサージ60分コース。

第2プランは、椎名町を中心とした徒歩コース。蕎麦切りつるみで蕎麦を頂いた後、お寺の庭の緑が見えるカフェ、赤門テラスなゆたで、お茶して、近くの妙法湯へ。湯上がりに「おぐろのまぐろ」で、マグロの三種盛りを頂きながら、センベロ。電車で二駅で帰宅。

今回は要町スタートの第3のコースです。脳内の温泉スイッチが入ると、寂れた商店街も、ひなびた温泉街に見えてくるから不思議です。

商店街をゆっくりミニベロで走っていたら、家の前に椅子を置いて日なたぼっこしていたお婆ちゃんが、自分が通りすぎる瞬間「いってらっしゃい」と声をかけてくれました。全然予想してなったので、ビックリしたけど、なんか田舎とかに来た気分になりました。池袋から一駅の要町なんですけど。

商店街から住宅街へ折れ、この辺、何も無いなあというような所にあるのが昭和な住宅を改装したカフェ「藤香想」。この緑の中にひっそりとある隠れ家的お店です。

自転車置き場は石畳みの奥の隣接したアパートにある自転車置き場。このミニベロを写すのも久しぶりかなあ。ブロンプトンの方のブログだったりすると毎記事、愛車精神が反映された、可愛らしい折りたたみの停車スタイルのカットなどが入っているのですが、友人から3万円で買ったからか、名機と言われるKHSのP20を、すっかりママチャリ扱い。いかんいかん。反省せねば。

昭和28年に建てられた住宅を改装したお店ですが、いわゆる民芸調の古民家というよりは、元々の木の梁などを生かしたリノベーション系です。

木のぬくもりと香りを感じられる店内から見えるのが一面の緑で、これぞ新緑の季節。言わなきゃ要町って感じではなく、森の中のカフェという感じ。

新メニューのココナッツカレーは売り切れだったのですが、脳内温泉気分を味わうなら、こちらの海鮮丼のセット「海」1280円の方がピッタリでしょう。

上質のマグロ赤身と中トロにタコそして鯵、それに別添えの「とろろ汁」をかけて、お醤油をチラリ。もう脳内は伊豆。見える景色が木立だから、伊豆高原って所でしょうか?自分の訪れた地の過去のデータから、AIならぬ妄想知能MIがストーリーを組み立てていきます。

マジでお刺身美味しかった。ごちそうさまでした。

■藤香想
■東京都豊島区要町1-38-11
■営業:11:30~21:00
■定休日:火曜
場所はこのへん
お店のサイト

藤香想の一本裏の通りにあるのが、レトロな銭湯の山の湯。こちらには銭湯絵師の丸山清人さんによる富士山の絵があり、女湯は西伊豆の風景。(こちらのサイト参照)。ほら、脳内が伊豆になっている間にペンキ絵で西伊豆ですよ。

しかもサウナは追加料金無しの無料。

シャンプー、ボディーソープは設置されているので、タオル100円で貸りれば手ぶらでOK。

銭湯は15時30分からなのですが、2時過ぎだったのでまだ営業してなくて残念。違う銭湯が頭にあったので、そこまで計算してませんでした。次からはこの西伊豆コースありだと思います。

さて、当初のお目当ての銭湯を目指して住宅街をウロウロしていると、ガレージの中に油絵を飾ってある場所に出会いました。

かつて要町から東長崎方面にかけて、画家の集まる「池袋モンパルナス」という村的存在があったのですが、それを引き継ぐようなネオ的活動のようです。

東長崎に、一軒だけ当時の建物が残っているのだよなあ。そういえば、この辺には熊谷守一美術館もある。美術館コースも組み入れてもいいかもしれませんね。再構築ありかも。

さて、目指す銭湯のすぐ近くにバラに囲まれた家がありました。勝手に要町バラ園と名付けました。蔦の絡まる家は観たことありますが、薔薇に囲まれた家って、何気に凄くないですか?

あの要町バラ園から曲がり角一つ曲がった所にあるのが、今回のお目当て銭湯「クアパレス藤」。実は最近、近場で一番のお気に入りの銭湯かも。

リニューアル系銭湯で、15時30分開店の時間なのに、駐車場も駐輪場も満車。とはいえ、桜台の久松湯ほどの混雑ではありません。

サウナつきの銭湯で、水風呂の次に外気浴が出来る露天風呂横のベンチと、肘付きの椅子2脚。フロントでは水の他に凍らせたペットボトルもあり。ここでゆっくりと「サウナ+水風呂+外気浴」を、3ローテションするのが最近のお気に入り。(こちらのサイト参照

サウナはJ-POPが流れているのですが、結構つらい瀬戸際に、この曲が終わったら出ようと決めた時に流れたのがドリカムの「決戦は金曜日」で、終わるの待っていたらアウトロが1分以上あって死にそうになりました。長すぎるよ吉田美和さん!こだわりのアウトロもサウナで聞くとそんなもんなんですね。すみません。

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