東南アジア屋台 アガリコ食堂(池袋)

インバウン丼という言葉が定着しつつあるように、円安でお金を使いまくりの外国人観光客向けの1万円超えのメニューが、たびたび紹介されています。1万円でも海外に比べたら安いのだそうです。

そんな中でニュースになったのはキッチンABCのオムカツカレー。アメリカ人が「このボリュームで約1200円なんて信じられない。コスパが良すぎる」と驚いたという一品。

外国人以上に驚いたのが、キッチンABCにインバウンド客が来ているというニュース。キッチンABC、洋庖丁、ランチハウスミトヤといえば、池袋の「キンカ堂食堂」がルーツの洋食屋さん。西武線、東武東上線の人しかわからにローカルチェーンです。

そんなニュースを見つつ、同じく池袋のローカル洋食屋さん「チェック」には入りそびれていたなあと、行ってみたら行列で断念しました。

そこで代替案として向かったのが、西一番街を抜けたところにある東南アジア屋台のアガリコ食堂。

こちらは最近、池袋界隈のグルメを紹介するインスタグラムでちょくちょく流れて来るお店で気になっていました。

店内は、江古田でいうとベトナムを意識したエコダヘムのような、チープなインテリアや雑貨が配置されていて、東南アジアムード満載。しかも、この付近がガチ中華エリアで、中国人のお客さんもいたりして、飛び交う言語も国際的。

と言いつつ、お店は日本人のギャル2人が主役で運営されいて、SNSでも話題になっている千葉県松戸市の、女子大生がやっている街中華「東東」的な面白さもあります。

頂いたのは、カオマンガイで、ご飯小。2月3月に意外と寒くて動く気力がなかった為に、若干太ってしまったので、現在ダイエット&筋トレ中。そこで鶏肉&ご飯を減らす方向で。筋トレ中のチキンは正義。

実はこちらには、揚げカオマンガイもあって、そちらも気になっていたのですが、油の事を考えて今回はパス。きちんと体重が落ちたら、再チャレンジしたいと思います。

池袋は、ガチ中華の他にもエスニックが集中しているエリアなので、ぼちぼち巡って行きたいなあと思っています。

■東南アジア屋台 アガリコ食堂
■東京都豊島区池袋2-42-1
■営業:11:30〜23:00
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のオフィシャルサイト
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凡記 西安肉夾饃(池袋)

池袋の北口から風俗街みたいなエリアを越えて、さらに奥へ奥へと行くと、香港とか上海的な外観のお店が増えてきます。横浜の中華街とは違った、ガチ中華街です。

前回、池袋のガチ中華フードコート「食府書苑 凡記」でビャンビャン麺を頂いたのですが、その本店もあります。

日本語では書かれていないので写真で決めます。外国人観光客も、日本のちょっと高級な居酒屋は写真入りじゃなく、筆文字でその日のメニューが書かれているので、怖いのだそうです。しかもGoogle翻訳しても、どんな物かわからないと。

お目当ては左上の臊子干拌麺(サォズガンバンミェン)。

以前「西安麺荘 秦唐記」で頂いたヨーポー麺に似た感じなのですが、こちらでの名前は臊子干拌麺(サォズガンバンミェン)。

ここからは家に帰ってから調べたのですが、臊子とは、肉のみじん切りの事をいい、干拌麺は、ゆがいた麺をスープに入れずに、タレと混ぜ合わせていただく麺のこと。いわゆる「混ぜそば」「油そば」的な感じ。

唐辛子で炒めた挽肉の他、サイコロ状に刻まれた角煮、そして野菜。その上から油がかけられているようなので、やはりヨーポー麺とほぼ同じと言ってもいいのでは?

面は幅2センチ弱のビャンビャン麺。日本の麺とは違い手延べした後に切らないので、1本が非常に長い麺となっています。

幅広ですが麺のコシもあり、麺を頂いている感はつけ麺より強いかも。

あえて日本人には合わせない本場の味付けなので、唐辛子や花椒の香りが強く、激辛ではないのですが、食べると汗がたらーり。日本語が通じないドキドキとあいまって、心拍数は高めです。

■凡記 西安肉夾饃 ファンキーシーアンロオジャーモー
■東京都豊島区池袋1-2-7 メゾン田中ビル 1F
■営業:11:00〜22:30
■定休日:なし
場所はこのへん

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