ポポペク(初台)

初台

オペラは観たことがなくても、誰もが知っているオペラシティ。
という訳で初台に行ってきました。
これだけ空が青いという事で、放射冷却が凄く、もう極寒でした。
途中で引き返そうかと思うぐらい。

走り出せば体が温かくなるかな?と思ったのだけど甘かったです。
袖やら首筋やら、足もとやら、そこから冷気が忍び込んで来ます。
もちろん、袖口とかしっかり閉めてるんですよ。
それでも、そこからヤツは入り込んで来るのです。

そんな思いをしながら信号待ちで目をやると、生足ミニスカの女子高生達。
その素肌の構造を研究して、ユニクロで売ってくれよ。

ポポペク

さて今回行ったのは、二度目ましての初台「ポポペク」。
ご覧のようにバイクスタンドのあるお店です。

山と渓谷社の雑誌「自転車人」とのコラボで実施された
第1回TOKYOバイクコンシャスアワード
東京でバイクコンシャスだと思う施設や人をみんなで選んで、勝手に表彰しよう!

この企画のショップ部門で、ポポペクさんが表彰されていたので、
お祝いでも言いにいこうかな…と、思った訳です。
ちなみに、湘南ベルマーレの「フードパーク・アワード2011」も受賞していて、
W受賞ですね。

でも1回しか行ってないし、覚えてないかな?と思ったのですが、
覚えててくれて、顔を見るなり「あ!こんにちわ」と挨拶。
「今日、自転車って寒くないですか?」
「ええ、寒いです」

店主の方も自転車で40分ぐらいかけて通っているけど、
最後の10分ぐらいが死にそうになったと。

節分すぎたら気温が二桁復帰するそうなので、
それまでは無理せずにおこう。
…と思ったら、今週末は東京ゲートブリッジの完成記念!
「東京ゲートブリッジ・スポーツフェスタ」で
あの橋を自転車で渡るイベントに申し込んであったんだ。

お、開催される2月4日の土曜日は、気温が10度まであがる予定。
今日よりはマシだ。

ゼッケン

このゼッケンですわ。
参加される方、この番号みたら、声かけてくださいね。

チキングリル

さてさて今回いただいたのはハワイアングリルチキンランチ、700円。
ドリンクセットは、+150円。

シュリンプも美味しそうだったのですが、
ベルマーレのフードパーク・アワード2011のページみたら、
グリルチキンのデリが人気のようだったので、こちらをチョイス!

グリルで余計な脂も落ちてて、味付けもシンプルでヘルシー。
自転車乗りに最適の御飯ですね、コレ。
意外とボリュームもあって元気出ます!

旨い!こうなったら次は絶対シュリンプだ!

■ポポペク (popopeku)
■東京都渋谷区本町2-43-4 パーチェストーンハウス 1A
■営業
11:30〜15:00(ランチ)
17:30〜23:00(月〜木)
17:30〜24:00(金〜土)
■定休日:日曜
場所はこのへん
お店のサイト

ところで、ポポペクに限らず、自転車好きにはたまらない
バイクコンシャスなカフェ。
右のカテゴリーの自転車カフェという所で一覧を見る事が出来ますので、
ぜひ、参考にしてみてください。

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オーブ(外苑前)

オーブ

青山にある、自転車パーツメーカーのシマノが経営するカフェ、
オーブに行ってきました。

店内

自転車とオーガニックと雑貨。
それを融合させたカフェ。

「自然を楽しむ気持ち良さ」という点で共通点があり、
このお店を通して、自転車好きが器好きになったり、
オーガニックに興味のある方が自転車を好きになったりと、
ライフスタイルを提案していく為のお店です。

以前伺った時は、ランチでのカフェ利用だったのですが…。

会場

今回はトークショーに参加する為に、やってきました。
「昭和レトロ・ジュニアスポーツという魅力を語る」
というもので、
60年代から80年代にかけて少年を虜にした
フラッシャー付自転車など、「ジュニアスポーツ車」という物について
専門家を呼んで語るというトークショーです。

ブリジストンで、「ヤングウエイ・モンテカルロ」などのジュニアスポーツの他
「ロードマン」や「ユーラシア」なども開発した、渡部裕雄さん。

シマノでジュニアスポーツ用「コンソールレバー(変速レバー)」を開発した
渡会悦義さん。

TBSのプロデューサーで
「ツーキニスト」という名前を世の中に広めた自転車通勤人の疋田智さん。

この3人によるトークショーが行われたのです。

自分が乗っていたロードマンの開発者がいるなんって、ちょっと興奮。

泥よけ

たとえば、なぜ当時の自転車は「赤・青、水色」のラインが入った物が多かったのか?

ポルシェ

それは、当時のスーパーカーブームで人気だったポルシェ935の
レース車両である、マルティニカラーをイメージさせるため。

モンテカルロ

その他、グリーンと赤という組み合わせは、
モンテカルロラリーで活躍したランチアストラトスのアリタリアカラーでした。

ディスクブレーキ

最新メカのディスクブレーキも、子供向けの広告だから、
真剣白刃取りのイメージ。
今見ると、ちょっとお間抜けですが…。

志村けん

そして、子供達に絶大な人気のあった志村けんさんを起用してのCM。
TBSの疋田さんによると、
ブリジストン自転車は、当時8時だよ全員集合のスポンサーもしていて、
あのゴールデンタイムの莫大なスポンサー料が払えた訳だから、
そう考えると、そうとう売れていた事が、推測出来ると言っていました。

なるほど、業界人的な角度の見方。

当時のジュニアスポーツというジャンルの自転車には、
方向指示器であるフラッシャーの他、
スーパーカーのようなリトラクタブルライト、
スピードメーター、ラジオ、
電動変速機、オイルディスクブレーキが装備されていました。

進化

1983年にファミコンが登場してから、
男のコは、アウトドアからインドア指向になり、
自転車がステータスであった時代が終わり、ジュニアスポーツも終焉を迎えます。

でも、その技術や発想は今に受け継がれています。
この30年前のジュニアスポーツでも、最後は電動変速でしたが、
それが今、ロードバイクで話題になっている
シマノのデュラエースやアルテグラの電動変速機Di2へ。

オイルディスクブレーキも一時期廃れたのは、
当時の加工技術が低く、オイル漏れなどがあったからだそうで、
今の技術が確立されてからMTBなどに、再び採用されるようになっています。

スピードメーターは、液晶になり、
スピードだけでなく、ケイデンス(ペダル回転数)や、心拍数、
GPS付でナビまでついた物まで登場。

フラッシャー付自転車は、電池を喰うのが欠点だったのですが、
LEDライトの登場で、コンパクトで長時間持つように進化。

ちなみに、方向指示器的役割を持つものは、
ドロップハンドルのエンドにつけるLEDタイプの物もあります。
一度押すと10秒間ウインカーが点滅し、自動消灯するというもの。

LUMOS TACX(ルーモス・タックス)。
これ、夜間走行の時にいいかもですよね。

子供の絵

最後、自転車の未来の話になりました。

大阪の堺市にシマノが持つ自転車博物館というのがあり、
そこに来る子供達に未来の自転車を書かせると、
だいたい電気のプラグがついているのだそうです。

自転車の魅力は、自分の力で漕いで進むところ。
僕の楽しさもそこにあり、それには異論がないのですが、
もしかしたら、自転車の未来は、電動アシストにあるのでは?とも思いました。

音楽を聴くという価値観も、レコード時代はジャケットもアートの1つだったけど、
今のipod世代には、邪魔とか不要という人が多いです。
その価値観が変わる可能性もあります。

ロードバイク乗りが、自分の力を試したいというベクトルなのに対し、
とにかく楽して遠くまで行きたいという、価値観もあるでしょう。

お正月に行った東京湾一周サイクリング
同じフェリーに自転車をつんだカップルは、どちらも電動アシスト付でした。
普通のロードバイクだと初心者の女性に東京湾一周は無理かもしれないけど、
電動アシストなら行ける。
それで思い出がつくれるのなら、それもいいと思います。

奥多摩にトレックリングというレンタルサイクルのショップがあります。
奥多摩から奥多摩湖までは激坂が続くのですが、ここにはマウンテンバイクの他、
電動アシストのマウンテンバイクもあるので、
足に自信のある男はマウンテンで、女性はアシスト付きという選択もあると思います。
そしたら、これまで女性は無理っぽかった奥多摩湖へサイクリング出来ますし。

自転車を不自由に考える必要はない。
自転車は自由になるための乗り物なんだから。

新緑の季節になったら女性陣を誘って、奥多摩へサイクリングに行きたいと思います。

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