むつみ(江古田)

江古田のラーメン制覇で忘れていたお店がありました。新江古田に向かう途中にある「むつみ」

こちらは営業時間が短く、なかなかタイミングが取れずにいました。

自家製麺の手打ち麺が売りのお店です。

注文したのは一番オーソドックスな「ラーメン」750円。

麺は手打ちというだけあって、不揃いな切り口の舌触りが良く、昔はこういう麺が多かったなあとノスタルジックな気持ちに。ストレートより縮れ麺の方が好きなので。

注目したのはスープ。鶏ガラベースなんだろうけど、鶏の甘味がそんなに強くありません。もっと上品な感じで、どちらかというとお吸いもの系のような感じで、ゴクゴク飲めてしまうような味わい。よくある無化調系の醤油ラーメンの感じとは違います。

お会計の時にスープのベースを聞いてみたら「日高こんぶ」だそうです。それに貝柱、鰹節、鶏ガラって、これ和食じゃないですか。どうりでお吸いものっぽいなと思った訳だ。

無化調系のラーメン屋さんでも「昆布水」というのが流行りましたが、こちらは昭和38年創業という事で、60年前からこれをやっていた訳だ。ラーメンの具に昆布があるのは、スープの謎解きのヒントだったのかも。

故郷の岩手は、もう少し煮干しが強いのですがこの路線で、ノスタルジックになったのは、味が故郷を思い出させてくれたからなのでしょう。

■むつみ
■東京都練馬区豊玉上1-3-9
■営業
11:00〜14:00
17:00〜18:30
■定休日:金曜
場所はこのへん

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長男、ほそのたかし(江古田)

江古田のラーメン事情制覇。太陽に行こうと思っていたのですが、いつも行列が出来ている「長男ほそのたかし」の前を通ったら、行列無しで空席あり。これはチャンスと入店しました。

こちらのつけ麺は茹で時間12分かかるので、提供までの時間+ゆっくり食べると一人30分ぐらいはかかり、回転が良い方ではありません。

行列が出来るのは、その影響もあるのかなと思っていたのですが、食べたらこれは旨いのが理由だわと納得。今回食べ歩いている中では、今の所、TOPかもしれません。

頂いたのは、オーソドックな「つけ麺」の並、950円。

濃厚なつけ汁を見て、今、流行りのコンクリート系かな?と思ったのですが、魚粉系つけ麺にある、舌に魚粉のザラザラ感が残るタイプではなく、非常になめらか。このいい意味での裏切りが第一インパクト。

カウンター前に置かれている説明にも、スープは豚骨や豚足に煮干しや鯖節で3日間かけて作る超濃厚豚骨魚介の「スープの滑らかさをお楽しみください」と書かれてあるので、この滑らかさに気づいたのは正解だったのです。

麺は極太で、もちもち感と弾力を楽しみたかったので、熱盛りではなく、冷水で締めた麺にしました。

3種類の薬味がついてくるのですが、右上にちょこんと乗っているのが、梅カツオ。これは麺に載せて食べるタイプなのですが、国産ネギと、特製ラー油はお好みでスープにという説明が。

個人的に、ラー油は後半戦まで使わず、半分近くまでスープのプレーンな味を楽しむ事をお勧めします。この雑味の無いスープのバランス堪能する前に、味変してしまうのは、もったいないです。

なんなら最後のスープ割りの時に、ちょっと垂らして味変するぐらいで良いかと。

コロナ禍から、夜は炭水化物抜きを始めているので、ラーメン類を食べる機会は減り、つけ麺に至っては、たぶん3年以上食べていないハズ。今回の江古田のラーメン制覇みたいな企画で、強制的に食べ歩きしてなかったら出会っていなかったと思うと、やってて良かったなと思いました。

限定メニューで中華そば系が出る日もあるので、Twitterなどをチェック!

■長男、ほそのたかし
■東京都練馬区旭丘1-68-12 第4正道江古田ビル 1F
■営業:
11:00~14:50(L.O)
17:30〜21:00(L.O)
11:00〜20:00(L.O)(土日祝)
毎週月曜日は『牛骨旨辛つけ麺』のみの営業
■定休日:不定休
場所はこのへん
■お店のTwitter

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