一個前のエントリーで書きましたけど、戦後の品物が手に入らない時に考案された代替メニューのナポリタンは、もう食べなくていいんじゃないか?説。極端な事を書いたかなあと思っていたのですが、仕事場に行ってその話をしたら「別にいいんじゃないですか?食べなくて。もう何年も食べてないですよ」と、喫茶マニアじゃない人達に言われて、あああ自分は喫茶脳になっていたのかと思いました。
「昭和なメニュー=ナポリタン」というTV的ならぬ喫茶的忖度で「旨い」と言っておけばいいものを、社会学者の古市さん的立ち位置で、「だったらトマトソース食べればいいじゃないですか。そっちの方が本場に近いんだから」という気分になってしまう、そんなひねくれモードな日々。
「純喫茶のナポリタン」とすれば本になりそうな物を、なぜ排除しようとするのか、自分のひねくれ具合にも呆れます。
ナポリタン食べるぐらいなら、ナポリの名物プッタネスカを食べればいいじゃないか!と言ったのですが、本日のランチはプッタネスカではなく、干しエビとししとうとスパゲティーニでした。
干しエビとししとうとスパゲティーニは、ドリンク付きで、700円。ヘタなターミナル駅付近の喫茶店のナポリタンより、安いでしょ。これが江古田です!
トマトケチャップと、ピーマンの緑と魚肉ソーセージあたりで炒められるメニューのナポリタンが、緑はししとうで、魚介は干しエビ。ケチャップじゃないトマトソースのなめらかなのどごし。マジでこれでいいだろうと思います。
ナポリタンは昭和の想い出補正じゃなく、令和の今ならこんなので簡単に出来るじゃんという、素材現代補正して欲しいと思います。
■ジラソーレ (girasole)
■東京都練馬区旭丘1-73-9 三共ビル2F
■営業:
11:30~17:00(月〜木)
11:30~14:00(金〜土)
18:00~21:00(金〜日)
■定休日:毎週水曜日
■場所はこのへん
■お店のサイト