※こちらのお店は閉店しました。
前回のcoruri/cafe 家(コルリ・カフェ・イエ)に行った後、同じビルの2階にあるshimaに同時に行くのがカフェ好きのゴールデンコースと言いましたが、もちろんそれを実践しました。
どちらも入り口は、この赤いドア。
階段にはビーカーに入ったコーヒー豆。ミスマッチな感じが逆にいい雰囲気を醸し出しています。
二階の踊り場で、左手のドアを開けるとshimaです。
コルリ同様にクラシックギターのBGMが流れていて、共通する雰囲気を持っているのですが、こちらの方が、よりシンプルなインテリア。
足踏みミシンなど使い込まれたアンティークが、店内にバランスよく配置されつつ、ビーカーのコーヒー豆同様に、無機質な感じと暖かな感じが同居し、不思議な空間を演出しています。
古い雑居ビルを改装しているので、アルミサッシとか、適度に古い感じが、いい。そしてこういう雰囲気にはカリモクの椅子が合う。カフェの鉄板アイテムですね。この椅子。
こういう静かなお店に来ると、音に敏感になります。注文をした後に、ポットに水を注ぐトプトプという音。お湯を沸かす時にするサーっという音。こうして音を聞いていると、よく使うグツグツとかグラグラという音ではないですね。サーっという湯沸かし器の音に近く、その後、熱せられたポットが膨張する音でしょうか?テンテンという金属の音が時折します。
コーヒー豆屋さんも兼ねているので、フェアトレードで仕入れた豆を自ら焙煎しているのですが、Aブレンドは、東ティモールの豆をベースにブレンドしたもので、普通は450円、濃いめは500円。濃いめを注文。酸味があり爽やかな後味。
話は変わりますが…。最近、ラーメンを食べて歩いても好みの味に巡り会う事が出来ません。流行のいろんな物が入っている物ではなく、鶏ガラベースのシンプルな醤油味で、澄んだスープの物を探しているのですが、豚骨がプラスされたり、魚粉が入ったり、脂が入ったりと、なかなか本来のシンプルで、すっきりとしたタイプの味にお目にかかれないのです。
同様に、普段気軽に飲むコーヒーも、なんとかマキアートとか、いろんな物がプラスされてしまっている物が多く、缶コーヒーでもブラックをうたいながら、原材料を見ると香料とか何かしら加えられている物が多いのです。
なので、こういうお店で豆の味がわかるブラックを飲む事が、逆に新鮮。徐々に豆の特性とかわかるようになってきました。美味しかったので、豆を購入し家でも入れてみる事に。さて、ここでの味を再現出来るでしょうか?
※こちらのお店は閉店しました。
■shima
■東京都渋谷区元代々木町9-6 フィッシュバーンビル2F
■営業:13:00〜21:00
■定休日:火曜日
■場所はこのへん
■お店のサイト
せっかく近くまで来たので、代々木公園に行ってみる事にしました。
笹塚の銀杏並木とは対照的に、こちらは紅葉どころか落葉も終わり、冬の情景。
個人的にムービーを写真風に撮るのにハマっていて、今回は、上の写真の風景を動画でも押さえてみました。動かない風景と、その中で動きのある噴水や鳥、そして遠くから聞こえる太鼓など、音のついた写真のようで、少しお気に入りです。
以前撮った、紅葉の善福寺公園の動画はコチラ。