ギャラリィ&カフェ・山猫軒(越生)

山

続いて訪れるお店は、チャリカフェを始めてから、記念すべき300軒目となります。
このブログを始めたのが、2010年の5月だから、2年で300軒。
結構、ハイペースですね。
自転車のペースは遅いですけど…。

越生のパン工房シロクマから、さらに山の方を目指しました。

うどん屋

この付近は、やはりサイクリストが多いらしく、
うどん店にもバイクラックが備えられ、サイクリスト100円引きの看板も。

山

当初の予定は、正面に見える峠を越えて、西武秩父線の方に出る予定でしたが、
物見山でヘタれているぐらいなので、すっかり自信喪失。

看板

とりあえず、この付近の山の中にあるカフェへ行って、
それで余裕があれば、峠越えに挑戦する事にしました。
目指すのは、黄色い看板の「山猫軒」。

山道

山道に入ったけれど、あれ?意外と行けるぞ!

看板

途中の看板に、あと800mの表記。
あれ?もしかして楽勝?

激坂

…と思ったら、まさかの激坂!
写真だと、たいしたことないように映ってしまうのだけど、
高尾山の登山道ぐらいの傾斜でした。
都内でも有数の激坂!目白の「のぞき坂」がずーっと続く感じ。

き、きつい…汗。

自分の体重と、ヘタレ足を棚に上げ、フレームが重いクロモリに恨み節。

看板

やっと坂がゆるくなったと思ったけど、それでもまだ300mの看板が。
マジで?
結構、走ったでしょ。

山猫軒

心が折れそうになる寸前で、やっと到着。
ギャラリー&カフェの山猫軒です。

門

ちゃんと自転車で登って来て証拠に、鉄の門と鉄の自転車のコラボ写真を!

オブジェ

門のあたりには、ナウシカに登場しそうな鉄のオブジェがあったりして、
なんかジブリ美術館みたいな雰囲気も。

バイクラック

門の中には、お店の方のバイクラックもあったので、
こちらに止めさせてもらってもいいかもしれない。
まさかとは思うけど、山中で自転車を盗まれたら目も当てられないし。

古民家

建物は古民家調なので、農家とかを改装したのかと思いきや、
古民家などに使われている伝統工法を使ったセルフビルドだそうです。

店内

20年以上前に建てられた建物らしいですが、
柱とかを見ると、100年ぐらいここにありそうな雰囲気ですよね。

店内

ピアノも置かれていたりして、山の中のコンサートなんかもあるんでしょうか?

薪ストーブ

薪ストーブもいい感じなんですが、これを使う頃は自転車じゃ無理でしょうね。
雪とか凍結とかで。

パン

パンも売られているのですが、
こちらは、吉見町のブロンジェリー”風の杜”から届けられる、
自然酵母のパンだそうです。
買ったパンは店内でも食べられるとの張り紙もありました。

テラス

汗だくだくで登って来たので、風の気持ちいいテラス席へ。
ハンモックに横になりたーーい!
森の中の静けさも気持ちいい!

カプチーノ

頂いたのは、暑いと騒いでいたのにカプチーノ、500円。
暑い時に暑いのを飲むのもオツなもんです。
うまい!

■ギャラリィ&カフェ・山猫軒
■埼玉県入間郡越生町龍ケ谷137-5
■営業:11:00〜19:00
■定休日:月〜木
場所はこのへん

さて、このお店は、ほぼ山頂付近にあり、
2方向から登ってこられるのですが、
お店の方に聞いたら、僕が登って来た方が、キツイ坂だそうです。
1時間ぐらい前に、同じく自転車で登って来た人がいたらしいのですが、
同じ坂を選択し「死ぬかと思った」と言っていたそうです。

看板

もう一方のアプローチは、もう少し越生寄り。
ウッズライディングパークという乗馬クラブや
あじさい山公園に向かう道の所を、右折です。
こちらがオススメ。
まあ、自転車で行く人、あまりいないと思いますが…。

激坂で心が折れかかったので、
西武秩父線方面への峠越えはあきらめて、帰宅することに。

スポーツようかん

来たコースを戻ったのですが、
再び物見山越えで、ヘタった時にコンビニに入ったら、
噂のスポーツようかんを発見!

長距離の自転車乗りは、途中でエネルギーを補給しないと、
ハンガーノックというエネルギー切れになって、走れなくなるのですが、
それを防ぐために、コンビニのレジ前のミニようかんを買うという話しをよく聞きます。

それに目をつけた井村屋が、カロリーメイトみたいに栄養を補給できる、
スポーツようかんを開発したのです。
御飯一杯の栄養分と、スポーツで失われる塩分も補給。
塩分不足になり、足がつったり痙攣したりするのを防ぎます。

ようかんなので、ツルンと入り、
カロリーメイト系の、シリアルバーにありがちな、
口の中の水分が持って行かれて、モサモサする事もなし。
ただ塩分強めなので、普通の時に食べたら、しょっぱいかもしれません。

スポーツようかん

このスポーツようかん、前から探していたのですが、
都内のコンビニでは、なかなか見つかりませんでした。
物見山のローソンで、第一発見したのですが、
もしかしたら、サイクリスト御用達の川島町戸森のローソンにもあるのでは?
…と、帰り道にチェックしに寄ったら、棚一面のスポーツようかんですよ。

さすが!
自転車乗りたちが、みんな買うんでしょうね。

輪行バッグ

山越えでヘタれた時用の保険として、
自転車のタイヤをはずしてコンパクトに収納する輪行バッグも持って行ったのですが、
なんとか使わずに帰ってきました。

ボトルと一緒にボトルゲージに収納されているのが、そう。
このぐらいコンパクトに畳んで持ち運べるので便利!

オーストリッチのL-100。

夕日

秋ヶ瀬公園付近に戻ってきた頃には、すっかり夕日が傾いて来ました。
もう一踏ん張りして、家路を急ごう!

今回のパン工房シロクマ&山猫軒への越生の旅。
トータルで約140キロ。
これで足慣らしはOK!
今週末は、いよいよ銚子センチュリーライド、160㎞に挑戦です!

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パン工房シロクマ(越生)

荒川

サイクリストの聖地といえば、いろいろありますが、
埼玉県上尾の榎本牧場に続いて、
越生にあるパン工房シロクマを目指す事にしました。

この日は天気も良く風も少ない。
荒川を滑るように進むボートが気持ちよさそう。

秋ヶ瀬公園

この日の第一休憩ポイントは、秋ヶ瀬公園。
公園内にはいくつかトイレや自販機がありますが、
ピクニックの森A駐車場が、自転車乗りには人気です。
トイレ、自販機、水を汲む用の水道の3つが揃っているからでしょうか。

モロクロス

川越線を越え、上江橋を途中まで渡り、
橋の中程から川の中州へ降りると、再び、荒川サイクリングロード。
右手にモトクロスのコースが見えて来たら、入間大橋。

荒川自転車道

前回は、橋を渡って入間川サイクリングロードに入りましたが、
今回は、荒川サイクリングロードを直進します。

分岐点

しばらく行くと、土手の上を走る車道と合流するポイントがあります。
右手を直進すると熊谷方面ですが、今回は、ここから左の車道へと出ます。
県道339号。

看板

そして、上大屋敷という場所に来ると、Y字路があります。
直進すると川越ですので、右の、吉見、桶川方面に進みます。
この少し手前に、川島町役場方面の案内が出ているので、
役場を目指し、その方向に進んでください。

町役場

左手に川島町役場を見ながら、さらに直進。

圏央道

圏央道の下をくぐります。

車の人は、高速くぐったぐらいで何でイチイチ喜んでるの?
と思うかもしれませんが、
自転車だと、こういうチェックポイントをクリアしながら、
また一歩近づいたという喜びが湧いてくるものなのです。
ゲームの一面クリアみたいなもんでしょうか?

その他、天候、気温、風向き、道の傾斜。
車だとあまり深く考えない物が、体にひしひしと来るので、
そういうことに、敏感にもなっていきます。

林屋

丁字路風に県道74号にぶちあたったら、左折していくと、
酒屋の林屋のカーブがあります。
ここをクリアすると、休憩ポイントのローソンは、もう少し。

ちょうど向こうからは、お帰りの自転車乗りが来た所ですが、
カーブでは、結構、体を傾けて乗ってるんですね。
こうして写真で見てみるとわかります。

ローソン

そして左手に、川島町戸森のローソンがあります。
ここはサイクリスト御用達のお店で、休日には沢山の自転車が。

近くにいる方に「もうどちらか行かれて来たのですか?」と聞くと
白石峠を登って来た帰りだとか。
ちょうどお昼時だったのですが、朝から一山攻めてきた訳ですね。

自分は初めてシロクマに行くと言ったら、
「とりあえず真っ直ぐで大東文化大を目指して!
物見山を越えたら住宅地があるので、その信号を右折。
そこを間違えなければ、あとは道なりで大丈夫」
とチェックポイントを教えてくれました。

「じゃあ、初チャレンジ楽しんで来て!」
と、言い残して去るロードバイク乗りの方、
何か不安な時は、ここで休憩している人達に聞くと、色々教えてくれますよ。

普通、コンビニの前で知らない人と気安く会話しないけど、
なんか同士って感じがするんでしょうね。
山に登った時の登山客同士の挨拶にも似ています。

大東文化大

物見山の中程にある大東文化大付近は、上り坂。
ロードバイクは、すいすいと登っていくけど、
ポタリングな僕のヘタレ足には、結構、きます。

物見山

しかもこのあたりに来ると、皆、本格的なロードで、
初心者クロスバイクの僕は、フラットバーハンドルが、恥ずかしい。

物見山は標高は135mだそうですが、もうヘタレ足では超ノロノロ運転。
これで音を上げているようでは、ヒルクライムなんて無理ですね。

手打ちそば満作

さて住宅地の、手打ちそばの満作の前に来ると、
車がことごとく右折していきます。
写真は、二段階右折の真ん中なので、
右から来て、正面の道へ右折していく事になります。

八高線

本当は、ゴルフ場の日本カントリークラブの先の分かれ道を右にまがると、
近道のようだったのですが、見逃してしまい、道なりに。
八高線の踏切を越えれば、目的地はあともう少しです。

パン工房シロクマ

着いたぜーー!
サイクリストの聖地、パン工房シロクマ!
バイクラックには先客の自転車が。

店内

入り口の前のショーケースでパンを買って、
イートインスペースで、そのまま食事をする事が出来ます。
正面には、ここを愛する人達が作ったオリジナルのサイクルジャージが。
荒川を走っていると、結構、このジャージ見るんですよね。

テラス

この日は天気が良かったので、テラス席へ。
ベーコンポテト130円と、カレーパン130円、
冷たい飲み物は、冷蔵庫に入っている市販のドリンクという事だったので、
オランジーナをチョイス。
カレーパンは揚げじゃなく焼きなので、油っこくなくて、
走った後でも大丈夫。

いやー田園風景を眺めながらのパンは、ひと味もふた味も違います。
もちろん、お腹も減ってるしね。
これで自転車乗りの聖地を、また一つクリアだ!

■パン工房シロクマ
■埼玉県入間郡越生町成瀬313
■営業:
9:00~18:00(平日)
9:30~16:00(日祭)
ともに売れ切れ次第終了
■月曜・第1火曜
場所はこのへん
店主ブログ

ブログを読むと、ツールドフランスなどに出場の新城幸也選手も、練習の合間にご来店
おお!ユキヤだ!

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