マルハバ(池袋)

番組の女性DJから、「近所のショッピングモールまで遠いと思っていたので車で行っていたのだけど、自転車で行ったら15分でついた。意外と自転車って遠くまで行けるんだね」と言われました。

そうなんです。みんな自転車では無理と思いがちですが、江古田から池袋も自転車で15分以内。ドアtoドアだったら電車より速いのです。

だいたい池袋に向かう時は、東長崎の道路拡張の為の用地買収中の通り、補助172号を通って、池袋の立教裏に出ます。

この池袋の立教裏の通りが伸びて、東長崎の道路拡張工事の所に繋がる訳なんですが、部分的に完成しているのが、この道です。

道路拡張というとデメリットを叫ぶ人達も多いですが、正直、メリットも多いです。

この道は、立教小学校や池袋第三小学校の通学路にもなっているのですが、立教通りより歩道が広く通学が安全に。特に池袋第三小学校の脇の道は、椎名町方面からの車の裏道にもなっていて、早くこの道まで出た方が安全です。

また商店街が寂れつつあり、再生が見込めない場所では、スーパーを中心とした街作りに再構成した方が、買い物客は呼び込めます。ここも東武ストアを中心に置いて、その周辺に美容室やレストランが出来、街が再構成されつつあります。

近隣でいうと、要町通りの拡張を元にスーパーで再構築された千川周辺なども、参考になる例でしょう。ドラッグストアの上に、内科や耳鼻科など、開業医がテナントとして入る医療ビルもあったり、1箇所で用事が済むスタイルになっています。

ミニベロで15分以内で、池袋の西口に。

再構築といえば、友人達の間で注目が集まっているのが、ロサ会館裏の旧サウナ&カプセルホテル「オアシス」だった場所。リニューアルで、サウナ4種、水風呂4種を備える「かるまる池袋」というスパリゾートに改装中。「湯につかる」と「泊まる」に特化した娯楽を生み出そうというコンセプトです。

池袋といえば、サンシャインシティーの脇にサウナ好きに人気の高い「タイムズスパレスタ」がありますが、個室のホテルとカプセルを備え、ビジネスホテル&スパ的な施設となり、協力なライバルになりそうです。

12月3日にオープンですが、サウナ好きとしては楽しみですね。

今回、池袋までサクっと昼飯を食べに来たのですが、目的地はラブホ街の方面、ビジネスホテルのスーパーホテル向かいにある、パキスタン料理のお店「マルハバ」です。

カレー好きのブログなどに、ちょくちょく取り上げられているお店で、江古田のマヒ・グローバル・ダイニングで食べた、鍋で作るカダイマトンカレー。それの本格的な物があると聞いて、興味がありました。

店内は、全員外国人の店員さん。TVではパキスタンの放送らしき物が流されていて、クリケットの試合の結果を放送していました。ホントにクリケットで人気なんですね。

さて、こちらが鍋で作るマトンカラヒ。1250円。ライスは250円。

マヒ・グローバル・ダイニングでは「カダイ」と言っていましたが、パキスタンでは「カラヒ」と言うようです。しかも中華鍋のような大きな鍋で作られ、熱々の状態で運ばれて来ます。もちろん、鍋敷きもセット。鍋の大きさに最初ビビりますが、十分1人で食べられる量ですので、ご安心を。

こちらのカラヒがとても不思議な味。ハッシュドビーフのような甘味がまず飛び込んで来るのですが、その後に、ピリピリとした辛さがやってきます。甘辛いと言っても、甘塩っぱさではなく、本当に辛いです。

ただ激辛ではなく、じわじわ来る辛さ。なので、甘いから辛いに変化していく境界線を楽しみながら、ゆったりと食べるのがいいでしょう。

こちらには、日本でここだけしか無いという、羊の脳みそのカレーもあります。

■マルハバ (MARHABA)
■東京都豊島区池袋2-63-6 パレスガーデンミラノ 1F
■営業:
11:00~15:00
17:00~22:30
11:30~21:00(日祝)
■定休日:無休
場所はこのへん

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ストーン(有楽町)

銀座や日比谷、丸の内が再開発で新しく姿を変えてしまう中、昔ながらの姿が残るのが有楽町です。

その昔、お仕事をしていたニッポン放送は新しくなりましたが、その周辺は昔のまま。駅前のこのビルもその名は「有楽町ビルヂング」。丸の内の「丸ビル」も、建て替え前は「丸の内ビルヂング」だったのですが、建て替え後は「丸の内ビルディング」になりました。

1966年(昭和41年)に、有楽町ビルヂングが開業した時から続く喫茶店が「ストーン」です。

この裏手にあって、ニッポン放送時代はお世話になっていたリプトンはスタバに変わりましたが、ストーンは当時のままの姿です。

こちらのお店のオーナーの実家が石材店だったという事で「ストーン」と名付けられたようですが、御影石をふんだんに使ったデザインは当時のままなのですが、他のビルが全部今風だけに、逆に3周ぐらいまわって新しい感じです。

相当前なので、記憶もうろ覚えですが、建て替え前のTBSの喫茶ロビーも石を使った感じの、当時モダン、現代レトロな感じだったような気がします。

頂いたのは、フルーツサンド640円とコーヒー530円。

サンドされたフルーツはバナナとパインで、こちらもオシャレなのか、昔懐かしなのか、その人によってどちらにでも取れる感じ。パンが厚めでクリームたっぷりなので、食べようとするとクリームと一緒にバナナが押し出されてくるので、意外と食べ方もコツがいります。

多くのビルの建て替えで、有楽町の老舗喫茶で残っているのは、ピザトースト発祥のお店「珈琲館 紅鹿舎」、交通会館の昭和レトロな純喫茶「ローヤル」、閉店した「はまの屋」を復活させた「はまの屋パーラー」などがありますが、こちらのストーンも入れて四天王と言ってもいいのではないでしょうか?

■ストーン 有楽町ビル店
■東京都千代田区有楽町1丁目10-1 有楽町ビルヂング 1F
■営業:
8:00~20:00(月〜金)
11:30~18:00(土)
11:00~18:00(日)
■定休日:無休
場所はこのへん

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