つるや(都立家政)

つるや

ブログを読んでくれている方から、面白い喫茶店を教えて頂きました。
都立家政にある「つるや」というお店。
都立家政や鷺宮周辺は、面白いカフェが出来ているスポットですが、
こちらは昔からある喫茶店。

店内

かなり昔からあるお店にしては、
店内を見て頂ければわかる通り、モダンなスタイルで、
ミッドセンチュリーな雰囲気も漂います。

チャリカフェをやっていると、たまに建築家の設計のカフェに出会う事あります。
泉幸甫氏のデザインである、落合のカフェ傳とか。

こちらは、池原義郎さんが経営者であるお兄さんの為に設計した
初期の作品だそうです。
池原義郎さんのわかりやすい代表作は、西武ライオンズ球場。
その他、プリンスホテル関連でも数多くの作品が残っています。
だから長い年月が過ぎてもモダンなんですね。

ところで、野球ファンなら知っていると思うけど、
西武球場は、アメリカのロサンジェルス・ドジャースのホームスタジアム
ドジャースタジアムを参考に作られています。

グラウンドを掘り下げる事で、スタンド部分の建設コストが抑えられる、
掘り下げ式と呼ばれる物。
山の中腹にある西武球場だから出来た方式です。

ただこの方式には、1つ欠点があるんだよね。
西武球場で野球をみた事がある人ならわかると思うけど、
通常のスタジアムにある中間の出入り口がなく、
全員が頂上部分にあるトイレや売店を目指すものだから、
通路をメチャメチャ人が通り、野球観戦の邪魔。
と、思い出した事を書いてしまいました。

カフェオレ

見た目はモダンですが、メチャメチャ家庭的なご近所喫茶店。
カフェオレは、500円でお菓子付き。

隠れ家というか穴場というか、
住宅街の中で、ひっそりと、ゆったりとした時間が流れています。

■つるや
■東京都中野区鷺宮1-27-2
■営業:9:00〜18:00
■定休日:水曜
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蛍明舎・八幡店(本八幡)

隅田川

荒川から入間川サイクリングロードと、ぐるりと埼玉をまわった翌日は、
隅田川を越えて千葉県へ。

蔵前橋通り

蔵前橋通りを走っていると、同じ方向へロードバイクが。
自転車用語で「引いて貰う」というのですが、その後ろをついていきました。
前の人のペースに合わせると、精神的にも肉体的にも楽なのです。

信号のたびに一緒に停車するのですが、自転車に乗り慣れている方だったので、
ハンドサインで停車や方向変更の指示も出してくれて、
会話はかわさないけど、だんだんに意思の疎通が。

橋の所など登り坂にかかると相手のスピードが落ちるので、
僕が前に出て、お返しに前を引くように交代しました。

市川あたりまでのランデブー走行でしたが、おかげで楽しく走れました。
感謝。

DJ

やって来たのは海浜幕張。
片道約40㎞で、所要時間は2時間。
ここまでやってきたのには訳がありました。
モデルのシャウラのロードバイクデビューのアシストと、
ラジオ番組用の取材収録をする為。
番組でのパートナー伊津野亮さんとの走行の様子を写真撮影。
そしてインタビューを録音する係です。

シャウラ

シャウラのロードバイクは、セオサイクル西千葉店さんがカスタマイズした
セオサイクルオリジナルフレームのsemas cr-1。
シャウラの希望で、オールホワイト仕様に。

海浜幕張

まずはビンディングをつけずに、付近を走行。
休日の海浜幕張周辺は、トラックなどの交通量が少ないので、走りやすいです。

海

新習志野の埠頭の方まで走ると、海の向こうに海浜幕張のビル群が、
蜃気楼のように浮かびます。

花見川

続いて、花見川サイクリングロードへ。
道幅とか規模は多摩湖サイクリングロードに似ているのですが、
多摩湖みたいな車止めがなく、走りやすいです。

休憩所

対岸の花島公園に渡る、川辺いこいの広場で休憩。

猫

水飲み場付近にいた、のら猫がメチャ人なつこくて可愛かったです。

DJ

この日は、シャウラが初めてという事で、約30㎞と軽めのサイクリング。
でも普段からジムに通っているからか、体力的には問題なかったようです。
前傾ポジションから来る肩こりと、堅いサドルでお尻が少し痛くなったぐらい。
でも、後日、すぐにまた乗りたいというお誘いがあったので、
一発でロードバイクの魅力にはまったようでした。

初めてのサイクリングを終え、皆さんは車でお帰りになられましたが、
僕は自転車で帰路へ。

蛍明舎

途中で、あれ?何か忘れてるような…と、考えると、
せっかく千葉まで来たのに、千葉のカフェに入ってない!
本八幡まで戻ってきた所で気がつきました。

そこで本八幡にある、蛍明舎・八幡店に立ち寄る事に。

入り口

本店は習志野市の谷津にあります。
画家であったご主人が開いたカフェは、従来の喫茶店とは一線を画し、
多くの著名人にも愛され、村上春樹さんのエッセイにも出てきたりします。

店内

絵をやっていたご主人だけあって、美意識など、こだわりもあり、
ビルのテナントである八幡店は、
オーダーした家具で個性的な空間を作り上げて個性的な空間を作り上げました。
丁寧に使い込まれた家具は、アンティークの風合いに。

パイ

頂いたのはカフェグラッセ600円と、洋梨のタルト500円。
アイスのカフェグラッセは、角の取れた、まろやかで奥深い味。
アンティークの家具が作り上げる過去の世界に、タイムスリップさせられ
何か物語りでもはじまりそうな、懐かしく、優しい味です。

本来なら1時間ぐらいこの空間に身を置いて、
ゆったりとした時間に身を委ねてみたかったのですが、
東京へ戻らねばならず、残念ながら現実の世界に引き戻されてしまいました。

ぜひ、次回はゆったりとすごしてみたいです。

■蛍明舎
■千葉県市川市八幡2-4-9
■営業:10:00~23:00
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

江戸川

江戸川は、現実の世界、東京への入り口。
橋を渡り、バベルの塔のようなスカイツリーの下をくぐり、帰路へ付いたのでした。

この日は、片道40キロの往復80キロ+サイクリング30キロの約110キロでした。
またまたセンチュリーライドの160キロまで、50キロ足りない…。

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