THEポッシボー・新宿BLAZE

サイクリー

生バンドを背負ってやるTHEポッシボーのライブが観たくなり新宿へ。
その前に、時間があったので西武新宿線の高架下にあるユーズドの自転車屋さんサイクリーへ。

コルナゴ

中古で掘り出し物があれば…と見て回ったのですが、程度のイイ物が多いかわりに、お値打ち品は少なかったです。

気になったのは、細いパイプがカッコいいコルナゴのマスター。星形形状のリブ入りパイプで、さらに細く見えます。カンパニョーロ・コルサレコードがついて、マニア垂涎の逸品なのですが、お値段は88万円。手が出ねーわ。とても。

歌舞伎町

そして、ライブハウスがある歌舞伎町へ。これはミラノボウルを背中に、噴水広場、正面に旧コマ劇場方面を撮った物ですがごらんのように大工事中。2年ぶりぐらいの歌舞伎町だけど、以前のように人はいなくて、寂しい感じ。

新宿BLAZE

さて、生バンド系アイドルTHEポッシボーのライブが行われる、新宿BLAZEへ。

僕は番組でハロプロ系を担当しているのですが、うちの部下が担当している番組によくゲストで出るのがTHEポッシボーで、部下にお勧めされて、まずは池袋で行われたイベントを観に行きました。

その時はイベントスペースだったので、ファンのコールも禁止みたいなハンデのあるイベントだったのだけど、それでも機転を利かせてMCで盛り上げたり、逆にハンデを逆手にとってアカペラやったらり、場慣れしてるグループだなと感心しました。

だったら本来の姿である生バンドスタイルのライブも観たいなと。

公式のライブ映像があんまりないので、DVDリリースの時のダイジェスト映像で、まずは雰囲気を。

この日のライブも非常に良かった。結論からいうと、生歌、生バンド最高ーー!やっぱりLIVEというからには、歌も演奏も生に限る!

ハロプロの研修生、エッグ出身で結成されたグループだけに、歌も踊りもクオリティーが高い。

そんな中で、特に感心したのはロビンのMCと煽り!他のアイドル、ハロプロもMCはテンプレートの定型文が多いけど、ロビンのMC力は凄い!ライブの現場で鍛えられた感じで、会場の温度を見ながら話題をふっていく。これだけフリーのトークで会場を盛り上げられる人は、そういない。

テレビ的なのが、ももちや菊池亜美さんだとすれば、ロビンはラジオ的かな?

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大浮世絵展・江戸東京博物館

スカイツリー

さて、隅田川を越えて両国へ。両国橋から見えるのはスカイツリー。

東京スカイツリーは2013年の5月までの開業1年で638万人の来場者があったそうです。日本人の人口に換算すると5%ぐらいだけど、外国人観光客も含まれているから、日本人で行ったのはもっと下のの数字でしょう。ここも、まだ行ってそうで行ってない場所。早めに実際に行ってみないとね。

国技館

両国国技館の前は、大相撲のファン達で溢れかえっていました。時間的に、出待ちじゃなく、入り待ちですね。

旧安田庭園

国技館脇にある旧安田庭園は、常陸国笠間藩の下屋敷だった所を、大名庭園に改装。安田財閥の祖である安田善次郎が所有することとなりました。現在の姿は、関東大震災で壊滅した物を、復元したものだそうです。水面に映るスカイツリーが、不思議な風情に。

江戸東京博物館

その国技館の裏手にあるのが、江戸東京博物館。何度も電車でこの前は通っているけど、実際に入るのは初です。

大浮世絵展

今回の目的は、特別展の大浮世絵展。日曜日だったのですが、チケットを求める人で大行列。買うまでにかなり時間がかかりました。なので、1日で常設展などもじっくり見たい方は、早めに行くのがお勧めです。

美術展

今年、都内の美術館制覇をあげたものの、美術素人な自分。そこで、「大人が観たい美術展2014」という本を買ってお勉強。今年注目の展覧会の一つにあげられていたのが、この浮世絵展でした。

浮世絵は、今ではアートとして愛されていますが、江戸時代は美術品ではなく、庶民に情報を伝えるメディアだったそうです。動画はもちろん、写真も新聞もない時代に、絵と版画でいろんな物を伝えていたのです。

年中行事を描いた物は、今で言えばテレビのニュースの特集。役者絵はブロマイド、美人画はグラビア花魁を描いた物は風俗画であると同時に、華やかな衣装を取り上げたファッション誌。名所図は、旅のガイドブック。そして、春画はエロ本。

ならばアートとしてという他に、その当時の庶民の気分で、美人絵はグラビアアイドルを見るような目で、春画は、エロな目線で見てみようと思いました。

鮑取り

そういう視点で見ると、面白いなと思ったのは喜多川歌麿の「鮑取り」江ノ島付近で鮑を取る海女と、それを見物する人たち。

音声ガイドでも言っていたのだけど、春画など直接的なエロ表現に行く前で、少しだけ肌をあらわにさせたセミヌード的な作品。

まだ浮世絵で裸を描く時代まで行っていなかったので、肌をあらわにする理由として、海女さんの仕事風景を描いたという設定を入れてます。あくまでも風景画です!みたいな。

水戸黄門における、由美かおるの入浴シーンみたいな感じですね。あくまでストーリーの一部みたいな感じなんですが、実際の意図は入浴シーンで男性の視聴率あげようという。設定に言い訳挟んでいるパターンです。

こういう実験を挟んでの、春画等に発展していく訳ですね。

よく天気予報や台風中継で、ずぶ濡れの女子高生やOLさんばっかり映すけど、あれも、何かしらの意図が隠されてますよね。たぶん。考えすぎ?(笑)

館内

特別展を見た後は常設展の方へ。これがあの有名な橋か。見おろすと、江戸の文化を紹介するトークショーなんてのもやってました。

松の廊下

所々、模型など写真撮影可のゾーンもあります。こちらは、忠臣蔵でもおなじみの江戸城の松の廊下。

実際に江戸城に行くと、松の廊下跡という石碑も立っていたりするので、これを見た後に実際に足を運んでみて、ここにあの建物が建っていたのか…と感慨にふけるのもいいかも。

常設展には浮世絵のコーナーもあって、絵師、彫師、摺師の3人の職人の行程を経て出来上がっていく様子が版木などを交えながら説明されています。

こういう風に出来るんだとういのがわかりやすいので、ぜひ、浮世絵展と合わせて見ておくことをお勧めします。

東海道五十三次

常設展の方では、2月2日まで、歌川広重の東海道五拾三次を。ガイドブックの役目を果たした名所図絵でもあるんだけど、今で言う旅ブログ的でもありますよね。

江戸時代、東海道五十三次を13日かけて歩いていたそうです。その宿場が今どうなっているのか、自転車で巡ってみたいな…という気分に。もちろん、何日かに分けてね。

■江戸東京博物館
■東京都墨田区横網1-4-1
■開館時間:
9:30〜17:30
9:30〜19:00(土曜日)
■休館日:月曜
場所はこのへん
オフィシャルサイト

秋葉原

帰りに秋葉原を通ったら、街を埋め尽くす萌え少女のイラスト。絵に萌えるという意味では、江戸時代の美人画と同じなのかな。写真のない時代に美人画に萌えた人もいるだろうけど、ある時代に絵の方に萌える人もいる。彼らにとっては、作者は写楽や歌麿みたいな存在なんだろうか?

なかなか2次元の女性には萌える気質はないのだけど、唯一、江口寿史が描く女性には、ドキっとする事があります。たぶん、そういう感覚なんですよね。きっと。

痛車

走る現代の浮世絵カー。江戸時代、浮世絵の描かれた痛籠とか、痛馬とかってあったんでしょうかね?

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