最近、ロードバイクを買った知人に、
「車道走るの怖くないですか?」
と聞かれました。
環七だとや山手通りだとか、幹線道路は怖いでしょうね。
車脳の人は、ルートを選ぶとき、幹線道路が頭に浮かびます。
ただ、自転車乗りは、幹線道路を回避した、走りやすい道を覚えて行きます。
例えば、江古田から上野や神保町、秋葉原方面に向かう場合。
幹線道路でいえば、新目白通りだし、
千川通りから東長崎を抜けて、目白通りに出るというのが
オーソドックスなルート。
ただ、新目白は大型トラックなどが多いですし、
目白通りは、路駐やバスが多く、神経を使います。
そこで、僕の場合は、1本裏手を走ります。
千川通りの1本北側。
江古田の駅前、江古田コンパから練馬総合病院に向かうルート。
これをひたすら真っ直ぐ、目白方面に向かいます。
山手通りで、1度、このようにぶつかるのですが、
すぐこの左手に乗ったままくぐれるガードがあるので、
このトンネルの出口から続く道へ。
さらに目白の住宅街を抜けて行くと、目白のりそな銀行の所へ出ます。
正面に見える森が学習院なので、あそこが目白駅前。
ここまで、ほぼ1本道で、住宅街なので信号も少なく、
もちろん車の交通量も少ないです。
なので、車のストレスなしに走る事が出来ます。
まっすぐ行けば、雑司ヶ谷。
駅と学習院の間の坂道を下れば早稲田方面。
車のストレスなしで、どんどん走れます。
江古田近辺の話しなので、チンプンカンプンな人も多いと思いますが、
要するに、幹線道路に併走する、1本裏道を見つけましょうという事。
そういう道が繋がれば、自転車で楽に走れるエリアがどんどん広がります。
さて、今回その通りを使って向かったのは、谷中。
谷中の名所「夕焼けだんだん」と呼ばれる階段。
夕方この階段から谷中銀座方向を見ると、綺麗な夕焼けが見えることから、
つけられた名前だそうです。
反対側を振り返ると、谷中銀座。
自転車に乗ったまま通行出来ないぐらい、激混みです。
なんか原宿竹下通りぐらいの勢いで、観光客が殺到しています。
1年中「かき氷」が食べられる「ひみつ堂」は、真冬なのにこの行列です。
寒くないのかな?
さて、その通りを上野方面に向かった所にあるのが、
古民家カフェの「HAGI CAFE」です。
もともとあった萩荘というアパートをリノベーションしているのですが、
1階がカフェとギャラリー&レンタルスペース
2階には美容室と、設計事務所などが入居しています。
自転車は門を入って左の砂利スペースに止めるように、
注意書きが書かれていました。
自分以外にもチャリカフェのお客さんいますね。
2階への階段はアパートだった頃の面影を残しています。
店内もいい感じだったのですが、満席でカメラを向けられなかったので、
テーブルフォトだけで。
半熟玉子のキーマカレーとドリンクのセットで、1050円。
まわりでは、クロムムッシュ頼んでるお客さんも多かったかな。
上野の美術館に寄る前に、また来てみたいお店です。
店員さんの接客も良くて、なかなかいいお店に当たったなと。
左上にもチラリと映り込んでいる女性は、
結構、いい一眼レフ持ってました。
いわゆるカメラ女子。
谷中は猫も多いし、古民家カフェもあるし、
いわゆる谷根千と呼ばれるこのエリアは、カメラ女子にとってうってつけですね。
■ハギ カフェ (HAGI CAFE)
■東京都台東区谷中3-10-25 HAGISO 1F
■営業:12:00~21:00
■定休日:月曜
■場所はこのへん
■オフィシャルサイト
このお店の前の道を上野方面へ向かい、
谷中霊園方面にいった所にあるのが、
古民家カフェならぬ、古民家自転車屋さんのTOKYOBIKE。
お店の軒先に酒林がぶらさがっているので、酒屋さんのリノベーション?
こうして都内を自転車散歩するぐらいなら、
tokyobikeの5万円台の自転車で十分走れます。
江古田から谷中まで45分ぐらいでしたが、
それでもまだ怖いという人は、こちらでは1日1000円のレンタルもしているので、
まずはそれで谷根千を自転車散策してみるというのも手かもしれません。
上野の美術館へも自転車なら5分で行けるし、
行動範囲と楽しみ方が、ぐっと広がると思いますよ。
ただし、お店の方に聞いてみたら、
土日はそういうお客さんが増えるそうなので、
行く前に一本電話入れて、予約して置いた方が確実だそうです。