マンモスコーヒー(上石神井)

雨ッシュ

ここのところ週末が雨で、サイクリングに出かけられません。
先週も輪行でヒルクライム出かけようかと思ったのですが、
山側が軒並み雨模様。

今週末は天気予報では晴れとなっていたので、出かける気満々だったのですが
朝に雨ッシュをチェックしたら、神奈川に雨雲が来ています。

これがこのまま東に流れてくれれば、雨からは逃れられます。
1時間おきの天気予報をみても、1日中晴れマーク。
そこで、とりあえず出かけて、朝飯を食べながら考える事にしました。

マンモスコーヒー

まず、この日誤算だったのは、下井草のカリーナが、
カウンターでサンドイッチは売っているのだけど、
イートインの店内はお休み。
POPEYEのサンドイッチ特集で取りあげられてから、
行きたくてしょうがなく、やっと来れたのに。

そこで、お隣り上石神井の「マンモスコーヒー」へ。

店内

サンドイッチとアイスラテを頼んで、
来るまでの間に天気をチェック!

雨ッシュ

うえええ?
雨雲が自分の方をめがけて、まっすぐに向かって来ます。
東に抜けず、北東へ!
これはヤバイ!

家に戻るか?
それとも西に逃げるか?
西に逃げて、ギリに雨雲回避出来る可能性もあるけど、
裾野が広かったら、飲み込まれてしまいます。

安全策をとって帰るか!?

サンドイッチ

という訳で、サンドイッチを慌ててパクつきます。
ミラノサラミとパルミジャーノは、580円。
アイスラテは、500円(確か)
せっかく美味しいサンドイッチなのに、じっくり味わってるヒマがありません。

外の木々を見ていると、風が吹き始めています。
これは雨雲来ているな。

自転車乗りって、雨が降る予兆がわかるという人多いと思うのですが、
雨の前って、若干気温が下がり、涼しい風が吹き始めます。
「あれ?暑いはずなのに今、涼しい風が吹いたぞ!」
という時は、雨ッシュをチェックする癖が。
そうすると、だいたい雨雲が近づいています。

さらに走っている時だと、湿度が高くなっているのか、
風の肌触りがヌルっとするような感じも。

ヤバイ!帰ろう!

■マンモスコーヒー
■東京都練馬区関町南2-5-15
■営業:10:00~18:30
■定休日:月曜(祝日の場合は翌火)
場所はこのへん

雨ッシュ

と、この日はロードバイクだったので、
スピードを上げて、全力で帰宅!
ギリギリ、雨に降られずに帰る事が出来ました。

ただし、全力で走ったので、汗だくで雨に濡れたのと同じ。
シャワー浴びたら、一仕事終えたような気分になって、昼ビールですよ。

お酒のんだから、晴れてももう今日は自転車には乗りません。

雨ッシュ

昼過ぎに雨ッシュをチェックしたら、練馬をギリギリかすめて、
雨雲は東に抜けていました。

んー、やっぱ西に逃げてれば良かったかなあ?
明日はリベンジだ!

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江戸妖怪大図鑑・太田記念美術館

太田記念美術館

原宿の浮世絵専門の美術館、太田記念美術館に行ってきました。
ラフォーレのちょうど裏手にああります。

浮世絵という事で外国人客が多いのと、
夏休みという事で家族連れも多かったのですが、
原宿という場所柄なのか、それとも美術好きの学生なのか、
アイドルみたいな可愛い女のコも混じっていて、ドキドキしました。

江戸妖怪大図鑑

観に行ったのはこちら!「江戸妖怪大図鑑」
こちらは、期間が三部に分かれていて、
第1部の7月は「化け物」
第2部の8月は「幽霊」
第3部の9月は「妖術使い」

第一部の「化け物」は、河童、化け猫、天狗などお馴染みの妖怪が勢揃い。
僕が見たのは第二部の「幽霊」で、お岩さんにお菊さん、平家の亡霊など、
歌舞伎などにもなっている幽霊が中心。

北斎

まずは葛飾北斎の「百物語」から、
「お岩さん」と、番町皿屋敷の「お菊さん」。
百物語は、怪談を一話語る事に蝋燭の火を消し、
百話目の蝋燭を消すと、本物の幽霊が現れるというもの。

その怪談を浮世絵にしたのが、葛飾北斎。
どこか水木しげるの世界に通じる、
恐ろしさとユーモラスな両方の側面を持ちます。

北斎の百物語りは、当時はあまり人気が無かったのか、
現存する物が非常に少ないそうです。

お岩さん

当時の幽霊の絵は、幽霊そのものではなく、
怪談を演じる役者絵を描いた物が多いです。

歌川国貞 の「お岩さん」なのですが、
三代目関三十郎の直助権兵衛 
八代目片岡仁左衛門の民谷伊右衛門
五代目坂東彦三郎のお岩の亡霊と小仏小平亡霊 
五代目坂東彦三郎の佐藤与茂七
という人気役者による名シーンが描かれています。

板に貼り付けられたお岩さんの死体、
その板が裏返されると、同時に殺された小仏小平の死体が現れるというシーン。
坂東彦三郎がその両方を演じ、早替えをするという見せ場です。

こんな風に、歌舞伎の人気役者と名シーンを通じて描かれた
幽霊の絵が多いです。
浮世絵の方も、紙をめくと人が入れ替わるなど、
飛び出す絵本みたいな仕掛けの物もあるんですね。

この美術館は1階、2階それぞれ1フロアというあまり大きくない美術館です。
そこに展示されている怪談や幽霊のストーリーを読んでいると、
現代に通じる物が見えて来ます。

例えば、ストーカーって現代病のような扱われ方をしていますが、
この頃からあって、恋する気持ち、一方通行の気持ちが高まりすぎて、
その好きな人を殺してしまうとか、自ら身を投げて亡霊になるとか、
怪談には、ストーカーに通じる物がいっぱいあります。

その他、出世の為にライバルを陥れるというような話しも多数。

先日も友人と話していたのですが、
幽霊よりも怖くて、実害があるのは、
精神的におかしくなっている人だねという事に。
猟奇事件もそうだけど、脱法ハーブとか薬物などの依存症。
最近もいろんな事件が起きてますけど、
弱い心にそういう物が入り込んでいき、人を狂わせる様は怪談以上に怖いです。

そう考えると、現代の妖怪や幽霊って、
そういう人を狂わせる「誘惑」なんかなんじゃないかと思ったり。

んー、我が身を振り返ると、いろんな妖怪がとりついている事になるなあ。
酒は確実、あとはアイドルとか?
おー、怖い。

張り紙

ところで、浮世絵の美術館だけあって、外国人観光客が多い為に、
トイレには、こんな張り紙がありました。
笑い話では聞いていたけど、ホントにあるんだね、こういうの。

■浮世絵 太田記念美術館
■東京都渋谷区神宮前1-10-10 
■開館:10:30〜17:30(入館は17:00まで)
■休館日:月曜および展示入れ替え期間
場所はこのへん
オフィシャルサイト

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