サイクルモードに行ってきました。自転車置き場は盗難防止の為、柵で隔離され、引換券かなにかが無いと入れないシステムのようでした。監視台もあり、常に監視員が見張っています。高級車が集まるので、かつて盗難事件も多かったようで、その対策でしょう。
さて、サイクルモードなんですが、写真撮影禁止という謎ルールが今年もありました。著名人が出演するステージだけかと思ったのですが、会場の至る所に「写真撮影禁止」の立て看板が。こういうのってSNSで拡散してもらう為のイベントなんじゃないの?お構いなしにバシャバシャ撮っている人も多かったですが、一応、ルールは守りました。
さて、一番のお目当ては、ロット・ソウダルのアダム・ハンセンの来場。サイン会は100名前後だったのですが、すでに整理券売り切れで、断念。トークショーの方を楽しんで来ました。
司会のサッシャさんが言っていたように、上の写真とは違って、とってもシャイな感じの人でした。
ハンセンの愛車の写真を見ながら、解説してくれたのですが、高いシートポストと、おなじみの狭いハンドル幅は、空力を考えての事だそうです。風洞実験をしてみて、いい結果が出たのだとか。
ロットとの契約はあと2年残っているけど、さらに、その後2年はやりたいとの事。グランツール完走の記録は更新して行きたくて、30大会完走ぐらいまでいきたいとの事。
トークショー終わってから、近くのブースを見てたら、ハンセンが普通に会場内を歩いていて、自分の隣で立ち止まりました。もう、大興奮!これだけで大満足でした。
アダム・ハンセンが撮った写真に自分も写っている!やったー!
さて、サイクルモードの方なんですが、主力メーカーがどんどん撤退でして、規模が大幅縮小。なので、新車的なみどころは、あまりありませんでした。
なので、マニアックなブース巡りに気持ちをチェンジ!
まずは輪行用に気になっていた三ヶ島製作所のペダル、Ezy Superior。アタッチメントをひねると、スポットペダルが抜けます。輪行袋をかつぐと、ペダルが足に当たったりするので、こういうのがあるといいかもですね。
輪行といえば、最軽量の輪行袋とも言えるのがオーストリッチのSL-100。自転車で町おこしのサイクルツーリズムのブースでは、輪行の仕方を披露していて、人だかりが出来ていました。ムービーを撮ったりして、真剣な人が多かったですが、輪行した事ない人、多いんですね。
オーストリッチのブースで色々お話を聞いたのですが、実はL-100よりSL-100の方が、生地が薄くて軽量ですが、生地の強さの方は意外にもSL-100の方が強いんだそうです。
まだカタログには載ってなくて、会場にも展示が無かったですが、輪行袋を留めてつけられるサドルバッグを開発中なのだとか。そうすると、ボトルゲージが一つ空くし、リュックなど無しの手ぶら輪行が出来るようになるとの事。楽しみ!
そして、マイクとスピーカー内蔵で、ブルトゥースを使って同じヘルメットの人をペアリングさせると、走りながら会話が出来てしまうという、スマートヘルメット。前方にアクションカムも内蔵していて、走行画像も撮れます。グループ走行の時に面白いですね。
会場にチェーンカッターを持ち込み、一般のワイヤーロックは一発で切れるのに、自社の鍵は破壊できない事を体感させていたのが、ABUS。最近は、ワイヤーロックを切ってロードバイクを盗む手口が増えているのでこのコーナーには、体験したい人の行列が出来ていました。
シュッとスプレーするだけで、リフレクター代わりになるのが、ALBEDO 100。無色透明なので、昼間は目立たないのですが、夜間にライトを浴びると、噴霧部分が光ります。無害で動物にかけて、犬の散歩などに使えるタイプも。洗濯すれば落ちます。3種類あって、塗装タイプは半径的。
自転車乗りに目をつけて、参入して来たのが、鈴木ハーブ研究所のパイナップル投入除毛クリーム。クリームを塗って5分放置し、拭き取ると毛が抜けているというもの。実際に腕の毛で試させてもらいましたが、見事に除毛されます。ロードバイク乗りは、ハーフパンツの時はすね毛を剃るので、こういうのもありですね。
サイクルアパレルのLOVELLは、パーカーがセールされていました。会場で買うとなんと2000円。しかも2000円以上お買い上げの方には、トートバッグプレゼント。このパーカーのグレイを買いました。普通にお買い得。
とマニアックなブースばかり巡って来たサイクルモード。自分のロードを持っている人は、マニアックなブースめぐりも楽しいですよ。