例によって全国銘菓探しの旅。今回は広島銘菓を買いに銀座一丁目の「広島ブランドショップTAU」にやってきました。「たう」というのは広島弁で「(手が)届く」という意味らしいです。「tau」の名付け親は広島出身の有吉弘行さん。広島の魅力を届けたいという思いで命名しのだそうです。
ところで、何で「届く」が「たう」に変化したのでしょうか?全然かすっていません。
「届」の訓読みは「とど(く)」で、音読みは「カイ」ですが、こちらもかすっていないうえに、「カイ」と読むケースはほとんど無いとか。
色々調べても出て来ないのですが、一人同じように予想している人がいて、「到達」の「到」は、旧仮名遣いが「たう」なので、そこから来ているのでは?という説。
んー、結局解決しませんでした。
さて、その「広島ブランドショップTAU」の2階にあるのが、お好み焼きの「鯉々」です。
鯉々焼きは1300円。
広島のお好み焼きについても調べたのですが、広島の人は「広島風お好み焼き」とか「広島焼き」とか言われると怒るそうです。「これがホントのお好み焼きだ!」と。
岩手には、お好み焼き文化は、ほとんど無くて、山形で「どんと焼き」、九州で「はしまき」と呼ばれる、薄くのばした小麦粉焼きを、割り箸にぐるぐる巻いた物が、お祭りの屋台で「お好み焼き」として売られるぐらい。
そんな、お好み焼き文化のほとんどない岩手出身者からすると、「これ、ほぼ焼きそばじゃね?」という感じ。
ディスっていません。美味しいです。あくまでも、中身、素材の比率的な事の話です。
恐る恐るインスタや、画像検索で「ほぼ焼きそば」でリサーチすると、広島のお好み焼き画像が出てくるので、同じ感想の人はいるようです。
岩手で鉄板系というと、ジンギスカンになってしまい、大阪の人の家にたこ焼き器があるように、ジンギスカンの鉄兜ような鉄鍋がありました。家に友達が来た時もジンギスカンやってたなあ。
あー、ジンギスカン食べたい。
■鯉々
■東京都中央区銀座1-6-10 広島ブランドショップ TAU 2F
■営業:11:00~21:00
■定休日:無休
■場所はこのへん
■お店のサイト