今年の流行語にもなった「タピる」。タピオカブームはもう終わりだとか言っている人に限って、タピオカを飲んだ事がないという事が多いのも、一つの特徴です。
別に無理して飲めとか思わないですが、「○○なんて」と批判する必要もないのにする人は、もうそれについて行けない人が多く、何だかカッコ悪いです。黙ってスルーすればいいのに。勝手に疎外感を感じて、わざわざ行かない理由を主張しているのでしょうか?
うちの番組の女性DJ(主婦)も、「並ぶのがね…」と二の足を踏んでいたのですが、「流行語になった年にタピらないと意味がないでしょ」と言ったらその日のうちに飲みに行って、次の日に「遅れてきた、今さらのタピオカ体験記」を自虐的に話したら、リスナーから大反響がありました。
実はまだ飲んだ事が無いというカミングアウトや、「流行なんて」と言っていたら娘に「つまんねー父親」と言い放たれて飲みに行ったとか、タピオカの注文も難しいがサブウエイも難しいとか、自虐的な共感が多数。自分の体験談に共感が集まるという非常にラジオ的な展開になりました。
そんな中で、アイスのタピオカは体験したけど、冬になって始まったホットはまだ体験した事が無いというメールもありました。そういえば、自分もホットはないわ…と、江古田の藍鵲~Lan Che~へ。
店頭に「HOTがヤバい」と張り出されていたのを思い出したのです。
ホットのタピオカは、透明なプラスチックカップじゃなく、紙のカップでスリーブがついています。スタバでスリーブの事が分からずに「段ボール巻いて」と言ったというネタがありますが、こちらは手作り感満載のまさに段ボール仕様。
ホットのミルクティーに黒糖タピオカをトッピングして、507円。
「ホットもストローで飲むんですか?」と聞いたら、火傷しないように70度前後にしてありますが、最初の一口だけ、吸い込みすぎないように注意してくださいとの事。確かに、恐れていたような熱さではありません。
で、HOTのタピオカですが、うどんを想像するのがわかりやすいかと思います。冷やしのうどんは、固めの弾力が楽しめるのに対し、暖かいうどんは少し柔らかめ。表現するなら、それに近いです。タピオカも一度茹でた物を氷で冷やしているので、方式は同じです。
ちょうど客足が途絶えた時間帯だったので、これ幸いとお店の方に、取材がてら色々聞いちゃいました。
こちらには、黒糖タピオカの他、白タピオカもあるのですが、僕らが知る中華料理屋で出て来た白いタピオカとは別物との事。お鍋の中身を見せてもらいましたが、黒いタピオカと同じサイズで、着色料とか香料を使わない自然派。言うなればナチュラルローソンならぬ、ナチュラルタピオカで、青山に10月に出来た「ミルクシャ」というお店が有名なのだそうです。こちらのお店」藍鵲~Lan Che~」では、黒糖タピオカと白タピオカのハーフ&ハーフも出来るそうです。
あと、こちらにはチーズフォームのトッピングもありました。
「タピオカの次はチーズティー」と言われていますが、ストレートティーの上にチーズフォームをトッピングして飲むもので、台湾では定着していますが、日本ではまだなじみが無いメニューだそうです。
生クリームよりちょっとサラっとした感じだそうです。「次はチーズティー」というのをネットで見て試しに来る方も多いそうですが、まだ慣れない感じで、次はミルクティーに戻る方も多いそうです。
という訳で、ラジオで使えそうな「白タピオカ」と「チーズティー」の話を仕込めたので、これでもう507円の元は取れました。このブログを読んで下さってる皆さんには、ラジオより先に公開してみました。
■藍鵲~Lan Che~
■東京都練馬区栄町4−4
■営業:11:00~22:00
■定休日:不定休
■場所はこのへん
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