最近、よくこういう止め方をしているロードバイクを見かけます。
ロード中級者、いや本来初心者でもわかるハズなんだけど、これは間違った止め方です。
場所は渋谷の公園通り。
公共の場に路駐するなというマジレスはちょっと置いておいてもらって、ロード乗りは、だいたいの方がわかると思うので、わからないという人だけ、ちょっと考えてください。
ヒントは、「これだと盗まれます。」
よくツイッターなどに、ロックしてたのに盗まれたという盗難情報が流れて来ます。
そのたびに、どうやって停めてたんだろうと思っていたのです。
まず、この止め方の以前の段階なのですが、ママチャリ同様に、車輪とフレームを固定したから安全と、他と接地していない鍵のかけ方で、止め方をする初心者も多いです。
それだとサドルをひょいと持ち上げて、前輪だけでコロコロ転がしていけば、簡単に盗めてしまいます。後は、人目に目につかない場所でワイヤーを切るだけ。
たとえ、前輪後輪ロックしてあっても、最近は、トラックで盗みに来る窃盗団もいるので、ひょいと持ち上げれば、荷台に乗せられちゃいます。放置自転車の回収方法と同じですね。
上の止め方で、一つ正解なのは、地球ロックしようとした所。
ガードレールのパイプをくぐらせてあるので、本来であれば、ロックのチェーンを切らない限り盗まれません。
では、地球ロックしているハズのこの自転車の止め方の、どこがいけないのかというと、こういう事になります!
パンクのチューブ交換したり、輪行したりする人はわかると思いますが、バイクの車輪は、ワンタッチで外せるようなクイックレバーがついているので、上の自転車のように、タイヤだけ地球ロックしている自転車は、タイヤだけ残してフレームが盗まれてしまうのです。
あの場所にピナレロを停めるのも、そもそもどうかと思いますが、やむを得ず停めるんだったら、フレームを通さないと持って行かれます。
あと、意外と落とし穴なのが、公共の駐輪場です。
駐輪場でロックされたらか大丈夫と思っている人多いですが、あれ、100円いれたら誰でも番号を押してあけられますからね。
あと、駐輪場とか物陰なので、人目に付かず、細いワイヤーのロックだと、簡単にペンチで切られてしまいます。そして、100円払って番号ロック解除したら、いっちょあがり。
基本ロードバイクで出かける時は、自分の目から離れる所に置いちゃダメです。
カフェでも、目視出来る場所に置きましょう。
そういえば、榎本牧場って自転車乗りの聖地で、週末には100台ぐらい止まっていますが、自転車乗りに悪い人はいない!と思ったのか、ロックせずに駐輪して、盗まれたという事件もありましたね。
盗まれた人は、サイクルジャージで上尾から電車に乗って帰ったのでしょうか?
チェーンロックでも万全ではありませんが、特に細いワイヤーロックは、ペンチ一発なので。
自転車のワイヤーロックなんて、ペンチで10秒という動画。
コレ見て、万全じゃないんだという事を、理解しておいてください。
フレーム通して太いチェーンロックし、U字ロックでホイール固定しても、目を話すとこういう事もあります。
こうなるともう、嫌がらせですね。盗まれてから後悔しないように、くれぐれもご注意を!
鍵でお勧めなのがブレードロックです。ワイヤーのようにペンチで切る事が出来ず、折りたためるのでコンパクトになります。ブレードロックでフレームとガードレールなどを地球ロックする事。それでだいぶリスクが低くなります。
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