ツール・ド・フランス2013

ツールドフランス

ツールドフランスがいよいよ開幕しました!

カフェめぐりファンの方には、あらかじめ謝っておきますが、
ここから1ヶ月間、カフェネタは少なくなります。
もうすでにツールに夢中です。

待ちに待ったこの1ヶ月が始まったのです。

ふだん、あまちゃんとタモリ倶楽部しかTVを観ないこの僕が、
初日からガッツリTV中継に見入りました。
たぶん高校野球ファンの熱い夏の盛り上がりに近いのかも。

とはいえ、一緒に盛り上がれる人が少ないので、
家で中継を観ながらツイッターで情報共有。
なので、ツイッターもツールネタ満載になりますので、
ウザい人は、フォローはずしちゃってください。

ロットベリソル

僕が応援するのはベルギーのチーム、ロットベリソル。
ゴール前でのトレインが綺麗で、好きになったチームです。

リドレー・フェニックス

実は僕の愛車リドレー・フェニックスは、
このロットベリソルが春のクラシックレースで使用したもの。
カラーもチームレプリカ。

世間一般からするとマイナーな自転車競技に夢中になり、
その中でも、スカイとかレディオシャックのような有名チームじゃなく、
ちょっぴりマイナーなロット・ベリソルを選んでしまうと、
もう、仲間がほどんどいない。
でも、いいのだ。ロット・ベリソルを応援し続けるのだ。

新城幸也

そしてもう1人。
日本人選手のユーロップカー・新城幸也選手。
今回は、オリカグリーンエッジの別府史之選手も、
サクソバンクティンコフバンクの宮澤崇史選手も選出されなかったので、
日本人では唯一の出場となります。

1週間前の全日本選手権で優勝した新城選手は、
ナショナルチャンピオンジャージで登場。

自転車レースでは、その国のチャンピオンになった人は、
国旗デザインに近いチャンピオンジャージで走る事を許されます。

新城選手は、もろ日の丸で、カッコ悪いとか賛否両論あったけど、
僕は肯定派。

新城

こうして観ると、日の丸がデカすぎるように見えるけど、
集団の中に入ってしまうと、目立たなくなります。
ちなみに、背中にも大きな日の丸が。

集団

中継映像は、こうして背中が映し出し出される事がメイン。
空撮も背中なので、日の丸は見つけやすい。
デザインより、視認性重視は、大歓迎。

ちなみに、グライペルやカヴェンディッシュもチャンピオンジャージなのだけど、
白にラインを引いているシンプルなヤツなので、
空撮の時は、どっちがどっちか一瞬わかりにくかったです。
昨年のチームスカイのボアッソンハーゲンのノルウェージャージとか、
あのぐらいの方が空撮でも見つけやすくていいなあと思い、
日本も背中にデカい日の丸にしてくれないかなあと思っていたのでした。

コルシカ島

今回は、ツールドフランスにとって記念すべき100回大会。
しかし、コルシカ島でスタートした記念すべき大会は、波乱の幕開けとなりました。

レースのドキドキ感とは別に、
映画「スピード」のような、思いもしなかったハラハラの展開が。

ゴール地点

なんと、レースが残り10㎞に差し掛かり、ゴール前の準備も慌ただしくなった時、
オリカグリーンエッジのチームバスが、ゴールアーケードにひっかかり、
コースを塞いでしまったのです。

もう、あと10分もすれば、選手達はこのゴールに飛び込んで来ます。
時速70キロを越えるスピードで。

運転手

前へも後ろへも動かず、ただただ呆然とする運転手。

情報も錯綜します。
ゴールを3キロ手前にするという指令が無線で飛びます。
3キロ手前に選手のタイムを計測するポイントがあるからです。
ただそこはロータリーになっていて、カーブがあり、
ゴールスプリントをするには、とっても危険な場所。

でも、バスは動かない。

楽車

やっとバスが撤去されたと思ったら、ゴール位置を元に戻すという指令が。
残り10キロを切っている中で、
ゴールは、3キロ手前なのか?それとも元の場所なのか、情報が錯綜。
スピードをあげるもの、ゴールが伸びたことで落とす者と、
足並みが揃わなくなり、集中力も欠け、ついに集団落車事故に。

ここで今日の有力スプリンターがのきなみ巻き込まれ、本命が消えます。

キッテル

そんな中、若干棚ぼたではあるけれども、
運良く残っていたスプリンターのキッテルがステージ優勝。

そんな波乱のツールドフランス2013、第一ステージのハイライトはこちら。

波乱を巻き起こしたオリカグリーンエッジのyoutubeでは、
監督達が乗ったチームカーの中で、無線で指示を出しながらも
混乱している様子がUPされています。

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アダム・ハンセン

アダム・ハンセン

自転車ロードレースのジロ・デ・イタリア第7ステージ!
ロット・ベリソルのアダム・ハンセンが見事ステージ優勝を飾りました!
パチパチパチパチ!

なぜなら、アダム・ハンセンのおかげでロットベリソルというチームが好きになり、
エーススプリンターのアンドレ・グライペルに憧れ
ついには、チームレプリカカラーのリドレー・フェニックスを買ってしまったほど。

そこで、まず、アダム・ハンセンまとめ

アダム・ハンセン

1981年5月11日生まれ・オーストラリア出身
トライアスロン出身の選手で、最初はランからスタートし、
バイクを向上させる為にオーストラリアの自転車チームに1年加入。
自転車のほうが好きになってしまい、自転車選手に転向。

これまでの所属チーム
・チーム・ハイロード(HTC) 2007〜2010
・オメガファーマ・ロット 2011
・ロット・ベリソル2012〜

彼の前に好きだったのは、HTCからBMCに移籍し、
それぞれのチームのエースを優勝させてきた優勝請負人、そして鉄人、
ジョージ・ヒンカピーでした。

その彼が昨年限りで引退してしまったのですが、
代わりに新たな鉄人として脚光を浴びつつあるのが、アダム・ハンセン。
ジロデイタリア、ツールドフランス、ブエルタスパーニャ
昨年の3大グランツール全てを完走した唯1人の選手です。
そのあたりから段々彼に注目するように。

ちなみに2008年に、チームコロンビア(後のHTC)で
ジョージ・ヒンカピーとアダム・ハンセンは、
チームメイトとして、ツールドフランスに出場しています。

まず、昨日のジロデイタリア第7ステージ、オフィシャルのハイライト映像はこちら。

野球やサッカーは、かつてひいきのチームがあったのに、
最近では妙にさめた目で見てしまって、好きで観るけど興奮出来ずにいました。
ところが、昨夜は、まさかのアダム・ハンセンの逃げ。
もう大興奮で、追走のニーバリやウィギンスが雨で濡れた路面で転倒した時、
不謹慎にも「ヨッシャー」と声を上げて、膝を叩いてしまっている自分がいました。

案の定そこから総合優勝狙い達は、無理をせず、スピードを出しません。
メイン集団のスピードもあがらず、逃げのハンセンにますます有利に。
そして、念願のステージ優勝!

実は、昨年、2012年のツール・ド・フランスの第18ステージでも
同じように、新城幸也選手らと逃げに乗り、残り2㎞まで逃げるものの、
最後の最後に吸収されてしまいました。

この動画ではわかないのですが、
メイン集団では、カヴェンディッシュとグライペルの戦いがあり、
同じチームのエース・グライペルを勝たせるために、ロットがトレインを組んだだめ
集団のスピードがあがり、結果、逃げていた同じチームのアダム・ハンセンが
つかまってしまうという皮肉な結果に。

なので、今回は念願の逃げが決まったステージとなった訳です。

そして今日はアダム・ハンセンの32歳の誕生日!

Happy birthday, dear Adam Hansen,
Happy birthday to you.

ちなみに普段は、チームの牽引役、リードアウト(発射台)として活躍。
わかりやすのが、今年の初めのツアー・ダウンアンダー2013クラシック。

終盤、アルゴスシマノとオリカグリーンエッジに
先頭を塞がれていたロットベリソルですが、
2:00の所、コースの右から先頭に出て、
チームをトップ位置に連れてきたのが、アダム・ハンセン。
ラスト1周の途中まで先頭で引き続け、
3:50で周囲を確認してお役ご免。

道を作ってもらったロット・ベリソルは
ユルゲン・ルーランズ、グレゴリー・ヘンダーソンとつないで、
アンドレ・グライペルを発射!
それはそれは、見事に美しいトレインなのですよ。

これみてると、歴代最強ビューティフルトレインの、
2009年、HTCコロンビア、ヒンカピー〜レンショー〜カヴェンディッシュを思い出す。
やー、ロット・ベリソルのトレインは美しいわ。

シューズ

そんなロット・ベリソルのアダム・ハンセンですが、とってもお茶目。
一人だけ履いている、こんな変わったシューズが話題になってたり…。
カーボンで作った105gのシューズで、自作らしいという噂。

ハンセン

レースの前に、「頭を剃って気合い入れたったー」とツイッターで報告したり…。

アダム・ハンセン

チームの合宿の時には、「今日はこのぐらい疲れた」と写真でネタを作って投稿。
これを10日間のキャンプ中に、1枚づつツイッターにアップしていって、
4コマ漫画風なストーリーを作り、10日目に大オチが待っているという。

これを観ると、お茶目なアダム・ハンセンも、ロットベリソルも好きになるハズ。

「合宿はつらいよ」by Adam Hansenはコチラ!

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