カフェ・エレバート(川越)

一番街

お腹も満たしたので、再び川越の蔵造りの街めぐり。
川越が蔵の街になったのは、大火の影響で、
その時に残ったのが蔵造りの家ばかりだったので、
防火対策として、商人達がこぞって自分の店を蔵づくりにしたのだそうです。

時の鐘

川越といえば時の鐘。
現在では機械式で1日4回、
午前6時、正午、午後3時、午後6時に時を知らせているそうです。

りそな銀行

同じく小江戸と呼ばれる、千葉県の佐原には、
赤いレンガ造りの三菱銀行がありますが、
こちらは古い鉄筋コンクリートの、りそな銀行。
設計者は保岡勝也で、丸の内の古い三菱の建物の設計者でもあります。
どうりで、なんだか共通する雰囲気がある訳だ。

人力車

江戸の町並みといえば、人力車。

人力車

ちょうど新郎新婦を乗せた人力車が通りかかりました。
お幸せに〜!

エレバート

その人力車乗り場の前にあるのが「カフェ・エレバート」です。
1915年に「桜井銃砲店」として建てられた建物で、
猟銃の他に輸入自転車を販売していたお店だったそうです。

1915年って言ったら大正4年。
当時の輸入自転車って、どんなのだったのでしょうね。

現存するメーカーで世界最古と言われるのがイタリアのビアンキで、1885年創業。
まさか、ビアンキとか輸入してないよね。
調べてて初めて知ったのだけど、イタリア車のアウトビアンキって、
この自転車のビアンキから派生したものだったんだねー。

店内

さて、ここの2階席がアンティーク風で人気なのですが、満席。
1階は、カウンター席と、外に置かれた喫煙席。

カウンター

僕は、カウンター席に座りました。
トイレは右上の木の扉の奥にあるのですが、
注文し、待っている間にトイレに行こうとしたら、
「ご案内します」と言って、ウエイトレスさんが。

後を付いていくと、寿司屋のカウンターの前を通って、
寿司屋の店内を奥へ奥へ。

どうやら、店舗だった部分が、カフェになっているのですが、
住宅だった部分は、姉妹店のお寿司屋さんになっていて、
トイレは共用されていたのです。
なんか、ちょっと面白い雰囲気で、
トイレから出てきたお客さんは皆、連れの人にトイレの事を説明していました。

カフェモカ

頂いたのは、カフェモカ550円。
これからまた荒川沿いを帰るので、HOTな飲み物で暖を注入しておきましょう。

それにしても、川越は凄い観光スポットなんですね。
次から次へとお客さんが押し寄せてきます。
自転車でとは言いません。
電車での観光もオススメですよ。

■カフェ・エレバート
■埼玉県川越市仲町6-4
■営業:10:30~19:00
■定休日:水曜
場所はこのへん

ドレスアップカー

最後に、埼玉らしい風景をもう一つ皆様にもご紹介。
素晴らしい、ドレスアップカー!

痛車

秋ヶ瀬公園には、素晴らしいペインティングの車が。

岩淵水門

さーて、早く帰ろう!
ほら、岩淵水門が夕日で薄いピンクに染まってきたよ。

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バニトイベーグル(川越)

鹿浜橋

久々に荒川サイクリングロードに行ってきました。
環七で鹿浜橋まで行って、そこからサイクリングロードに入ります。
この日は20度近くまで気温があがるとの予報でしたが、意外とあがらない。
寒い。
でも、ウインドパーカー着てるから、走り出せば大丈夫。

都内全制覇したので、今回目指すは埼玉県です。

荒川サイクリングロード

荒川サイクリングロードは、このように対面2車線になっている所が多いので、
多摩川サイクリングロードに比べて走りやすいです。

自分はポタリングと呼ばれる自転車散歩系の格好なのですが、
サイクルジャージに身を包んだロードバイクが、ほとんどで、
バンバン抜かれていきます。

後ろについてギアがどこに入っているのか確認し、
それと同じに入れて、足の回転数をシンクロさせてみたりしたけど、
やっぱりロードの方が早く、徐々に離されて行きます。
悔しいのう。

岩淵水門

赤羽近くにある岩淵水門。
ここで右の水門の方に分かれて流れて行くのが隅田川。
左が皆さんご存じの荒川。

ところで、この間、ブラタモリで荒川の特集をしていて初めて知ったのですが、
この岩淵水門から葛西臨海公園に至る下流の荒川って、
人口的に掘ってつくられた川って知ってました?

元々の流れは隅田川なのですが、細くて蛇行している為に、
大雨になると、下町流域が毎度のように水没し、
その対策として、田畑や住宅地だった所を掘って、川にしたのです。
大正2年から17年かけてつくられました。
なので、正式には荒川放水路と言います。

知らなかったでしょ。

土手

そのまま土手沿いをずーっと走っていたら、いつの間にか自転車いなくなりました。
あれ?と思っていたら、道を間違えたらしい。
実は、自転車道は、この1つ手前の橋を渡って対岸に行かなければならなかったのですが、
そのまま直進して来てしまった為、ひとりぼっちになってしまったのです。

まあ、散歩系で飛ばさない場合、これでもいいっちゃいいのですが、
ロードの場合、ちゃんと道を下調べしておかないと、
荒川サイクリングロードは、迷います。

本来のルートは、武蔵野線の鉄橋をくぐったら、
その次の秋ヶ瀬橋を渡って、対岸に行くのが正しいらしいです。
次回に行くときは、そのあたりを写真に撮りながら、行こうかなと。

羽根倉橋

さて、ルートを修正しようと思ったら、
ちょうどロードバイクのカップルがやってきたので、道を聞きました。
この羽根倉橋を渡って左に折れ、カートのサーキットの方に行くと、
ロードバイクがいっぱい走ってるので、わかるハズとの事。

荒川サイクリングロード

行くといました!ロードバイクが!
荒川サイクリングロードに無事合流です。

川越線

川越線の踏切の近くで、海から44㎞。

上江橋

この川越線を越えたら、次の上江橋を渡ります。
ロードバイク達も、一旦、橋を途中まで渡り、
真ん中の分岐点から、ふたたびサイクリングロードに降りていくのですが、
僕の場合は、川越に行くので、このまま真っ直ぐ渡って行きます。

標識

川越運動公園の看板が。
いよいよ近づいて来ました。

16号

国道16号に出ると、ごらんのような渋滞。
これまで自転車天国だった世界から、
自転車邪魔者扱いの車社会に放り込まれ、天国から地獄へ。
こんなに歩道を広く造らずに、
この3分の1でも自転車レーンにしてくれればいいのに。

喜多院

市街地を目指し、まず一番最初に見えて来たのが、喜多院という看板。
お腹がすいているとけど、まずは見学と行きましょう。

慈恵堂

喜多院は、江戸時代初期、徳川に強い影響を及ぼした
天海大僧正が住職をつとめた寺としても有名。

寺務所

天海僧正が第27世住職になると、幕府からの厚い庇護を受け、
江戸城から客殿と呼ばれる家光誕生の間や、
春日局が使用していた「書院」と呼ばれる春日局化粧の間などが移築されました。

入館料は400円。

庭

建物内は写真撮影禁止ですが、そこから見える庭はいいようです。
ちょうど紅葉が見頃で、
その向こうの赤い橋が迷彩で埋もれてしまうほどの、赤さです。

庭

こちらは、春日局の化粧の間からみた庭。
風情があります。

トライシクルカフェ

さてさて、さすがにお腹がすいたので、カフェへ。
第一候補は、やはりチャリカフェという事で、
屋根に三輪車の乗ったトライシクルカフェへ。
やってるんだか、やってないんだかわからない風貌ですが、
ドアを開けたら、満席。
名簿を見たら、順番待ちの先客が5名ほどいて、
「電話番号を頂ければ、空いたらご連絡させて頂きますが…」
との事でしたが、空腹すぎて断念する事にしました。

一番街

蔵の街という一番街の方へ行ってみる事にしました。
この写真は、ちょうど人気の少ない所で撮ったのでそうでもないですが、
メチャメチャ人がいて混んでます。
原宿並みの混雑でした。
原宿と違うのは、その大半が年配者という所ですが、
それでも、若いカップルも結構いました。

人力車

人力車などもいて、小江戸と呼ばれる風情が満点です。

バニトイベーグル

さて、どこに行こうかという事でしたが、
僕のツイッターをフォローしてくれていて、
川越に行く事をつぶやいたら「お待ちしてます」とリプライしてくれた、
バニトイベーグルさんへお邪魔する事に。

店内

蔵の建ち並ぶ中では、外観はモダンですが、
店内は古民家の雰囲気を取り入れたような内装で、落ち着く空間です。

キッシュプレート

頂いたのは、キッシュプレート820円。
キッシュとベーグル、サラダにスープ、ゼリーがついています。
プラス200円でドリンクがつけられるので、ホットコーヒーを。
やっぱ、暖まりたい。

ベーグルはモチモチの弾力で、高密度。
重量感もあり、キッシュと合わせれば、ボリュームも文句なし。
エネルギーと温かさがチャージ出来ました!

食事しながらツイッターを見て気がついたのですが、
僕が伺ったのは、バニトイベーグルの蔵造り本店。
僕にツイートをくれたのは、もう1店、テイクアウトの川越店の方だったのでした。
勘違いしてた。
ゴメンよ〜。

■バニトイベーグル
■埼玉県川越市幸町10-3
■営業:10:00~20:00
■定休日:水曜
場所はこのへん
お店のサイト

この後、川越の街を散策。
続きは、この次の更新で。

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