五色不動めぐり

下北沢

ツールドフランスが終わったと思ったら、もうオリンピックです。
ちまたでも、オリンピックにこじつけたキャンペーンが色々行われています。

そこで僕も、オリンピックにまつわるチャリカフェをしようと思ったのですが、
有名選手の母国の味を集めた、各国料理の特集だとか、
イギリスのティータイムにスポットをあてた紅茶の特集だとか、
そういうのは、ワイドショーがやればいいネタです。
なんか当たり前すぎて面白くない。

選手村にこじつけて、東京オリンピックの選手村だった
国立オリンピック記念青年総合センターも思いついたけど、実はもう行ってる。

なんか、もっとバカバカしい事がしたいなあ。
と思っていた時に、思いついたのが、
オリンピックの五輪にこじつけた、五色不動めぐり。

実は、目白や目黒の他に、目青、目黄、目赤があって、
それを五色不動と呼びます。
なので、それらを全部回って日本選手団の活躍を祈願する、
五色不動めぐり、名付けて「目五輪ピック」を開催する事にしました。

まずは目青不動を目指して、三軒茶屋方面へ。
中野通りを直進して、東北沢の手前で右折し、下北沢へ。
そこから茶沢通りに入れば、三茶は、意外とすぐです。

目青不動

世田谷線の三軒茶屋の駅の近くに、目青不動のある「教学院」があります。
目黒不動や目白不動にちなんで、地名がついたように、
三茶も「目青」と呼ばれた可能性もあるのですね。

境内

ちなみに今回はこのミニベロと呼ばれる小径車で都内をめぐります。
23区を走るなら、これで十分行けるのです。

本堂

さてさて、目青不動の本堂は、思ったより地味。
だまっていれば、これがそうだとは気づきません。
きっとご近所の方でも知らない人、多いんだろうなあ。

賽銭箱

賽銭箱の所に、目青不動の文字発見!
まずは、5つのうち、青を制覇。
もちろん、日本選手団の活躍を祈願しました。
個人的なお願いもしたけれど、それは秘密。

目黒不動

続いては、三茶から三宿、学芸大を抜けて、目黒不動へ。

階段

目黒不動のある、瀧泉寺は、五色不動の中では古い歴史を持ち、
敷地も広く、先ほどとは打って変わった荘厳な感じ。

本堂

本堂も立派です。

絵馬

こういう場所に来たときに、絵馬を見るのが密かな楽しみです。
こちらは、3浪しているであろう弟さんの学業成就を祈ったもの。

絵馬

金と女の充実した生活を心願と言い切るのも、凄い。
よく怪しい雑誌に、この数珠をつければ、金も女もウハウハと、
札束持って女性をはべらせている広告があるけれど、
あれを思い出しました。

絵馬

最低でも1億1千万さずけろという、すごい願い。
ところで、みんなの「がげ」が治りますようににって何?

目黒川

この目黒不動から名前をとった、目黒通りから目黒川を望む。

東京タワー

今回は、5カ所のお不動様の場所をのぞいて、
何も調べない、行き当たりばったりの自転車旅。
方向も道路標識を見ながら、だいたいの方向へ。
すると、東京タワーが見えて来ました。
やっぱり絵になりますね。

皇居前

皇居の前は、自動車の通行が禁止されて、サイクリングロード化していました。
実は、知らなかったのですが、
これは警察庁が作った、日曜日限定のサイクリングロードで、
パレスサイクリングコースと呼ばれているものだそうです。
毎週日曜日の10時から16時まで、自転車に道路が解放されています。
祝田橋から平川門までの内堀通りの往復が、周回コースとなり、
ロードレーサーから、ママチャリまで多くのサイクリストで溢れていました。

同様に神宮外苑の周回コースも休日限定のサイクリングロードとなり、
こちらは9時から5時まで。

ちょっと物足りないかもしれないけれど、
ロードバイク初心者の彼女とかを持つ方は、
こういう場所で練習させるのもいいかもね。

タンデム

自転車の貸し出しもやっていて、こういうタンデムもありますよ。

江戸城

桜田巽櫓の前で記念撮影。

秋葉原

秋葉原に差し掛かると、こちらも歩行者天国。
かつてのように、物品の販売やパフォーマンスは出来ません。
自転車の走行も禁止なので、線路際の道へと逃げました。

御徒町

なんだか急に、ガード下っぽくないオシャレな雰囲気になってきたのですが、
ニュースではよく見ていた、御徒町の新名所でした。
「2K540 aki-oka ARTISAN (ニーケーゴーヨンマル アキ-オカ アルチザン)」
ここでしか買えない商品やものづくり体験が出来るワークショップや、
新たな生活スタイルの提案をしていく街なんだそうです。

ガード下

ガード下にコンテナのようなお店が並べられているのですが、
白で統一されて、美術館のような雰囲気。
手作り市とか、谷根千とかが好きな人なら、フィットするんじゃないでしょうか。

駐輪場

床には自転車のマークも描かれていて、駐輪場も完備。

駐輪場

クリエーター系の人って、自転車好きが多いですもんね。
でも、お客さんはどうかなあ?
文化系で、自転車なんて無理無理的な人が多かったような。

2K540 aki-oka ARTISAN 公式サイトはこちら

目黄不動

その後、上野や入谷を抜けて、やってきたのは三ノ輪。
こちらに目黄不動の永久寺があるのですが、門扉が閉まっていました。
え?お寺にも定休日とかあるの?

横の通用口が開いていたので、そちらから境内へ。

本堂

本堂は、とても小さく地味。

目黄不動

五色不動の中で、目黄不動だけは場所が何説かあって、
現段階では、この永久寺か、江戸川区平井の最勝寺という事で落ち着いています。
僕は近い方の、三ノ輪の永久寺を選びました。

谷中

鶯谷から谷中方面へ。
カヤバ珈琲の所で右折し、千駄木を抜けて、本駒込方面へ。

目赤不動

あの吉祥寺かの地名の元となった、吉祥寺というお寺のすぐ近くにあるのが、
目赤不動の 南谷寺です。
この吉祥寺の門前町の人が開墾したので、
中央線の吉祥寺はそれにちなんで地名なったそうです。

本堂

こちらの本堂も小さく、ひっそりとしています。

目赤不動

でも、確かに目赤不動。

石碑

こちらに五色不動の石碑があり、やはり黄色の所だけ2つのお寺の名前が。

自転車レーン

さあ、目五輪ピック!残るは目白一つ!
旧白山通りの自転車レーンを通って、護国寺方面へ。

目白不動

目白通りに合流後、激坂を下って行くと、目白不動のある金乗院が。
激坂の所には、こういう滑り止めの丸い窪みがあります。
なので、これが出たら、キツイ登りを覚悟しないといけません。

境内

大きな建物が、金乗院。
目白不動は、木の陰に見える白い建物。

参道

参道と書かれていますが、階段です。

本堂

ありました!
目白という地名になっているのに、意外と小さな本堂です。

目白不動

これで、目青黒黄赤白、目五輪ピック、コンプリート!
全てのお不動様で、日本代表の活躍を祈願してまいりました。
活躍するといいなあ。

のぞき坂

さて、目白不動のすぐ近くにあるのが、23区一と呼ばれる激坂の「のぞき坂」。
前のGIOSでは何度か制覇しているのですが、
今度は、KHSで、初挑戦!

やはりミニベロはキツイ。
漕ぐには漕げるのですが、ポジションのせいか、すぐに前輪が浮いてしまいます。
ドロップにして、前に体重かけると大丈夫なのかなあ?
ドロップ化したら、また挑戦してみよう。

目白

くだらない思いつきでやった、五色不動めぐりも、これにて終了!
もうすぐ始まるオリンピックでの日本選手団の活躍、お祈りしています。

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喫茶アンデス(練馬)

アンデス

練馬のジムに通っているので、練馬には良く行くのですが、
駅前にありながら行ってなかったお店、喫茶アンデス。

店内

マンキツではないのですが、店内にはマンガが沢山。
というか、昭和な喫茶店では、マンガが沢山ある事を売り物にしていたお店、
結構ありました。
こちらは、マンガだけじゃなく、小説なんかも置いてあります。

活字な読書カフェが高円寺のアール座読書館だとしたら、
何でもあり系の読書カフェがこちら。

マンキツって、何かを読みたくていくケースが多かったりするのだけど、
こういうお店は、ある物から気になったものを探し、
意外な出会いがあるのが、いいところだと思います。

漫画が多い喫茶店ですが、漫画家も通う喫茶店でもあります。
あの「あだち充」さんの漫画には西武池袋線がよく登場しますが、
ここのお店にもよく通っているそうです。
タッチの浅倉南の実家「南風」のナポリタンは、ここがモデルという説もあります、

メニュー

ナポリタンも食べてみたかったのですが、
メニューで気になったのは、左の下から二番目の「日焼けパフェ」。

想像するに、チョコレートパフェも、モカパフェも、チョコ系のパフェでしょ。
日焼けだから、茶色系の想像は出来るけど、なんなんだろう?
香ばしく焼けたコーンが刺さっているのとか?

パフェ

日焼けパフェは、450円。
出てきたら、意外に普通。
チョコレートアイスにチョコレートソースのかかったもの。
となると、逆にチョコレートパフェと、モカパフェがみてみたくなりますね。

次はやっぱナポリタンかな?

■喫茶アンデス
■東京都練馬区豊玉北5-17-9
■営業:7:00~22:00
■定休日:日曜日
場所はこのへん

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