シネ婚

案内板

ニュースなどでも報道されていましたが、
有村昆さんと、丸岡いずみさんの結婚式にご招待され、出席してきました。
有村昆さんとラジオの番組でご一緒させてもらっている関係で。

シャンパン

映画にちなんだ「シネ婚」という切り口で、
まずはプリティー・ウーマンのイチゴのシャンパンからスタート。

乾杯

そしてスクリーンを効果的に利用して、
いろいろな映画的演出に彩られながら、式は楽しく進行していきます。

クリストファー・ロイド

圧巻だったのは、バック・トゥ・ザ・フューチャーのドク役の
クリストファー・ロイドがスクリーンから号令をかけると、

デロリアン

パテーションが開き、二人がデロリアンから登場するというお色直し。
他にもスターウォーズのライトセーバーによるケーキ入刀。
ETの自転車に乗ってお色直しに退出。
両親への花束贈呈の代わりに、オスカー像の贈呈。

などなど、細かい笑いがいっぱい。
そして、それにツッコミを入れながらさらに会場を爆笑の嵐にする
司会の宮根さん。

笑いあり、そして涙ありの、素晴らしい結婚式でした。

新郎のやりすぎ感いっぱいの演出に一緒にのって、笑顔を見せる新婦。
その笑顔を見て、こらえきれずに涙する新郎。

実は記者会見でも告白していましたが、
丸岡いずみさんは、東日本大震災を取材で悲惨な現場を目の当たりにして、
その後、ショックで仕事が手に着かず、震災うつに。
そして仕事を降板してしまいます。
そんな時に支えたのが、新郎の有村昆さんだったのです。

つらい時期を毎日、電話やメールで支え、
時間が出来れば、静養先の徳島まで会いに行きました。
そして、二人の力で取り戻した笑顔。

無関係の人から見たら、バカバカしい結婚式に見えるだろうけど、
そのくだらない事で笑える日常がどれだけ幸せで大切かは、
本人が一番よく知っている。
だから、彼女の笑顔を見たときに、新郎はこらえきれずに涙したのです。

実はこの週、どん底からの復帰に賭けたという話を立て続けに聞いていたので、
思いが増幅され、僕もジーンと来ました。

雑誌Penでも特集されていますが、華原朋美さんの復帰の話。
これが壮絶すぎた。
本人も家族も正直に全てを話していますが、
売れてから精神が不安定になり、睡眠薬や精神安定剤の依存症に。
その薬依存を断ち切る為の、家族の苦労が書かれています。
そして、やっと薬を断ち切り、復帰への最後のチャンスにかける決意。
読み応えがありました。

そしてゲストにお迎えしたSHOW-YAの寺田恵子さん。
彼女もどんどん作り上げられていく寺田恵子像と自分のギャップから、
自分が壊れそうになり、
ファンやメンバーに裏切り者扱いを受けるのを覚悟して、
バンドを脱退します。

そして歌が嫌いになり、もう歌わないと遠ざけていたのに、
友人と行ったカラオケで、急にマイクを渡されて思わずワンフレーズ歌ったら、
涙が止まらなくなり、まだ歌が好きな事を確認出来ました。
そこから、何かが切れたかのように、30曲連続で歌ったのだとか。
そして、もう一度バンドをやりたいと。

ただ、彼女は自分から脱退している訳で、信頼関係を失っていました。
そこから5年かけて、メンバーを一人一人説得し、信頼を回復し、
バンドを再結成させます。

どん底に落ちた事で、自分の本当に好きな物が見つけられ、
そこから必死で這い上がって来た人達。
今週は、そんな人達にとっても勇気を貰った一週間でした。

素晴らしい結婚式に出席させて頂いた事にも感謝です。

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喫茶アンデス(練馬)

日乃出湯

街からどんどん姿を消していく昭和の風景があります。
銭湯もその一つ。
この練馬駅近くの日乃出湯は、壁に富士山のペンキ絵が描かれた、いわゆる昭和の古き良き銭湯の一つでした。

確かに今はお風呂の無いアパートというのも少ないし、銭湯に行かなければいけないという理由も減っています。

僕は、特に冬場とか運動後のは、大きな風呂の熱めの風呂に入らないと、体の調子が戻りにくくなります。なので、時々銭湯に通っていたのですが、今は、この近くのジムに通っていて、そこに高濃度炭酸泉があるので、知らず知らずのうちに、銭湯から足が遠のいていました。

無くなってはじめて、自分の足が遠のいていた事に気づくんですね。

アンデス

街から姿を消しつつある風景、昭和な喫茶店もその一つです。そんな中で、こちらは頑張っていうお店練馬駅前の「喫茶アンデス」。

窓から

若いお客さんは、チェーン店じゃないとシステムがわからず、入るのに躊躇してしまうなどの理由で、個人店の利用する人はかなり減りました。ただ、最近では、チェーンカフェが乱立しすぎて競争過多になり、昭和スタイルの喫茶店が見直されはじめています。

1つはコメダのように、ファミリーレストラン代わりに使う家族層。もう一つは、シャレたカフェでは落ち着かないという高年齢層。

このお店の下を歩くどのぐらいの人が知っているかわかりませんが、このお店だって、いつ行っても賑わっています。

ナポリタン

消えゆく昭和のメニューの一つの中に、喫茶店のナポリタンががありますが、こちらのは、無くなって欲しくない一品。ナポリタンは580円。
プラス300円で、サラダと珈琲がつきます。

鉄板に乗っているから最後までアツアツで、旨いのですよ。僕は好きだな、ここのナポリタン。

ところで、西武池袋線沿線には、漫画家さんが多い事で知られています。裏が取れていないので、真偽のほどはわからないのですが、タッチのあだち充さんも、このアンデスでよくアイディアを練っていて、南ちゃんの実家の喫茶店南風のナポリタンは、このアンデスのメニューが元になったという噂もあります。そう言い切りたいのですが、確証が取れていないので、あくまでもうわさ話として…。

コーヒー

お店は、マンガも沢山揃えられていて、もちろんタッチもあるので、全巻制覇して、メニューでも検証してみようかな。

■喫茶アンデス
■東京都練馬区豊玉北5-17-9
■営業:7:00~22:00
■定休日:日曜日
場所はこのへん

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