ワンダー 君は太陽

え?観てないの?珍しいね。
仕事仲間との情報交換の飲み会で言われました。僕以外、みんな観てました。映画「ワンダー 君は太陽」

おかしいなあ。良さそうな映画はまっさきに見に行き、先取りするタイプなのに、何で観てなかったんでしょう?いわゆる、お涙ちょうだいものとして除外してしまってたのでしょうか?

他の仲間も、仕事仲間などに、「これは観ておいた方がいい」と、それぞれ口コミで、オススメされたそうです。TV、ラジオ、ネットなど、エンタメ業界で働いている人が、何かをオススメするときって、二つのパターンがあり、1つは、流行の作品を観たけど、良かった!と、実際に観たアピールをしながら、検証の結果、良さは嘘じゃなかった報告。もう1つは、自分がホントに好きな作品で、一緒にコンテンツを作る人に、こういうのを作りたいねと共感したい時。この作品は、後者でしたね。

エンタメ業界の多くの方々が、こういう良作作りたいねと共感した映画。そろそろ上映期間が終わるハズだから、今のうちに映画館で観ておいた方がいいとオススメされ、調べてみたら、ユナイテッドシネマとしまえんは、7月19日で上映終了予定。そこで、あわてて夜の部に飛び込んで来ました。

生まれつき人と違う特別な顔を持つ少年「オギー」が初めての学校生活を送る姿を、静かに追っていきます。心ない言葉やイジメなどの嫌がらせを受けながらも、家族の支えや親友との出会いを通し、成長していく物語。

わざとらしいドラマチックさで「ほら、感動しろ」系ではなく、ジワジワ、遠赤外線のように徐々に心が温まっていく映画。人間関係に煩わしさを感じていたり、自分にコンプレックスを持っていたりして、心が意固地になっている人が観たら、少しずつ心が緩んで行きます。自分がそうでした。

観ている途中で、小学校2年の時を思い出しました。
当時の僕は、肥満児とまではいかないけどデブで、運動が苦手でした。そのときの担任が、共産党の人で、何でもかんでも平等を訴える人でした。小学校2年だから、共産党の意味はわからなかったのですが、「平等」とか言っていたのは、思い出します。

その小学校2年に「平等」がトラウマになる出来事がありました。
平等を理由に、クラスで一番足の遅かった自分が、運動会のリレーの選手に、先生の権限で選ばれたのです。1年から6年までの、学年リレーで。他の学年やクラスは、足の速い人が選抜で選ばれているのに、自分のクラスだけ、一番足の遅い人。全校生徒の、紅組からのガッカリ感と、白組からの「やったー」感を一心に浴びました。走っている最中は、紅組の親からの「あ〜」という声も聞こえました。たぶん自分が人生の中でMAXに味わった屈辱感だったでしょうね。

そこからですね。
運動じゃない所で、勝てる所を探そうと思ったのは。人生の抜け道シリーズの始まりです。運動神経とか、学歴とか関係なく、周りの弱点みつけて、のし上がろうとか思い始めました。この映画で、お父さんが息子にアドバイスする「普通の教科はわかっても手を上げるのは1回まで。その代わり、理科はガンガン行け」という台詞があるのですが、すっげーわかる!勝てる所だけで、徹底的に勝つ!

この映画、ジュリア・ロバーツが母親役なんですが、勝手にトレンディー・ドラマ的な女優イメージだったのが、いい年の取り方をして、芯の強い母親役を演じています。

日本でいうと宮沢りえさん主演の「湯を沸かすほどの強い愛」ののような感じで、あのアイドルだった宮沢りえさんが、貧乏な母親役をやりながら、輝くという。ヒーローやヒロインがいる訳でもなく、普通の人で、ハンデを抱えた人が強く生きていく。この映画も「湯を沸かすほどの熱い愛」同様、心が温かくなる映画です。

「桐島、部活やめるってよ」みたいに、それぞれの視点で、物語が語られ始めると、同じに見えていたシーンに、それぞれの事情が絡み合う。「あ、こんな事を心に抱えていたんだ」という種明かしのような部分もあり、どんどん誤解が解けて行ってハッピーにもなります。

金曜日、ユナイテッドシネマとしまえんは、会員となってるメンバーは、1000円で観る事が出来ます。来週木曜日、7月19日まで上映予定なので、お時間のある方は、ぜひ!ぜひ!強く、オススメしておきます。

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