Airpods proを買ってみた!

iPhone用にAirpods proを買いました。ほぼ3万円。品切れで予約しても入荷待ちだったのですが、ようやっと来ました。買おうと思ったきっかけは、もう一度、音楽をちゃんと聞こうと思ったからです。

番組で扱った記事なんですが、「33才を超えると新しい音楽を聞かなくなる」というものがありまして、仕事などの時間の制約で新しい音楽に手を出さなくなるというのと、老化で新しい音楽についていけなくなるという2つ側面があるそうです。

自分が担当している昼から夕方のラジオって、それこそ33才以上の人がメインなんですが、基本、若者が聴く音楽にはついていけない層が多く聞いています。

ところが、あいみょんとか、official髭ダンディズムは好きという人達が多いのです。

あいみょんは、源流がスピッツや小沢健二で、そこに通じる物があるから入りやすいというのは、よく言われている事ですが、official髭ダンディズムは何なのだろうか?とか、興味が湧いてきたのです。

また、紅白歌合戦が、サブスクリプションの再生回数を選考の基準に入れてきたというのもあり、音楽について「昔は良かった」とか言ってたら、俺、マスコミの人間として終わるなと危機感を持ち、通勤の行き帰りにサブスクで、流行りを聞きながらリハビリしようと決意した訳です。

そんな中で、どうせならいい音で聞きたいなというのもあり、色々リサーチしたら、今はアップルの「AirPods Pro」とソニーの「WF-1000XM3」の戦いになっている事がわかりました。

そこで、ビックカメラで試聴したのですが、コードがついているイヤホンと違い、Bluetoothは自分のiPhoneとペアリングさせて試聴するというタイプでした。

すると、音はソニーの「WF-1000XM3」がいいかなと思ったのですが、iPhone愛用者からすると使い勝手は「AirPods Pro」の方が、断然いい訳です。

初回から、こうやって蓋を開けただけでペアリング完了です。楽ーーー!

自分がiPhoneを使い出したのはiPhone 3Gからで、2008年なので、ショップに行くと履歴を見られた「えええ?3Gから使ってるんですか?」と、若い店員さんに驚かれた事もあります。電話じゃないけど、携帯情報端(PDA)の、Palmとかもガンガン使っていた世代です。

あの時代は、いろんな物が互換性がなく独立していたので、今みたいに蓋を開けたらペアリング完了とか、もうびっくりな進化ですよ。

実は、以前のAirPodsからそれは実現していたのですが、これまでのiPhone付属のイヤホンなど、あのオープンエアな形が自分には合わずに使わずに来ました。耳の穴の形と合っていないので、すぐ滑り落ちるのですよ。さらに、音漏れしてシャカシャカいっているのを聞くと、使うのをためらいました。

しかし、今回のAirpods proは、カナル型。密閉されているかどうかテストモードもあり、自分の場合イヤーパッドが標準のMサイズの場合、音漏れするので変えろという指示があり、Lサイズに変えました。

密閉された状態で、ノイズキャンセンリングを使うと、電車の走行音なども消され、音楽に没入出来るのです。ただ、ノイズキャンセリングされているので、ガタガタガとか言わないで、急に揺れるのでびっくりする事もあります。音と揺れが分断されているのです。

これまで約3000円だった、SoundPEATS Q30を使ってきたので、約3万円のAirpods proは10倍の値段ですが、音楽の聞こえ方もそのぐらい違います。

ボーカルだけじゃなく、バンド物だったら、それぞれの楽器が立体的に聞こえてくるのです。

もう入りにくくなっている若者の音楽を体に入れる事を考えたら、3万円という投資は悪くないなと思いました。

ただ、髭ダンとかKing Gnuとは、すーっと入ってくるのに対し、BPMが高いMrs. GREEN APPLE とかは、より疲れて老化したオッサンの体には入ってこないというのもわかりました。やっぱ、年だね。全部は無理だわ。

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