サブウェイの金格バーグを食べて来た!

サブウェイ

今回は、「ガイアの夜明け」美味しそうだった物はホントに美味しいのか検証シリーズ。苦戦する外食産業の起死回生の一手を取り上げた特集で、ドムドムバーガーやクリスピークリームドーナツ、そしてサブウェイが取り上げられていました。どれも一世を風靡した物のその後低迷し、店舗縮小している企業です。

ポスター

その中で気になったのがサブウェイの金格バーグ。熟成肉の格之進とコラボしたメニューです。格之進と言えば、江古田のお隣の桜台が東京一号店で、その後、六本木を中心に店舗数を拡大していったお店。その格之進のお肉を食べた事がある身からすると、ファストフードにあのお店の肉を使うの?というのが驚きでした。

コンビニがラーメン店とコラボしたりしますが、そのラーメン店風という物でインスタントラーメンでしかありません。なのでもう騙されないぞという感じなのですが、今回の特集を見ていると、肉そのものを使っているので、食べてみたくなりました。

今回は11/1(木)〜11/7(水)までの7日間限定の先行発売。TVの効果か回った2店舗では売り切れ。3店舗目でようやくGETです。

金格

サブウェイは、色々とカスタム出来るのですが、今回は、お店オススメのデフォルトで食べて見る事にしました。
金格バーグは、890円。チーズの入った金格バーグDXもありましたが、まずはスタンダードな物を。ドリンクと合わせると1050円。通常のサンドイッチは紙で包まれていますが、高級感を出すためか、箱詰めです。

金格

今回は、11月30日(金)の本格発売に向けてのテスト販売だと思いますので、思った事を正直に書きます。

味はマジで旨いです。ファストフードのハンバーガーのパテに慣らされていると、手ごねハンバーグのような肉の柔らかさにビックリ。薄っぺらいパティではなく筒状のミートボールのような塊なので食べ応えもあり。格之進の牛肉に「白金豚」を加えた合い挽きなので、豚の甘味が効いています。ビーフ100%よりも獣臭さがなくて、僕は好きです。そしてジューシーさも保たれています。欲を言うともう少し焼き目が欲しいです。パンもこれに合わせて開発されたオニオンセサミペッパーで、トーストしての使用なので香ばしくて美味しいです。

グルメバーガーを食べ歩きしている人なら、よくこのお肉使ったなと感心すると思うのですが、ファストフードのハンバーガーで満足している人達は「890円、高い!」と値段だけでしか判断出来ないのでは?とも。この価値観をどう作り上げていくかが課題でしょうね。京都に1日100食しかローストビーフ丼を出さない事で逆に人気の「佰食屋」という行列の出来るお店がありますが、1日1店舗数量限定にするのも手かも。実際に僕も3店舗回ってGETしていますし、どうしても食べたいと思わせる演出も必要かと。

さて、いい事ばかり書きましたが、テスト販売なので改善して欲しい点も正直に書きます。

●従来通り紙に包んで欲しい
高級感を出すための箱詰めですが、野菜がボロボロ落ちやすいので、紙包みの方がいいです。どうしても箱で品格を出したいなら、従来の紙包みを1枚添えて欲しいです。グルメバーガーにバーガー袋が添えられるのと同じ論理です。

●箱に入れるのであれば方向を考えて
写真を撮るために方向を変えましたが、箱を開けた時に切り口が向こう側、つまりサンドイッチが背を向けて入っていました。たぶん、サブウェイ初の箱詰めなのでバイトさん達に徹底されていなかったと思うのですが、楽しみにして開けたら背を向いているので「え?」と思いました。

●マヨネーズはデフォルトにしないで
TVでもこの肉に合うように、肉の味を殺さないソース開発にポイントを置いていました。色々味の濃いソースが却下された上で「すりおろし野菜の特性和風ソース・ゆず胡椒入り」が開発されました。当然これをかけて貰える物と思い、ドレッシングを聞かれた時に「オススメで」というと、このソースもかかっているハズですが、「マヨネーズがオススメです」と、上にマヨネーズをかけられるのです。もうそうすると、マヨネーズの味が勝ってしまって、野菜の和風ソースの味が消えてしまいます。なぜ、いつの間にマヨネーズがオススメになったのでしょう?「すりおろし野菜の特性和風ソース・ゆず胡椒入り」をオススメした上で、「お好みでマヨネーズもプラス出来ます」と言った方がいいんじゃないでしょうか?従来の「オイルビネガー塩胡椒」の方が旨いなんじゃないかとチラリと想像しました。

●イートインスペースもリリューアルしたら?
まあ、改善点も書きましたが、味はかなり満足しています。ただしトータル1000円以上するこのグルメサンドイッチを食べる環境では無かったです。店舗によってはかなりリニューアルされてもいますが、イートインスペースがフードコート並のショボい店舗が多いです。僕が入ったお店はテーブル席一席も無く、壁に向かったカウンターが一周しているだけのお店で、実際、会話したい3人組は注文前に席を確認して帰って行きましたし。

頼まれもしないのに、スタッフの一員目線で書きましたが、元々ハンバーガーのファストフードより、サブウェイ行く派なので、今回の格之進コラボをきっかけに復活して欲しいなあと思っています。実はよく利用してた店舗が閉店してしまったので。

明日、チャンスがあればマヨネーズ抜きで食べみようと思います。

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ネグラ 妄想インドカレー (高円寺)

高円寺

先週の週末、高円寺では「高円寺フェス」が開催されていました。高円寺の店主たちが「高円寺の秋の大文化祭」というキャッチフレーズを掲げ、小さくても気軽に楽しめるイベントを始めよう」と企画し、今年で11年目。年々規模が大きくなり、2日間で20万人を集めるイベントに成長しました。大人の学園祭というような感じですね。

こういうのを見ると、我が町江古田は、本当に商売っ気がないなあと思います。11月の頭は、日芸と武蔵大学が同時に学園祭を開き、だまっていても外部からの動員が見込まれる日なのに、この日に何もせず、何の関係もない日に豚汁の炊き出しをするという感じがね。街の活性化に関する諦めムードが年々強くなって来ています。毎年この時期になると、江古田を歩く学園祭来場者を見送りながら、ホント、もったいないなあとため息モードです。

チアガール

高円寺にある専門学校の応援団とチアリーディング部が、路上でパフォーマンス!学校もフェスに参加しています。

妄想カレー

さて、この日のお目当ては高円寺で人気のカレー屋さん「ネグラ 妄想インドカレー」。グルメ雑誌でカレーの特集をやると、必ずと言っていいほど取り上げられるお店です。北口の青藍、南口のネグラと言った感じでしょうか。

店内

ところで、違う街で知り合いに合う確率というのは、どのぐらいの物なんでしょう?江古田内では、飲み友などにバッタリ会うという事はよくあります。そんな中で良く会うのが女子大生のMちゃんで、仕事に行く時に向こうは登校ですれ違い、スーパーに行けばバッタリ会い、そして飲み屋さんでも。でもまあ、それは江古田内だからの事でしょう。

高円寺という離れた街の数あるお店の中で、まさかこのアフロヘアの男の前の席に、知り合う夫婦が座るとは驚きでした。高円寺フェスを見に来たらしいですが。こういう事が起きる日には、偶然が重なる物で、この後、髪を切りに行っている中野の美容室の担当の方が、同じ岩手県の宮古市出身である事が判明。同じ日に別の街で知り合いと会い、また別の街で同じ出身地の人に会う確率というのは、どのぐらいの物なんでしょうね。

カレー

インドに行ったことのないシェフが、妄想でインドカレーを作るというコンセプトのお店なんですが、2種あいがけで、右はシラスのヴィンダルーで、左が茄子と胡麻のカレー。そのほか、煮込んだラム肉などが副菜として置かれているのですが、このラム肉が意外と食べ応えあり。スパイス使ったカレーですが、辛いという訳ではなく、奥深さを演出しています。

どの辺がインドなんだろうと妄想しながら食べるうちに、意外にインドというより今流行りのスリランカカレーに近いんじゃないのかな?と浮かんで来たり。北、南、いろんなインドカレーを食べてから行くと、妄想がさらに広がりそうな予感です。

■ネグラ 妄想インドカレー
■東京都杉並区高円寺南3-48-3
■営業:12:00~22:00
■定休日:月火水
場所はこのへん
お店のInstagram

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