スパイスカレー青藍(高円寺)

青藍

自分好みのスパイシーなカレー探しの旅に出ています。
できれば、インド・ネパールカレーではなく、個人店で、ご主人のこだわりがつまったカレー。さらに言うと黒胡椒が効いている物が好み。

お店探しは、食べログとかは使わずに、インスタで、好みの感じのカレーを探して、位置情報で東京であれば、チェック。それを後でネットで調べるという方式で探しています。見た目の直感を大事にしています。

そんな中で引っかかったのが、高円寺にあるスパイスカレー青藍。ビジュアル的には、同じく高円寺のアンドビールのカレーに似ている。こういう見た目のカレーが好きなんだな。で、調べていくと、マツコの知らない世界の「間借りカレー」の回で取り上げられたのもあり、週末は、整理券が出るほどの人気なのだそうです。

だったらフリーランスの強みを使って、平日の昼狙いで行こうじゃありませんか!月曜はイレギュラーな収録が多く、午後から仕事の事もあるので、11時半の開店を目指してミニベロで高円寺へ。

11時半ちょい過ぎに到着したのですが、すでに満席。
店内で、先にチケットを買って待ってくださいとの事で、店内で、待ち3人目に並びました。

カレー

選んだのは「スパイシーチキンカレー」と「ポークジンジャーキーマ」の「2種盛り定食」1100円。

しかし、先入観とは恐ろしい物で、見た目とスパイシーという言葉から、辛めのパンチのあるカレーを想像していたのですが、刺激的な辛みも無ければ、山椒のような痺れも無い。どちらかというと、スープの旨味と野菜の甘みが強く、最初の一口目で、「え?」と、拍子抜けしてしまいました。

カウンターの上にある写真図解入りのカレーの説明にも、「スパイシー ≠ 辛い」と書かれています。

こちらの提唱する「スパイシー」とは、ホールスパイスの香りを楽しみましょうという物。

玉ねぎ、黄緑色野菜、鶏ガラ、鰹節、昆布の旨味をベースに、カルダモン、クミン、花椒、コリアンダーなど、粒のスパイスがふんだんに使われていて、それを噛んだ時に、パっと口の中にスパイスの香りが広がります。

食べ終わってからの方がわかりやすいかもしれません。口の中に残っていたスパイスの粒が、後から噛んで潰されると、プチンという感じで、そのもの本来の香りが飛び出します。

こちらのお店に行くときには、「スパイシー ≠ 辛い」を頭に入れてから行った方がいいです。スパイスの新たな楽しみ方なので、それを理解するまでに、半分以上平らげてしまいました。もったいない。

■スパイスカレー青藍
■東京都杉並区高円寺北2-41-15
■営業
11:30~14:00
18:00~20:00
■定休日:火曜日・金曜日
場所はこのへん
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江古田HUT(江古田)

HUT

猛暑だったので、冷たい麺でもと、つけ麺を食べに入ったら、お店のエアコンの調子が悪く、熱いラーメンを食べるより汗だくに。外に出た方が涼しい。いったいアレは何の罰ゲームだったんだ?と思いつつしばしママチャリで風を感じながら、空冷ポタリング。そんな中、気になる看板を見つけました。

看板

煎茶ラテ?
さっそくお店で抹茶ラテとどう違うの?と聞いたら、そのそもお茶の種類が違いますと…。そりゃそーだ!がしかし、煎茶と抹茶の正しい違いをわかってません。そこで、恥を忍んで聞いてみました。一つ前のエントリーのパフェやフラッペもそうだけど、何にもわからないまま、疑問を持たず、物を食べてるんだな、オレ。

さて、お茶の話。

煎茶は、路地で栽培され日光が当たり光合成をするので、渋み成分のカテキンが増加します。

玉露は、覆いで日光を遮って栽培されます。こうする事で光合成が抑えられ、カテキンの渋みが減り旨みのテアニンが増えて、まろやかな味に。

抹茶は、玉露と同じく日光を当てずに栽培された茶葉の新芽を蒸して乾燥させて作られた茶葉「碾茶(てんちゃ)」を粉末にしたもの。

ブラタモリで京都の宇治を特集した時に、宇治茶の玉露作りをやっていたので、日光を遮る方法の栽培を見ていたハズなのに、何にも頭に入れていないのが証明されましたね。今、ここであらためて聞いて、わかりました。

お茶

茶葉は、静岡県牧之原市のカネ十農園の物を使用。お茶の農園って、業者などへの茶葉の出荷がメインで、自社の商品プロデュースをしている所は少ないのですが、こちらでは、コーヒー豆のシングルオリジンのように、茶葉を自分の所でパッケージして、ブランドを作ろうとしています。

「カネ十農園」で検索してみると、千駄ヶ谷の日本茶スタンドカフェ「八屋」で使ってたり、代官山の蔦屋書店とコラボして、本を読むときのお茶をプロデュースしたり、色々と新たなアプローチをしています。

これまでは、デパートの催事などが主な販売の会場だったのですが、ついに6月の末に、表参道にお店を作ったそうで、そちらも、今度行ってみたいなと思います。

煎茶ラテ

煎茶ラテ、コーヒーでいう所のエスプレッソのような味を出すには、普通に茶葉では難しいという事で、煎茶を抹茶のように粉にしてもらい、それで濃厚なお茶を淹れています。

ミルク+バニラアイス+煎茶で、ミルクとアイスの甘みにに、抹茶より効いている苦みが良いアクセントとなっています。逆にそれが夏の爽やかさを演出しているような。暑い夏のオススメの一品ですね。いいもの見つけた!つけ麺屋の冷房が壊れていたのは、これを見つける為だったのかも。

■江古田HUT
■東京都練馬区栄町46-4
■営業:11:00~20:00
■定休日:月曜
場所はこのへん
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