謹賀新年

年越しからの生放送を終えたら、局の窓から、ちょうど初日の出を観る事が出来ました。

今年の目標を色々考えてみたのですが、よりアナログにという事でしょうか?

年末年始、特番や忘年会などで、いつもはお目にかかれないラジオDJとお話する機会があったのですが、多く人が悩んでいたのが、本当に好きな者が見つけられないという事。こういう仕事をしているから、多くの人が広く浅くの知識はあるのですが、それって、やはりどこかで限界が来て、マイナーでもいいから、一つはヲタク的な知識の持っていた方が、しゃべる熱量が違うし、話の幅が広がります。自分が何かのヲタクであった方が、「なぜ、そんなに夢中になるのか?」という視点で相手のヲタク話、秘めたる熱量を引き出す事も出来ます。

わかりやすく言うと、タモリ倶楽部の何の特集だったら、ゲストの一人として、熱く語れるかという事です。

実は、自分がこのブログを始めた動機が、まさにそれで、広く浅くに限界を感じて、無理矢理何かのヲタクになろうとして、自転車と喫茶店のヲタクを目指す事にしました。

その結果の副産物として、
●タモリさん的な高低差マニア
●不自然な道から、暗渠(川の痕跡)を発見する
●区画整理、都市計画の進捗状況を発見
など、東京オリンピックを語る上で、
●前回のオリンピックで変貌してしまった場所
●今回のオリンピックに向けて変貌しつつある場所
町の移り変わりを実体験で語る事が出来るようになりました。

そいういう意味で、自分の目で見て、聞いて、食べて、ネットのデジタルな知識ではなく、よりアナログな実体験で、他の同業者と差別化したいなと思う次第です。イメージとしては、木村拓哉さんが主演のドラマ『HERO』で、田中要次さんがやっていたどんな注文にも「あるよ!」と答えていた、バーのマスター。番組などで出てくる話題の場所「こんな所が話題になってるの知ってます?」に対し、「行った事あるよ!」と答えたい。

「食べログで星が4つだったけど、意外にまずいらしいよ」とか「ヒルナンデスでやってたけど、コスパいいらしい」とか、ネットやテレビの情報集めて、未体験なのにそんな話ばっかしてる人いるんだけど、「ああ、行ったけど旨かった」「行ったけどマズかった」実体験で勝負したいと思う次第です。

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